ポメラニアンは多頭飼いできる?失敗しない多頭飼いのコツを解説!のサムネイル画像

注目記事ポメラニアンのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

ポメラニアンは多頭飼いできるかご存知ですか?ポメラニアンはオス同士でも問題ないほど多頭飼いに向く犬種ですが、しつけや相性、飼い始める時期等で注意点もあります。この記事ではポメラニアンの多頭飼いについて、失敗しない飼い方や仲良くさせるコツ等を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

目次を閉じる

ポメラニアンは多頭飼いできる?失敗しない飼い方やコツとは

愛犬を迎えた後、もう1匹いると賑やかでいいかも!なんて多頭飼いを考えたことがある方も多いのではないでしょうか。


もし、現在飼っている愛犬がポメラニアンなら、多頭飼いができる可能性が高いです。


今回「MOFFME」では、ポメラニアンの多頭飼いについて、以下の3点を取り上げてそれぞれについて詳しく紹介していきます。

  • ポメラニアンが多頭飼いに向いている理由やメリット点とは
  • 多頭飼いする際の犬種や性別の選び方
  • ポメラニアンを多頭飼いする際の注意点

併せて、愛犬に万が一のケースが起きた場合に助けれるペット保険についても取り上げます。


負担が大きくなりがちな多頭飼いですが、お得な価格で加入できる保険の上手な見つけ方も提案しますので参考にしてください。


MOFFMEではポメラニアンのペット保険ランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

ポメラニアンのペット保険ランキングを確認する

ポメラニアンは多頭飼いできる?多頭飼いのメリット等も解説!


ポメラニアンは様々な犬種の中でも、多頭飼いに向いている犬種です。


そこで、なぜポメラニアンは多頭飼いに向いている犬種なのか、以下の3点を取り上げて詳しく紹介します。

  • ポメラニアンが多頭飼いに向いている理由について
  • ポメラニアンを多頭飼いするメリット点とは
  • 多頭飼いをするには何を準備するべきか
併せて、ポメラニアンを多頭飼いしたい場合、どのタイミングで迎え入れるべきなのか、年齢についても言及していきます。

ポメラニアンは多頭飼いできる!多頭飼いに向く理由とは?

ポメラニアンが多頭飼いに向いている理由の1つに、集団でソリを引く犬として活躍しているサモエドという犬種が先祖であるという点があげられます。


集団となって同じ目的に向かって行動することができるサモエドの血を引いていることから、ポメラニアンは協調性があり仲間意識が高いという一面を持っています。


また、ポメラニアンは小型犬であるという点でも多頭飼いに向いている理由の1つとしてあげられるでしょう。


小型犬なので散歩の時間もそこまで必要としませんし、食べる量も少ないため食費もそこまでかかりません。


多頭飼いではお世話が2倍、3倍になる点がネックとなりますが、ポメラニアンなら比較的楽に飼うことができるでしょう。

ポメラニアンを多頭飼いするメリットは?

ポメラニアンを多頭飼いすると、家の中が賑やかになりますし、愛おしさも倍増することでしょう。


これは飼い主にとってこの上ないメリット点となりますが、実は多頭飼いは愛犬のポメラニアンにとっても以下のようなメリットがあります。

  • 落ち着きのある犬になる
  • 犬にかかるストレスが減る
  • お互いに刺激しあって社会性を学べる
ポイントとなるのは、ポメラニアンは”群れて生活してきた犬種である”という点です。

多頭飼いすることでポメラニアン本来の生活スタイルに近づけてあげることができるため、1匹で感じていた不安やストレスなどを取り除いてあげることができます。

また、犬同士の刺激や学習も期待できるため、しつけやすくなるでしょう。

のサムネイル画像

ポメラニアンのしつけは?無駄吠えのしつけ方やしつけのコツを解説!

多頭飼いの準備は何がある?ケージやトイレの準備をしよう

では、実際に多頭飼いを始める際に準備するものを取り上げてみましょう。

  • ケージを準備する
ケージは必ず1匹に1つを準備します。群れて生活してきた犬種ですが、個室も用意してあげてください。
  • トイレを準備する
1匹ずつ準備する必要はありませんが、愛犬の数、排泄の頻度、飼い主がお世話をできる頻度に合わせて大きさや数を決めましょう。
  • ベッドを準備する
使わない可能性もありますが、落ち着く寝床は1匹に1つずつ必要です。

補足:多頭飼いは年が近い方が良い?子犬の時から飼う方が良いか

ポメラニアンの多頭飼い犬同士の年齢について、気になるポイントを取り上げてみましょう。

  • 歳が近いほどすぐに仲良くなる
歳が近いほど仲良くなるスピードが早いです。年齢差は2歳くらいあけるのがベストでしょう。
  • 歳の差があっても飼える

先住犬のストレスに配慮できれば、老犬とポメラニアンの赤ちゃんを飼うことも可能です。


このように年齢差に決まりはありませんが、できれば犬がまだ若いうちに多頭飼いを始めるのがおすすめです。

ポメラニアンを多頭飼いする際の組み合わせは何がある?


