猫がポップコーンを食べたとしても大丈夫でしょうか？人間用のポップコーンは塩分量が多く、また高カロリーで肥満の恐れもあるので食べるのは危険です。ではもし猫がポップコーンを誤食した際はどうすれば良いでしょうか。この記事では猫とポップコーンについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はポップコーンを食べれる？誤食の際の対処法も徹底解説！
皆さんはポップコーンを食べますか？子供の頃から、家庭でのおやつや映画館で、ポップコーンを食べた事のある人は、多く居ると思います。
人間がごく普通に食べているポップコーンですが、猫はポップコーンを食べられるのか、今回「MOFFME」では、
- 猫がポップコーンを食べるのは危険！2つの危険性を徹底解説！
- 猫がポップコーンを食べてしまった！誤食の対処法を徹底解説！
- 猫がポップコーンを食べたがる場合はどうする？
猫がポップコーンを食べるのは危険！2つの危険性を徹底解説！
人間が食べれる物は、猫が食べても大丈夫とは限りません。人間が食べる物の中には、味付けがされていて、塩分や糖分が多く含まれている場合があります。
ポップコーンにも、塩分や糖分が多く含まれているので、猫が食べるには危険が高い食べ物と言えるでしょう。
この項では、
- 塩分や砂糖の量が多く、塩分過多や肥満の恐れがある
- 喉に詰まって窒息する恐れがある
- 補足・猫の肉球からポップコーンの匂いがするのは本当？
①：塩分や砂糖の量が多く、塩分過多や肥満の恐れがある
私達が食べている市販のポップコーンには、人間の味覚に合わせて濃い味付けがされています。
ポップコーンには、塩や砂糖等、調味料を多く含んでいますので、猫が食べてしまうと塩分過多により高血圧になり、心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
また、キャラメル味などの砂糖が含まれているポップコーンを食べてしまうと、糖分摂取により肥満になる恐れがあります。
肥満になってしまうと、足腰に負担をかけるだけではなく、糖尿病や、内臓疾患など深刻な病気になってしまう可能性もあるのです。
猫は、腎臓の病気にかかりやすい動物なので、飼い主の皆さんは、猫の日頃の食生活に気をつけながら、猫が誤ってポップコーンを食べない様に、十分注意する事が大切です。
②：喉に詰まって窒息する恐れがある
ポップコーンは、猫は口に入れ易いサイズで、容易に口の中に含む事が出来ます。
万が一、丸ごと口の中に入れてしまい、そのまま飲み込んでしまうと、喉を詰まらせて窒息してしまう場合があり、大変危険です。
ポップコーンはネコにとって硬い食べ物なので、歯で噛み砕いたとしても、ポップコーンの破片が残り、喉に引っかかる事もあります。
僅かな欠片でも、喉に詰まらせると窒息してしまう可能性があります。その位、猫の気管は狭いのです。
また、ポップコーンの形や硬さによって、口の中を傷付けてしまったりする可能性もあります。
これらの事から、ポップコーンを食べる事は、猫にとって命に危険がある場合もあるという事が分かります。
飼い主の皆さんは、十分注意しましょう。
補足：猫の肉球からポップコーンの匂いがするのは本当？
猫のぷにぷにとした可愛い足の裏の肉球を触ると、何だか癒されて、癖になってしまいますよね。
猫の足の裏の肉球が、ポップコーンの匂いに似ていると言う、なんとも不思議で面白い話をきた事があると思います。
実際に猫を飼われている方は、同じ様に猫の肉球を嗅いだ事はあるのではないでしょうか？
猫は、汗をかく場合、鼻と足の裏の肉球から汗を分泌します。なので、足の裏には、汗の匂いが混じっています。
その汗によって、油っぽさや香ばしさが混じって、ポップコーンの匂いがすると感じるのかも知れません。
また、足の裏は生活臭がついているので、飼われている家庭によって、猫の足の裏の匂いは違ってくるでしょう。
猫の体調やストレスなどにより、匂いが変化する場合もあると言われています。
