犬は素麺を食べられる！与えて良い量、犬用ご飯のレシピを徹底解説！

素麺は暑い日なら冷たくしてさっぱりと、寒い日は温かくしてポカポカにすることもできます。夏バテ防止にも最適な食べ物です。

食べる時は麺つゆにつけたりしながら食べるかと思いますが、そのままだとそこまで味がしませんよね。

そのため、「素麺だったら愛犬も食べられるのではないか？」と考えたことがあるのではないでしょうか？

ただ、あげてみたいとは思っていても、素麺には塩が含まれているため悩んでいる人も多いはずです。

今回「MOFFME」では、そんな素麺の疑問を解決するべく、

• 愛犬に素麺を与えても大丈夫なのか
• 素麺から摂取できる栄養素や体に与える効果
• 素麺を美味しく安全に与える方法
• 覚えておきたい素麺を与える際の3つの注意点

最初に解説していくのは、

• 犬に素麺を食べさせても大丈夫なのか
• 素麺に含まれる栄養素や犬に与えるメリット

何よりまず一番気になるのは犬は、素麺を食べれるのかということです。

有害なものを食べさせるわけにはいかないので、しっかり確認していきましょう。

また、どんな栄養や効果を期待できるのかということも大切です。せっかく与えるのであれば栄養に良いものを食べてほしいですよね。

愛犬のメリットになるものが含まれていれば、与える意味もさらに出てくるので、こちらも一緒に解説していきます。

素麺（そうめん）は注意する点がいくつかあるものの、犬でも食べることができます。

基本的な与え方は人間が食べる時と同じで、一度茹でてから与えるようにしましょう。

素麺は乾麺のまま与えるのは良くないですが、茹でてあげると水分も一緒に摂取できます。

あまり水を飲まない子なら水分補給をしながら食べれるので、夏バテ防止や暑い日には特に便利な食べ物になるでしょう。

ただし、素麺には小麦粉や塩が使われているので、与え過ぎや食べ過ぎには十分注意してくださいね。

野菜と比べると素麺の栄養素は少ないですが、元気に活動するために必要な栄養は含まれています。

実際にどんな栄養が含まれていて、どんな効果を期待できるのかを見ていきましょう。

①炭水化物

元気に体を動かすために必要となります。三大栄養素としても知られており、生きていくためには欠かすことのできない栄養です。

多く摂り過ぎた分は脂肪として体に残ることになるため、過剰摂取は肥満の原因となります。上手く調節しながら与えましょう。

②たんぱく質

炭水化物と同じ三大栄養素のひとつで、血や筋肉を作るために必要となります。

他にも、エネルギーとして使われたり酵素などに変換されることもあるため、ないと困る栄養素と言えますね。

③ナトリウム

血圧や水分のバランスを保つために必要な栄養です。胆汁や腸液などを作る際にも使われていますね。

また、他の栄養素を運んだり体内に吸収したりする時にも必要なので、適度に摂取していきたい成分です。

うどんや冷麦といった麺類も素麺と原材料がそこまで変わらないので、犬でも食べることができますよ。

麺の種類による違い

麺の種類によって太さが違うので、素麺と同じ感覚で与えないように気を付けてください。

麺が太いものは、少し量を少なめにするなどして食べ過ぎないようにしましょう。

そばについて

そばは素麺とが違ってそば粉が使われているものの、犬でも食べられる食材です。

犬でそばアレルギーの子はあまりいないようなので、比較的安心して与えられます。

しかし、10割そば以外のものだと小麦粉が使われているため、初めて与える場合はわずかな量から与えましょう。

犬でも素麺を食べられるからといって、愛犬が求めるだけ与えてしまうのはダメです。

過剰に食べてしまうと肥満の原因になったり、病気のきっかけになる恐れもあります。

美味しいものを食べて健康に過ごしてほしいのであれば、安心して食べられる与え方を覚えましょう。

ここからは、

• 美味しく安全に食べ続けるための素麺の与え方
• 素麺を使った美味しい手作りご飯の作り方

与える時は必ず茹でる

乾麺のままだと塩分も多いですし、消化不良を起こすことがあります。

より安心して食べられるように、普段飼い主が食べている茹で時間よりも少しだけ長めに茹でるようにしましょう。

素麺は茹でてから水洗いすることで、塩分が90%以上なくなると言われています。

生のままより断然安心できるので、必ず茹でるようにしてくださいね。

素麺を与える目安量

• 3kg：約15g～20g
• 5kg：約22g
• 10kg：約35g
• 15kg：約50g
• 20kg以上：約60g～84g

素麺の与え方に悩んだ時に便利なレシピを紹介します。

①犬用そうめん

比較的安心して食べられるとは言っても、人間用に作られた食べ物ですので犬に与える場合は注意が必要です。

愛犬の体質によっても食後の反応に違いがあるので、体調の変化を見逃さないようにしましょう。

実際に素麺を食べさせる際は、以下のことに注意してください。

1. 小麦製品が初めての子は小麦アレルギーに気を付ける
2. 食べ過ぎ、与え過ぎは消化不良や塩分過多の原因になる
3. 素麺を与える時に麺つゆや薬味は絶対に使わない！

小麦アレルギーは犬にも多く見られます。

小麦を使ったものを食べさせたことがない場合は、万が一の恐れがあります。与える際はアレルギー症状に注意しましょう。

アレルギーが疑われる症状は以下のようなものです。参考にしてみてください。

• 嘔吐
• 下痢
• 耳や口周辺、皮膚などの痒み
• 喘息
• 脱毛
• 口周辺の腫れ
• 目の充血

素麺は乾麺のままだと塩分量が多いですが、茹でてしまえば9割以上が流れ出てなくなってしまいます。

思っている以上に塩分は少なくなりますが、完全になくなるわけではありません。

素麺を食べ過ぎてしまうと、摂取する塩分量も多くなってしまうので、与える量の管理はしっかりとするようにしましょう。

また、比較的消化に良い食べ物ではあるものの、こちらも食べ過ぎると消化不良を起こす原因になります。

与え方でも紹介しましたが消化が気になる場合は、飼い主が食べている素麺の茹で時間よりも少し長めに茹でてみてください。

柔らかくしてあげることでさらに消化しやすくなるのでおすすめです。

麺つゆは塩分の摂り過ぎになる

麺つゆは人間が舐めてもしょっぱいと感じるほどに塩分が多く含まれています。

薄めても塩分の過剰摂取となるので、愛犬用の素麺に麺つゆは使わないでくださいね。

少し味を付けてあげたい場合は、かつお節で取った出汁をかけてあげると良いでしょう。

人間と同じ薬味は絶対に与えない！

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今まで不安で愛犬に素麺をあげられなかったという方も、これを機に素麺をあげてみてはいかがでしょうか？

いつもとは違うご飯にすれば、食事の時間がさらに楽しくなりますし新鮮な体験をさせてあげることもできます。

• 小麦アレルギーの恐れもあるため、少量から与える
• 素麺は元気に活動するためのエネルギーを摂取できる
• 塩分過多や肥満、消化不良に気を付ける
• 麺つゆや薬味は絶対に使わない！