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トイプードルに換毛期はあるのでしょうか。アンダーコートのない犬種ですので換毛期はありませんが、生え変わりで毛が抜けることは日々あるので注意が必要です。では上手な抜け毛対策が気になりますよね。この記事ではトイプードルの換毛期について詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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トイプードルに換毛期はある?生え変わりの時期と抜け毛対策とは

記事モデル:モカ


トイプードルに換毛期はあるのでしょうか?毛並みが豊か、固め、巻き毛などが特徴として挙げられるトイプードルの被毛。


一般的に抜け毛が少ないといわれるシングルコートのトイプードルですが、今回「MOFFME」ではトイプードルにも換毛期があるのか、またその時期や抜け毛対策について詳しく解説していきます。

  • トイプードルには換毛期はある?トイプードルの被毛の特徴について詳しく解説
  • 換毛期におこる抜け毛の対処法とは?抜け毛対策について4通り解説
  • トイプードルの抜け毛対策の注意点とはどんなことが挙げられる?突然の抜け毛には注意が必要
  • 不安の解消には、ペット保険に加入することもおすすめ
またMOFFMEでは、「トイプードルのペット保険ランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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トイプードルに換毛期はある?毛の特徴も詳しく解説!

     

一般的には抜け毛が少ないシングルコートのトイプードルですが、換毛期はあるのでしょうか?抜け毛の量が増える換毛期とはどのような時期なのでしょうか?


犬の毛にはシングルコートダブルコートの2種類があります。その特徴を踏まえ、トイプードルの被毛の特徴について詳しく解説していきます。


  • トイプードルには換毛期はあるのでしょうか?また被毛の生え変わり時期とはいつごろなのでしょうか?
  • トイプードルの被毛の特徴とは?シングルコート、ダブルコートとはどのような毛のことを指すのでしょうか?

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犬の換毛期とは?時期や期間、ブラッシング等の抜け毛対策を徹底解説

トイプードルに換毛期はある?毛の生え変わりの時期はいつなのか

犬の被毛には、成長期、退行期、休止期の3サイクルを繰り返しています。その中に、換毛期と呼ばれる期間があるのですが、これは休止期のあとに訪れる成長期を指します。


この時期は換毛期と呼ばれるだけあって、毛が生え変わる時期なので、大量の抜け毛が発生します。


一般的には抜け毛が少ないと言われているトイプードルも、この換毛期には抜け毛の量が増えます。特に秋と冬、季節の変わり目には、夏用と冬用の毛が生え変わるタイミングです。


また、この換毛期以外にも大量に抜け毛が大量に発生する時期があります。それは仔犬の被毛から成犬の被毛に生え変わる時期です。


この時期はしっかりとブラッシングをすることで、生え変わりを促進する効果が期待できますので、欠かさずに行うようにしましょう。

トイプードルの毛の特徴を解説!シングル・ダブルコートとは?

犬の毛にはシングルコートダブルコートの2種類の毛質があります。

ダブルコートは、オーバーコートと呼ばれるしっかりした太い被毛と、ふわふわしたやわらかいアンダーコートの二重構造になっています。そのため比較的寒さには強くなる傾向にあります。

逆にシングルコートは、やわらかいアンダーコートが少ないので、寒さには弱い傾向にありますので、寒い時期には防寒対策が必要になってきます。

トイプードルの毛質はシングルコートです。寒さには弱くなりますが、抜け毛が少ないため室内での飼育に適しています。しかし、毛玉が出来やすいので、こまめなブラッシングが必要になります。

そしてトイプードルの被毛には、カーリータイプコーテッドタイプの2種類があります。
カーリータイプは巻き毛で、コーテッドタイプは緩やかなウェーブが特徴です。
毛の色では、レッドやアプリコットの多くはコーテッドタイプで、ブラックの多くはカーリータイプです。

トイプードルの抜け毛の対処法とは?4つの抜け毛対策を徹底解説

    

