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内容をまとめると

  1. ペットを一時的に預かってくれる主なサービスは①ペットホテル②動物病院③ボランティア
  2. 基本的に経験豊富なスタッフが常駐しているペットホテルがおすすめ
  3. シニア、病気・怪我のあるペットの場合は獣医師に対応してもらえる動物病院が安心
  4. 預けている最中のトラブルに備えてペット保険の加入を検討することも大切

ペットの一時預かりサービスをご存知ですか?代表的なものにはペットホテルですが、動物病院やボランテイア団体に預けることもできます。ではそれぞれの特徴や料金相場が気になりますよね。この記事ではペットの一時預かりサービスについて詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ペットの一時預かりサービスとは?選び方や値段相場も解説!

ペットと生活していると、どうしてもペットを預けないといけないことがあります。


というのも、人間である飼い主も入院をしたり、出張をしたりしないといけないからです。


さまざまな理由があり、どうにかペットを預ける施設がないかと探している方や、預け先で悩んでいる方もいるでしょう。


そこで今回「MOFFME」では、「ペットの一時預かりサービス」について

  • サービスを受けられる場所
  • それぞれの特徴や利用方法
  • 値段相場
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、ペット一時預かりサービスの全容を理解できます。

ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEでは、ペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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ペットの一時預かりサービスとは?預けられる場所を解説!


モデル:ポッちゃん


まずは、一時預かりサービスを受けられる場所について説明していきます。


ここでは、以下の4つに分けて場所を紹介します。

  1. ペットホテル
  2. 動物病院
  3. ボランティア
  4. ショッピングモール
自分とペットに合わせた場所を選択するようにしましょう。

ショッピングモールは、預かりサービスといっても時間単位になることが多いため、その他の3つと比較すると、番外編のようなものです。

それぞれの場所の特徴や利用方法について紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

①:「ペットホテル」の特徴、利用方法

ペットホテルは、一時預かりに特化した店舗ばかりです。


24時間スタッフが在住してくれたり、思いっきり遊べるフリースペースが用意されていたりする店舗が多いのが特徴でしょう。


その他の特徴は以下の通りです。

  • 預けるスペース(ゲージ)の大きさによって、料金が変わる
  • 犬の一時預かりに特化している
  • ドッグトレーナーが在住している店舗もある
  • 全国各地に利用できる場所がある

完全予約制のペットホテルが多いため、事前に予約して利用します。


そして、時間になったら預けに行くだけで一時預かりをしてくれます。


店舗によりますが、普段愛犬が食べ慣れているご飯や普段から使っているおもちゃを持って来るように指示される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

②:「動物病院」の特徴、利用方法

動物病院の一時預かりの特徴は、何と言っても獣医師さんが近くにいることです。


そのため、持病がある愛犬でも安心して預けることができます。


その他の特徴は以下の通りです。

  • 一時預かりの間にトリミングができる場所もある
  • 子犬からシニア犬まで安心して預けられる
  • 犬以外のペットも対応してくれることがある
  • 散歩やフリースペースでの遊びができる
動物病院でも、事前予約が必要です。

そのため、予約をしてから利用しましょう。

注意したいのは、動物病院の営業時間です。

というのも、営業時間によって引き取る時間や預ける時間が違ってくるからです。

普段利用している動物病院の定休日や、営業時間に注目してみましょう。

そうすることで、何時に預けて何時に引き取るかを検討することができます。

③:「ボランティア・動物愛護団体」の特徴、利用方法

ボランティアは、愛護団体や市民団体が運営している場合が多いです。


ボランティアのため、長期で預かってくれる場合もあります。


ボランティアの特徴は以下の通りです。

  • 連携している動物病院がある場合が多い
  • 長期預かりの場合、面会ができることがある
  • 終身預かりシステムがあることがある
中には、預かっている最中に飼い主が引き取り不可になった場合、里親を探してくれることもあります。

しかし、最初から里親募集目的で一時預かりを利用するのは止めましょう。

利用方法は、まずボランティアに現在受け入れ可能か問い合わせを行います。

受け入れ可能の場合は、そのまま予約をして日程調整をします。

預ける際に、必要なものがないか確認しましょう。

補足:ショッピングモール等で預けられるところもある

大型のショッピングモールでは、ペットを連れていける場合があります。


しかし、ペットが入店可能な場所と入店不可の場所がある場合がほとんどです。


そのようなショッピングモールで用意されているのが、ペット一時預かりサービスです。


ショッピングモールで利用できる一時預かりの特徴は以下のようなものになります。

  • 飼い主がショッピングを楽しめるようにできたサービス
  • 日をまたいで預けることができない
  • ペットが入れる大型ショッピングモールで利用可能
あくまで、ショッピングモールを利用している間に預けるサービスだと理解しておきましょう。

ペットの一時預かりサービスの選び方は?


