ポメラニアンも散歩は必要!散歩の必要性と適切な頻度・時間等を解説のサムネイル画像

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室内犬のポメラニアンですが、散歩は必要です。では散歩量の目安はどれくらいでしょうか。また夏や冬、雨でも毎日散歩が必要かも気になりますよね。この記事ではポメラニアンの散歩について、散歩の必要性と適切な頻度・距離・時間・回数等を詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ポメラニアンの散歩は不要・いらない?散歩の必要性とは

ポメラニアンのような小型犬には、散歩はいらないと聞いたことはありませんか?


それが正しいかどうかも含め、初めてポメラニアンを飼う人にとっては、散歩について多くの疑問や不安があるかと思います。


そこで、今回「MOFFME」では「ポメラニアンの散歩」について

  • ポメラニアンに散歩が必要な理由
  • ポメラニアンの散歩の方法
  • ポメラニアンの散歩をする際の注意点
  • 散歩嫌い・歩かないポメラニアンへの対処法
  • ポメラニアンの散歩に必要なグッズ
  • ポメラニアンの万が一に備えたペット保険
以上のことを中心に解説していきます。

この記事をお読みいただければ、ポメラニアンの散歩について理解しておくべき点が網羅できます。ぜひ最後までご覧ください。

MOFFMEでは「ポメラニアンのペット保険」のランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。

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ポメラニアンにも散歩は必要?散歩の必要性やメリット等を解説!


ポメラニアンに散歩が必要な理由・メリットは以下の通りです。

  • 必要な運動量を確保するため
  • 散歩はポメラニアンのストレス発散、気分転換に有効
  • 屋外の様々な刺激はポメラニアンの脳の活性化に繋がる
  • 散歩の時間=飼い主さんとのコミュニケーションの時間、絆を育む時間
  • 骨が弱いポメラニアンとって、肥満予防は不可欠
  • 散歩によるストレス発散により、イタズラや問題行動が起きにくくなる
  • 散歩はポメラニアンが社会性を身に付けるために重要

ポメラニアンにも散歩は必要!散歩の必要性を解説!

遊び好きで活発な性格のポメラニアンですが、他の犬種と比べると必要な運動量は少なめです。


しかし、散歩の必要性というのは、運動量の確保のためだけではありません。


外に出れば、様々な音やにおい、草の感触、他の犬との出会いなど、あらゆる刺激で溢れています。これらの様々な刺激は、ポメラニアンにとってストレスの発散や気分転換になりますし、さらには脳の活性化にも繋がります。


何より、散歩は飼い主さんとの大切なコミュニケーションの時間でもありますね。


ですから、たとえポメラニアンが高齢になって歩くのが難しくなったとしても、抱っこやカートに乗せるなどして、散歩は継続してあげましょう。外に出ることに意義があるのです。

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ポメラニアンも散歩は必要!散歩の必要性と適切な頻度・時間等を解説

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犬のストレス解消法は?ストレスの原因や発散法、グッズを解説!

ポメラニアンが散歩をするメリットとは?肥満予防やしつけになる

肥満は万病の元。怪我や病気のリスクを高めます。


特にポメラニアンは、遺伝的に関節や骨が弱い犬種です。肥満になると、関節や骨に負荷が掛かってしまうので、太り過ぎないよう毎日の散歩で運動をさせる必要があります。


また、散歩で運動不足やストレスを解消させることによって、イタズラや問題行動を起こしにくくなると言われています。


そして、何より重要なのは、散歩は犬が社会性を身に付けるために欠かせないトレーニングであるということ。


社会性というのは、犬が犬として、ストレスなく人間と生活する上で大切なことです。人間と暮らす上で習得すべきマナー・しつけとも言い換えられるでしょう。


例えば「見知らぬ人とすれ違う際に吠えない」というのも立派な社会性です。


ポメラニアンの体重管理方法を詳しく知りたい方は「ポメラニアンの適正体重は?月齢体重の推移や肥満予防法を解説! 」をぜひ参考にしてください。

ポメラニアンの散歩デビューの時期、適切な散歩量を解説!


ポメラニアンの散歩デビューに関するポイントは以下の通りです。

  • 子犬の散歩デビューは、ワクチン接種が済んでから
  • デビューしたての頃は無理せず、ポメラニアンのペースに合わせて進める
  • 庭先や自宅周辺など、身近なところから徐々に範囲を広げる
  • ポメラニアンの散歩量は、1日2回、それぞれ15分程度を目安に毎日行う
  • 長時間、長距離を歩かせない
  • 悪天候の日は、無理に散歩に行かなくてOK
  • 散歩に行かない日は、室内遊びをさせる
  • 室内遊びは、上下運動でないものをチョイス

ポメラニアンのお散歩はいつから?子犬のお散歩デビューを解説!