トイプードルにも換毛期があり、抜け毛の量が増える時期があることが分かりました。

抜け毛の量はそこまで多くはないものの、被毛が絡まりやすく毛玉になりやすいという特徴があります。


そこで毛玉、皮膚トラブルをおこさないためには日頃からどのようなことに気をつけることが必要なのでしょうか?4つの抜け毛対策を詳しく解説していきます。


  1. こまめなブラッシング
  2. 定期的なシャンプー
  3. 服を着せてあげる
  4. トリミングやサマーカット

対策①:こまめなブラッシング

トイプードルの抜け毛は少ないものの、被毛が絡まりやすく毛玉になりやすいという特徴があります。この毛玉を放っておくと思わぬ皮膚トラブルを引き起こすこともあります。


そういった皮膚トラブルを起こさないためにも毎日ブラッシングを欠かさないことがとても大切になってきます。ブラッシングをすることで血行も良くなり、新陳代謝を高める効果もありますので、犬の健康維持にも大いに役立ちます。


ブラッシングに使うブラシにはさまざまな種類がありますが、トイプードルの被毛にはスリッカーブラシが適しています。


そして正しいブラッシングの方法は毛先から根元の方に順にとかしていきます。この時、ブラシを皮膚と平行に動かさないようにしましょう。手首のスナップを利かせながら少し皮膚をタッピングするようにかけると、皮膚を傷つけずに皮膚の血行を促進できます。

対策②:定期的なシャンプー

定期的にシャンプーをしてあげることも大切です。たまには自宅でシャンプーしてあげることもおすすめです。皮膚の状態をまめにチェックしてあげることで、皮膚トラブルがあった場合でも早期発見が可能になります。


シャンプーをまめにやってあげることで、皮膚を清潔に保つことができますし、皮膚の環境を整えてあげることは皮膚トラブルを防ぐ効果的な方法といえます。


いくら皮膚や被毛の清潔さを保つために欠かせないとはいえ、やりすぎは逆に健康を害することもあるので注意が必要です。


犬は人間より皮膚が薄く弱いため、シャンプーをやりすぎるとすぐに被毛や皮膚が傷んでしまい、皮膚炎などの健康トラブルに見舞われてしまいます。


トイプードルへのシャンプーは、夏場であれば月に2回程度、冬場なら月1回程度が目安です。愛犬の体調と相談して、無理をさせないようにしてください。

対策③:服を着せてあげる

抜け毛対策には、服を着せてあげることで、抜け毛が服の中にとどまり、家中に散らばらず毛の処理がとても楽になります。


シングルコートのトイプードルは寒さにも弱いため、愛犬にとっても寒さ対策になります。

リラックスして着ることのできる部屋着を用意してあげれば、飼い主にとっても愛犬にとっても嬉しいこととなります。


今は愛犬を連れてカフェやレストラン、公共施設などにお出かけすることもあるかと思います。そんな時にも服を着せてあげることで、周りの人への配慮となり、互いに気持ちよくすごくことができます。


ペットを連れて行ける場所が増え、多くの人と接触する機会が増えたからこそ、他人を気遣うことが必要になってきます。

対策④:トリミングやサマーカット

トイプードルは抜け毛が少ないですが、お手入れをしないとひたすら伸びていき、巻き毛のため毛が絡まってくるという心配があります。毎日のブラッシングに加えて、定期的なトリミングも必要になってきます。


トイプードルの毛質を生かして、さまざまなヘアスタイルを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。暑い夏にはサマーカットをしたトイプードルを見かけることも多いです。


サマーカットとは、一般的に通常よりも短めのスタイルをそう呼んでいます。トイプードルのサマーカットは、大体3〜5ミリのバリカンで刈った場合が多いです。


トイプードルは人間同様にどんどん毛が伸びるため、月に1回、長くても2〜3ヶ月に1回はトリミングの必要があります。なので暑い夏は思い切って短くしたサマーカットを楽しむ方が多く、イメージチェンジにもなるため、夏が人気のスタイルです。

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犬の抜け毛対策はどうする?抜け毛掃除のコツ、便利グッズ等を解説!