多頭飼いを始めるにあたって、いざ新しい子を迎え入れようとなると、他の犬種が気になってしまった…、オス同士だとケンカをするかな…、なんて迷ってしまう方も多いはずです。


そこで、ポメラニアンを多頭飼いする際の組み合わせについて以下の2パターンを取り上げて紹介します。

  • 同犬種のポメラニアンを飼うか、他の犬種を飼うか
  • ポメラニアンは同性同士、それとも異性がベストなのか

併せて、異性で飼う際の注意点にも言及します。

①:ポメラニアン同士で飼うか、それとも異犬種同士か

もう1匹ポメラニアンを飼う選択肢は、多頭飼いに向いている犬種であり、ポメラニアンを飼っている経験があるという点でもおすすめです。


性格も分かっていますし、しつけもしやすいでしょう。


ポメラニアンとは違う犬種を飼う選択肢は、ポメラニアンは異犬種にもフレンドリーであるという点から可能ではあります。


ただし、異犬種が多頭飼いに向いているか、性格的に合うか、生活スタイルが同じかなどのチェックは必ず行いましょう。

②:オスとメスそれとも同性同士で飼うか

ポメラニアンの多頭飼いをする際、性別を気にする方も多いことでしょう。


結論から言えば、同性同士でも問題なく仲良く過ごせます。オス同士、メス同士になったからと言ってケンカが増えるわけでもなく、強い縄張りを持つこともありません。


オスが飼いやすいと感じる方はオスを、メスのほうが飼いやすい方はメスを迎え入れると良いでしょう。


繁殖に関する知識があれば、もちろんメスとオスのつがいで飼っても問題ありません。

補足:オスとメスをつがいで飼って交尾させる際は注意!

オスとメスをつがいで飼い、自家繁殖させたい場合は注意が必要です。


まず、オスとメスで飼ったからといって100%繁殖するわけではありません。


例えば年齢が離れていると、お互いを異性として意識しません。また、先住犬が新しく迎え入れた犬に嫉妬した場合、全く交尾をしようとしないケースもあります。


そして、繁殖は難しいということも把握しておきましょう。接し方やタイミング、妊娠の確認など様々な知識が必要となります。

ポメラニアンを多頭飼いする際の注意点とは?


ポメラニアンは多頭飼いに向いている犬種ですが、実際に多頭飼いをしている飼い主さんの中では「警戒して受け入れようとしない」・「ケンカが酷い」・「上下関係があり食事をとっていく」などの悩みも多く聞かれます。


そこで、ポメラニアンを多頭飼いする際に飼い主が注意すべきポイントとして、以下の3点を取り上げて紹介します。

  1. ケンカを防ぐために性格や相性を考えること
  2. 先住犬との信頼関係を築いておくこと
  3. 平等に愛情を注ぐこと

①:ケンカしないよう先住犬との性格・犬種の相性を考える

ポメラニアンの多頭飼いでは、犬同士がケンカしないように注意しなくてはいけません。そこで、まず飼い主さんは先住犬の性格をよく把握しておきましょう。


性格を把握しておけば、そもそも多頭飼いに向いている子なのかの判断ができますし、迎え入れる犬種と相性がいいのかを判断することができます。


また、新しい子を迎え入れた後もお互いの性格を把握し、ケンカを減らせるようそれとなく配慮していく必要もあるでしょう。

②:先住犬と信頼関係が築けているか、しつけは出来ているか

ポメラニアンの多頭飼いをする前に、先住犬と信頼関係をしっかり築き、しつけができているかも確認しておきましょう。


というのも、新しく迎えた犬は基本的に飼い主がしつけていきますが、その家の主は誰か、家族との上下関係、生活ルールなどは先住犬をみて学んでいきます。


もちろん、先住犬がする悪いことも見て覚えます。


新しく迎える犬のしつけをきちんと行うため、先住犬と信頼関係を築き、しつけも完璧にしておくのが望ましいです。

③:新たに迎えた犬にばかり構っていないか

多頭飼いを始めてから気を付けたいことは、愛情を飼っているすべての犬に平等に注ぐという点です。


新しい犬を迎えたばかりの時は、小さくて可愛らしいが故に構う頻度が多くなってしまう点には注意しなくてはいけません。


飼っている犬が成長していくうえでも、可愛がる犬が家族内で固定されるのはよくありません。


また、甘え上手な犬もいれば、構われるのが嫌いな犬もいますが、状況や性格を見極めて上手に愛情を注いであげましょう。

ペット保険は多頭割引もあるので加入するのがおすすめ!

ペット保険に加入しておくと、愛犬に万が一のケースが起きた時も安心です。


とはいえ、「多頭飼い」となると気になるのが、犬の数だけ保険料の負担が大きくなるという点でしょう。


確かに1匹で加入するより負担は大きくなりますが、多頭飼いの方は多頭割引が適用された価格で保険に加入できるようになっています。


もし、どのくらいの料金でどこまで補償されるのか…、多頭割引が適用される保険を知りたいのであれば、MOFFMEの利用がおすすめです。


気になるポメラニアンのペット保険を一括で比較することができますし、実際に利用した人の口コミや評判まで視ることができるようになっています。


多頭飼いをする予定、多頭飼いをしている人はぜひ参考にしてみてください。

ポメラニアンのペット保険ランキングを確認する

まとめ:ポメラニアンは多頭飼いできる?相性が大事!

ポメラニアンは、

  • 協調性のある仲間意識が高い小型犬
  • 多頭で生活すると安心感が増してストレスが軽減される
  • 刺激しあって社会性を学ぶ
という点から多頭飼いに向いています。


ただ、ポメラニアンの多頭飼いでは以下の3点に注意が必要です。

  • 性格を把握し、先住犬にあう犬を迎える
  • 先住犬との信頼関係を築き、しつけをしておく
  • 愛情を平等に注ぐこと

これらの点さえ守れれば、異犬種とでも、オス同士やメス同士の組み合わせでも、年齢が離れていても問題ありません。


もし、計画的に進めるのであれば、2歳差を意識して子犬を迎えるとスムーズに仲良くさせることができるでしょう。


多頭飼いは相性が第一です。ポイントを抑えて楽しい多頭飼いを実現させましょう。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、是非ご覧ください。