ポメラニアンの子犬をお迎えした場合、散歩を始めて良いのはいつからでしょうか。


子犬の場合は、ワクチン接種を終えてから2週間後を目安に、獣医さんと相談して決めるのが良いでしょう。


最初は怖がってしまい、歩けないかもしれません。まずは、庭先を歩かせてみたり、自宅周辺を抱っこで一周してみたりして、様子を見ながら徐々にステップアップしていきましょう。


決して無理はさせず、ポメラニアンのペースに合わせることが大切です。

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子犬の散歩いつから始める?適切なデビューのタイミングと注意点

ポメラニアンの散歩の適切な頻度・回数・時間・距離等を解説!

散歩はどれくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか。


ポメラニアンの散歩は1日2回、15分程度を目安に毎日行います。


少し短いなと感じる方もいるかもしれませんが、一度に長時間、長い距離を歩かせるよりも、短時間に回数を分けて散歩させる方が良いのです。


なぜなら、ポメラニアンは骨が弱いだけでなく、関節炎や脱臼も起こしやすいので、関節や骨への過剰な負荷は避けることが望ましいからです。


悪天候の日には、散歩は不要です。その分、家の中で運動をさせてあげましょうね。


ただし、激しくジャンプするような上下運動は、骨や関節に負担を掛けるのでNGです。例えば、ボール遊びやロープを引っ張り合う遊びなどが適しているでしょう。

ポメラニアンの散歩の注意点とは?無駄吠え等に注意!


ポメラニアンの散歩時の注意点は以下の通りです。
  • 安全に留意し、必ずリードを付け、離すことがないように
  • ポメラニアンの首を痛める恐れがあるため、リードを強く引いてはいけない
  • 無駄吠えした際は、その原因を理解し対処する
  • 夏は熱中症や、火傷に注意し、涼しい時間帯に散歩させる
  • 冬はなるべく暖かい時間帯に散歩させる
  • ポメラニアンは関節や骨が弱いため、負担が少ないコースを歩かせる
  • マナーを守り、周囲の人への配慮を忘れない

①:散歩中に人に吠えることもある!リードでしっかり抑えよう

ポメラニアンが吠えるときは、恐怖や警戒心が原因になっていることが多いです。


声を掛けたり、リードを引くなどして、対象から気を逸らすことが有効でしょう。ただし、リードを強く引くと、気管や頸椎を痛めたり、呼吸困難を生じる恐れがあるため、力加減には注意が必要です。


子犬など散歩に不慣れな場合は、回数を重ねるうちに刺激に慣れて、無駄吠えが減ることがあります。飼い主さんとの信頼関係が築けると、飼い主さんがいることに安心して吠えなくなるケースもあります。

②:夏・冬の気温にも注意!過ごしやすい時間に散歩しよう

夏は熱中症の危険が高まります。

犬は地面に近いところを歩かなければならないので、照り返しの影響を受けやすいです。散歩は早朝と夕暮れ後など気温の涼しい時間帯に行くようにしましょう。水分補給もお忘れなく。

コンクリートは、日が暮れた後もしばらく熱を持っています。散歩させる前に、飼い主さんが必ず地面を触って確認し、ポメラニアンが火傷することのないように注意しましょう。

冬場は、なるべく気温の高い時間帯に行けると良いですね。

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暑くなるこれからに要注意!!犬の熱中症対策を解説!

③:骨が弱いので、コンクリートや段差は出来るだけ避けよう

ポメラニアンは骨が弱く、また、関節炎や脱臼を起こしやすい犬種です。

階段などの段差や坂の多い道は、関節や骨に大きな負担を掛けてしまうため、避けるようにします。側溝などにも注意が必要です。


交通量が多い場所や人通りが多い道も、急な方向転換や突然止まらなければならない可能性が高まるので、散歩コースからは外す方がベターです。


足へのやさしさを考えると、コンクリートで舗装されていない道を歩かせることが理想的ですね。

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犬の脱臼の症状とは?痛がらない場合の見分け方や脱臼の予防方法

ポメラニアンが散歩を嫌がる・歩かない!そんな時の対処法とは?