トイプードルの抜け毛対策の注意点は?突然の抜け毛には注意!

   


トイプードルの抜け毛対策について4つの方法を解説してきましたが、その中には注意点もあります。それは具体的にどのようなことが挙げられるでしょうか?


抜け毛対策であるこまめなブラッシングや、定期的なシャンプーを行う際にはどういったことに注意すればよいのでしょうか?特に換毛期以外の突然の抜け毛には要注意です。


気をつけるべき注意点について、詳しく解説していきます。


  1. ブラッシングやシャンプーは前もって慣れさせる必要がある
  2. 突然の大量の抜け毛にはアレルギーや病気の可能性もある

注意点①:ブラッシングやシャンプーは事前に慣れさせる

愛犬を可愛くて衛生的な状態に保つには、日々のお手入れが欠かせません。特にトイプードルはできれば毎日ブラッシングする、少なくとも月に一度はトリミングやシャンプーなどもお手入れも必要です。


仔犬の頃から欠かさずブラッシングやシャンプーをすることで、飼い主さんともスキンシップを取ることができ、触られることに早めに慣れておくことができます。


基本的にトイプードルのブラッシングは一日一回です。どうしてもできなかった場合でも二日に一回は必ず行うことが必要です。


生後2〜3ヶ月でブラッシングを始めることができますから、最初はコームやスリッカーブラシに触れさせて慣らすことから始めてください。徐々に慣らすことで、ストレスなくブラッシングできるようになります。

注意点②:突然の大量の抜け毛はアレルギーや病気の可能性も

健康なトイプードルの被毛は、非常に密集度が高く、乾いた状態であれば地肌が見えません。もし乾いた状態で地肌が見える場合は何らかのトラブルを抱えているサインです。


脱毛の理由には、ストレス、栄養状態の悪化、ホルモンバランスの不調、皮膚の乾燥、アレルギー、真菌、カビ、寄生虫などが挙げられます。


本来抜け毛が少ないはずのトイプードルの抜け毛が気になる時は、動物病院の受診を考える必要があります。


かゆみがある場合、部分的な円形脱毛がある場合、脱毛部位の広がり、食欲不振下痢、被毛を軽くつまむだけで束になって抜ける場合などの症状が見られる場合には、動物病院を早めに受診しましょう。

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【獣医師が教える】ペット保険で犬猫の健康診断費用の補償はできる?

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

これまでトイプードルの換毛期について詳しく解説してきました。


抜け毛の対策や、注意点、さまざまな病気につながりうる注意すべき突然の抜け毛など、愛犬の健康管理には多くの知識が必要となります。


このような時には、念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめです。

さまざまな心配事にも心強いものになります。


MOFFMEでは、トイプードルのペット保険の一括比較サービスや口コミ・評判を取り扱っておりますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

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まとめ:トイプードルの換毛期とは?抜け毛対策を徹底解説!

 

今回は以下の内容について徹底解説してきました。

  • トイプードルには換毛期はある?トイプードルの被毛の特徴について詳しく解説
  • 換毛期におこる抜け毛の対処法とは?抜け毛対策について4通り解説
  • トイプードルの抜け毛対策の注意点とはどんなことが挙げられる?突然の抜け毛には注意が必要
  • 不安の解消には、ペット保険に加入することもおすすめ
一般的には抜け毛が少ないと言われているトイプードルですが、可愛らしい被毛を保ち、健康維持をするためには、丁寧なお手入れが必要になります。


これまで述べてきたように、日々のブラッシングや定期的なトリミングを欠かさず、飼い主としてもさまざまなスタイルを楽しみながら、トイプードルが気持ちよく過ごせる環境づくりをしてあげましょう。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。