【MOFFME DOCTOR DOG】うちの子が認知症になった?!異常な行動の原因を探る...

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現役獣医師さんがみなさんのご質問に答える、第1回のMOFFME DOCTORの記事では、犬の異常行動についての特集です!お寄せいただいたわんちゃんに関するお悩みを獣医師の先生にご回答いただきました!犬の身体異常にお悩みの方はぜひご参考にしてくださいね!

第1回 MOFFME DOCTOR DOG!テーマは「犬の異常行動」

 MOFFMEでは、毎週火曜日にLINEで頂いた質問に対して、獣医師さんにご回答いただく「MOFFME DOCTOR」を実施中です!  


MOFFME DOCTORは、


  • わんちゃんで気になる点があるが、動物病院に行くか迷っている
  • まずはLINEで気軽に相談してみたい
  • かかりつけ以外の先生の意見を聞いてみたい   
という方の質問を受け付けております!

※2021年4月より、ペット保険加入者の方を優先して対応しております。
ご了承下さいませ。   

質問・相談①:対策を施しても、毛玉をたべてしまいます。

犬種:トイプードル

年齢:3歳

体重:2.3kg



7歳のトイプードルがいます。気がつくと、自分の前足を舐めていることが多く、毛が柔らかいせいか、舐めて濡れた毛玉を食べてしまいます。大きい毛玉を吐いたり、ウンチから出たりしました。腸につまらないか心配です。
 病院では精神的なものと言われ 試しに精神安定剤を服用し始めました。 服用始めて2週間になりますが、舐めることをやめません。 今は毛を短くカット✂️して、ロンパースを着せて、気がついたら声をかけたりして 舐める時間を少しでも減らそうとしてますが、次は足裏を舐め始めました。よろしくお願いします!
ワンちゃんが自分の前肢を毛が薄くなるまで舐めてしまうことはよくあります。検査などで特に問題がなければ、やはり私も精神的なものから来ていると考えます。
そして同じ様に抗不安薬などを処方したことがありますが…やはり効果は薄かったように思います。人と同様、心の問題というものは薬がダイレクトに効きにくく、治療には時間が掛かります。
文面を見る限り、様々な工夫をすでにされている様ですので、根気良く対策を 続けていくしかないと考えます。

わんちゃんが毛を舐めすぎてしまうのには、ストレスも大きい要因となりますね。
対策を諦めず、継続的に続けることが大切です!

質問・相談②:認知症なのでしょうか?

犬種:チワワ×ダックス
年齢:16歳
体重:2.6kg

散歩の際、回って歩いて、また回って歩いての繰り返しで、特に飼い主の足元で喜んで回ることはなく、途中から回る回数が多くずっと気になっていました。
お年寄りなので認知症?が入ってきてるのかなと思っているのですが。よろしくお願いします。
足元で回るとのこと、認知症の可能性もありますが、神経疾患なども併発している可能性もあります。 
高齢になると前庭とよばれる平衡感覚をつかさどる器官の異常により、平衡感覚がわかりづらくなり、ぐるぐる回転をしたり、前庭炎とよばれるめまいのような症状によって嘔吐や食欲不振、眼振と呼ばれる眼球が無意識に動いてしまう神経異常が起こる場合があります。 
体重の低下もありますので、一度全身状態をかかりつけの先生にチェックしていただくことをお勧めします。 お大事になさってください。
高齢のわんちゃんの場合、異常行動には認知症だけでなく、神経症の可能性もあるようです。正確な症状の把握のためにも一度動物病院を受診しましょう!

質問・相談③:吠えるのを止めさせたいです。

犬種:ミニチュアシュナウザー
年齢:2歳
体重:5.6kg

小さい頃から外に出てなかったからか、社会性が身に付いてなく、お散歩中のわんちゃんを見ると吠えてしまいます。色々調べて、缶の中に石を入れて、吠えたら、鳴らす。と言う、吠え=嫌な音。みたいなのをやって、以前より落ち着いたのですが、慣れて来ちゃったのか、、
前より効果を感じなくなってしまいました。
他に何か良い方法とかありますか?
元々シュナウザーという犬種が、好奇心が強く、よく吠える犬種なので、完全に吠えるのをやめるのは難しいかもしれません。においをかぐと落ち着くという点からも、「よく知らない犬がきた!」と興奮してしまった気持ちを、相手の犬のにおいを嗅いで情報を入手することで気持ちが落ち着くのでしょう。
吠えるのをやめさせるのに音を立てるのは有用な方法の一つですが、実はこれは「吠える=嫌な音」と条件付けるより、吠えた瞬間に大きな音を立てて気をそらすことが目的です。音に敏感な子は、大きな音がすることで気がそれて、自分が何に吠えていたのか忘れてしまうため、興奮状態から一気に元のテンションに戻ることができます。ただ、今回の場合、音に慣れてしまった様子とのことですので、音を鳴らすのを続けても効果は期待できないかもしれませんね。
もう一つ方法として、わんちゃんが吠え始めたら優しく口を閉じるというものがあります。口を閉じてしまえば吠えられなくなるので、その状態で、飼い主さんが落ち着いた声でほめてあげることが重要です。ただ、元々わんちゃんは口元をもたれるのはあまり好きではないので、優しく持つこと・あまり長く持ちすぎないこと、が重要です。
また、現在口を触らせてくれないのであれば、まずは口を触らせる練習が必要となります。ちょっと口を触ったらおやつをあげる、というところから始めて、5-6秒は口を触っても大丈夫な状態にまで練習してください。口を触られることに抵抗がなくなれば、あとはお散歩時に他のわんちゃんに対して吠え始めたら、飼い主さん自身が落ち着いた状態で優しく口を閉じてあげる。そして、優しい声で「えらいね」と褒めてあげて下さい。
わんちゃんは群れで生活していた名残から、飼い主さんの気持ちにもとても敏感です。飼い主さんが落ち着いた状態であることを理解できれば、わんちゃんも「興奮する必要はない」と徐々に理解できるようになります。根気のいるしつけではありますが、頑張って下さい。
犬種によって、吠える行動が多いものもいるようです。また吠えるのを止めさせる方法もありますが、根気が必要です。しっかり、継続して取り組むようにしましょう!

まとめ

今回は、わんちゃんの異常行動に関するご相談をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。同じようなわんちゃんの異常行動で悩まれている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 MOFFMEでは、LINEで毎週獣医師さんに質問ができるMOFFME DOCTORを実施しています。 

 ご利用方法は、犬猫種、年齢、性別、体重、ご相談内容のメッセージを送信していただくだけです。 

 基本的には全てのご相談・質問に回答しておりますので、ぜひお気軽にご利用ください! 

では、また来週!

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