散歩嫌いや歩かないポメラニアンには、いくつかの原因が考えられます。

  1. 散歩に慣れていない
  2. 何かが怖くて進めない
  3. 疲れ

子犬など、散歩に不慣れな場合は途中で止まってしまうことがあります。お菓子などをごほうびに使って誘導してみましょう。


何かが怖くて進めないということもあります。ポメラニアンにとって、その道には何か嫌なものや嫌な記憶があるのかもしれません。コースを変えてみるとすんなり歩き始めることがありますよ。


疲れてしまってもう歩けないという場合は、時間を短縮するなど、散歩の仕方を見直してみましょう。


特に高齢になると散歩が億劫になりがちなので、抱っこやカートなども併用しながら、無理の無い範囲で行いましょう。

ポメラニアンのしつけに必要なしつけ・グッズを解説!

散歩用のグッズとして、以下のものを準備しておきましょう。

  • リード
  • 首輪またはハーネス
  • フンを持ち帰るビニール袋、マナーポーチ
  • 水(水分補給・マナー用)
  • おやつ
  • LED等のライト(夜間)

散歩に必要なしつけに関しては、以下のことに注意しましょう。
  • リードや首輪、ハーネスなどにあらかじめ慣れさせておく
  • 人とすれ違う時は、通行人に飛び掛からないようリードを短く持つ
  • 吠えた場合は、その対象から気を逸らし、ポメラニアンを安心させる

散歩に必要なリードや首輪、ハーネス等のグッズを解説!

散歩は必ずリードを付けて行います。1~2m程度の長さのものが使いやすく安全です。

首輪には鑑札や迷子札を付けておきます。首輪にリードを付ける場合は、首に直接負荷が掛かってしまうので注意が必要です。


その点、ハーネスは引っ張っても負荷の掛かる部分が分散されるのでオススメ。


マナーポーチとは、フンを持ち帰るビニール袋を入れるためのものです。消臭機能付きのものやデザイン性の高いものなど様々な種類が販売されているので、選ぶのも楽しいですよ。

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ポメラニアンのしつけは?無駄吠えのしつけ方やしつけのコツを解説!

ポメラニアンの散歩に必要なしつけとは?無駄吠え等をしつけよう

散歩に行くためには、リードや首輪、ハーネスに慣れておく必要があります。あらかじめ、家の中で装着して歩いてみるなど練習しておきましょう。

散歩に出ると、様々な刺激にポメラニアンが吠えだすかもしれません。

吠えるというのは恐怖や不安から起こる行動です。

その場では、過剰に警戒させないよう、対象から気を逸らしてあげることが有効です。例えば、別の道に誘導したり、おやつを与えてみたり、オスワリなどの指示出しも良いでしすね。

散歩を経験していくうちに刺激に慣れ、無駄吠えの頻度も減るでしょう。

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犬の無駄吠えの対処法とは?獣医師への実際の相談事例と共に解説!

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

近年、ペット保険に加入することがスタンダードとなりつつあります。


怪我や病気はもちろんのこと、ペット賠償責任特約という補償を付帯できるものもあります。


ペット賠償責任特約とは、

  • 散歩中に通行人に噛み付いてしまった
  • 散歩中にすれ違った犬とケンカをしてしまった
  • 散歩中や外出先で他人の物を壊してしまった
など、ペットが何らかの形で人や物に損害を与えてしまい、賠償責任が生じたときに損害賠償費用が補償されるという特約です。

安心のために加入される飼い主さんも多く、オススメですよ。

MOFFMEではポメラニアンのペット保険の一括比較サービスや口コミ・評判を取り扱っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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まとめ:ポメラニアンも散歩が必要!

ここまで、ポメラニアンの散歩について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • ポメラニアンを散歩させることには多くのメリットがある
  • 1日2回、15~30分を目安に、ポメラニアンのペースに合わせて行う
  • ポメラニアンの体調や特性を考慮し、負担が掛からないように注意する
  • ポメラニアンが散歩を嫌がるときは、その原因を理解して対処する
  • 散歩に行く前に、あらかじめ必要なグッズを準備し、家の中で練習しておく
  • ペット保険のペット賠償責任特約に加入しておくと安心
でした。

様々な注意点を上げてきましたが、一番大切なのは、飼い主さんが散歩を楽しむことそうすることで、ポメラニアンも散歩を楽しんでくれるようになるはずですよ。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたいペットや保険に関する記事の掲載や、ペット保険の一括見積等の取り扱いをしておりますので、ぜひチェックしてみてください。