猫がポップコーンを食べてしまった！誤食の対処法を徹底解説！
猫がポップコーンを食べると、大変危険だと言う事が分かりました。
ですが、家族が食べている時に、ポップコーンを落としてしまい、誤って猫に食べられてしまった、と言う事もあるかもしれません。
万が一、猫がポップコーンを食べてしまった時にはどうすれば良いのでしょうか？
この項では、
- 猫がポップコーンを食べた！少量なら水を飲ませて様子を見よう
- 猫がポップコーンを誤食して体調が悪ければ、すぐに動物病院へ！
猫がポップコーンを食べた！少量なら水を飲ませて様子を見よう
猫がポップコーンを食べた場合、少量でもポップコーンが喉に引っかかっている場合があるので、しっかり水を飲ませましょう。
その後、様子を観察し、咳をしたり苦しそうな様子がなければ、問題ありませんが、咳をしたり、嗚咽が見られる場合は、すぐに動物病院に連れていき、診察して貰う事が必要です。
ポップコーンは、少量でもコーンの皮など、薄く硬い部分があるので、喉にへばり付く事があるので、水を飲ませて、詰まりがないか確認する事が大切です。
猫がポップコーンを誤食して体調が悪ければ、すぐに動物病院へ！
万が一、猫がポップコーンを誤食してしまい、いつもと様子が違ったら、すぐに動物病院に連れていきましょう。
ポップコーンが喉に詰まると、咳をしたり嗚咽をし、苦しそうにします。その様な様子が見られた場合、窒息など大変危険な状況なので、すぐに動物病院に行く事です。
また、ポップコーンに含まれている塩分や糖分の過剰摂取により、嘔吐や下痢などの症状が見られる場合があります。
その様な症状が見られた時にも、動物病院へ連れていきましょう。
猫がポップコーンを食べたがる場合はどうする？
猫がポップコーンを食べてはいけないと言う事は分かりましたが、人間が食べている物に興味を示し、可愛い顔でおねだりしてくると、つい、あげたくなってしまいますよね。
ポップコーンに興味を示している猫や、一緒に猫とポップコーンを食べたいと思っている飼い主の方の為に、この項では、
- ペット用のポップコーンも市販されているので、そちらがおすすめ
- 味なしのポップコーンは手作りできるので、そちらも食べられる！
ペット用のポップコーンも市販されているので、そちらがおすすめ
猫がポップコーンを食べたがっていたり、興味を示している時、飼い主の方はつい食べさせたくなってしまいますよね。
ですが、人間用のポップコーンは、猫には食べさせる事はできません。なので、猫が食べても安全なポップコーンがあるので、そちらを与えてみましょう。
猫用のポップコーンであれば、喉に欠片が引っかかる心配もありませんし、塩分や糖分の心配もありません。
市販のペットフードコーナーや、ショッピングサイトで購入する事ができます。
味なしのポップコーンは手作りできるので、そちらも食べられる！
ポップコーンは、簡単に自宅で手作りする事もできます。また、味付けをしない事で、猫にも食べさせる事が出来ます。
作り方は簡単で、ポップコーン用のコーンを、大匙１程度の油を入れ熱したフライパンに入れ、蓋をして温めます。
コーンがポンっと弾けるので、フライパンを揺らしながら、弾ける音がなくなれば、火を止めて完成です。
硬いまま残ってしまったコーンや、硬い欠片が付いているポップコーンがあるので、そのまま与えるのは危険です。
出来上がったポップコーンはそのまま与えるのではなく、柔らかい部分だけ与える様にして下さい。
ポップコーン用のコーンは、調味料も使われていませんし、スーパー等で気軽に購入できるので、是非作ってみて下さい。
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まとめ：猫がポップコーンを食べるのはダメ！
いかがでしたでしょうか？
この記事では、猫とポップコーンについて、
- 猫がポップコーンを食べるのは危険！2つの危険性を徹底解説！
- 猫がポップコーンを食べてしまった！誤食の対処法を徹底解説！
- 猫がポップコーンを食べたがる場合はどうする？