モデル:ポッちゃん


一時預かりサービスは、上記で説明したように主に3つの施設があります。


しかし、3つの中からどの施設が自分とペットに合っているのか悩んでしまうこともあるでしょう。


そこで次は、

  • 普段利用するときのおすすめ
  • シニアや持病がある子のおすすめ
  • 長期間預けたい場合のおすすめ
上記に分けて説明していきます。

預かりサービスを1度も利用したことがない方はもちろん、愛犬の状況にあった場所を選びたいという方もぜひ参考にしてください。

ペットの一時預かりには基本的に「ペットホテル」がおすすめ

どれくらい預けるのか、預けるペットの状態にもよりますが、基本的にはペットホテルがおすすめです。


というのも、ペットホテルは専門施設のため、知識が豊富なスタッフが常駐しているからです。


初めて利用する場合は、特にペットホテルがおすすめでしょう。


利用する動物たちも初めての場所では緊張し、疲れてしまいます。


そのため、安心できる環境が大切になります。


ペットホテルは、動物の性格や年齢に合った接し方をしてくれるのです。


初めての場合やどこに預けていいのか分からない場合などは、ペットホテルを利用しましょう。

シニア、病気・怪我のあるペットの場合は「動物病院」がおすすめ

シニアや病気、怪我があるペットは、動物病院がおすすめです。


動物病院は何かあっても獣医師が対応してくれるので、預ける飼い主も安心できるでしょう。


動物病院でも、散歩をしてくれたりフリースペースで遊ばせてくれたりします。


また、預かっている最中の様子を記録してくれたり、動画配信サービスを活用してくれたりする病院もあります。


自分のペットの様子を確認したいという方にもおすすめでしょう。

中長期預ける場合は「ボランティア・動物愛護団体」がおすすめ

出張や入院など、中長期でペットを預ける理由がある場合は、ボランティアがおすすめです。


1か月単位や1年単位で預けることも可能です。


そのため、中長期で預ける場合は、ボランティアを検討しましょう。


しかし、中長期で預ける場合は、しつけをしっかり行う必要があります。


吠え癖や飛びつき癖などがある場合は、なるべく改善するようにしましょう。


中には、自然災害で家を無くした間に利用できる団体もあります。


市が運営しているものがあるので、安心して預けたいという方は市のサービスを利用するのもいいでしょう。

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ペットの一時預かりサービスの利用方法、値段相場を解説!


モデル:ポッちゃん


ここまでペット一時預かりサービスの特徴や種類ついて解説してきました。


最期に、

  • 値段相場
  • 利用方法
上記について詳しく解説していきます。

値段相場は、利用する施設やペットの種類、大きさによって変動します。

利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

預ける場所別に、ペットの一時預かりサービスの利用方法を解説!

それでは、場所別に利用方法を紹介していきます。


それぞれの場所で、一般的な利用方法を紹介しますが、店舗によって誤差があるので、実際に利用する際は、店舗に確認をしましょう。


ペットホテルの利用方法

ペットホテルを利用するには、事前予約を行います。

その後、持ち物を確認して必要物品を揃えた後、預けにいきます。

預けている最中の希望などがあれば、予約をする際に伝えましょう。

店舗にもよりますが、対応してくれる場合があります。

預けたあとは、期間終了後に引き取りにいくだけです。

動物病院の利用方法

動物病院の一時預かりサービスを利用する際は、普段通院している病院を選択するのがいいでしょう。

預けるペットの情報を把握している動物病院で利用するのが1番だからです。

動物病院で利用する場合も、まずは予約を行います。

予約後、ペットを預け期間終了後引き取りにいきます。

動物病院は、普段通院しているペットたちが利用するので、予約は早めに行いましょう。

ボランティアの利用方法

ボランティア団体を利用する際も、事前に予約を行います。

予約ができたら、必要な物品を揃えて預けるだけです。

面会ができる場合もあるので、中長期預ける場合は面会についても確認していきましょう。

ペットの一時預かりサービスの料金相場はどれくらい?

ペットの一時預かりサービスは、預かる部屋の大きさやペットの大きさ、種類などによって値段が変動します。


安いホテルで1泊2日2,000~4,000円です。


場合によっては、1泊2日で10,000円以上することもあります。


預けるペットの大きさや部屋の大きさなどを確認するようにしましょう。


できるだけ安い価格で利用したいという方は、ボランティアや団体などを利用するのがいいでしょう。


動物病院やホテルは、専門の人が携わるのでどうしても高価になりやすいです。


利用する場所によって、料金の変動があるので料金も参考に利用する店舗を決定しましょう。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

ペットホテルやボランティアを利用するときは、保険を利用することができません。


しかし、預けている最中に何か怪我をしてしまったり、持病が悪化してしまう可能性もあります。


そのようなときに備えてペット保険に加入しておくと、安心して預けることができます。


とくに持病を持っている子や、高齢な子は加入しておきましょう。


MOFFMEでは、ペット保険の一括比較サービスや口コミ・評価を取り扱っています。


ペット保険にもさまざまな種類があるので、加入する際には比較をしながら選択してください。

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まとめ:ペットの一時預かりサービスとは?

今回は、ペットの一時預かりについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 一時預かりサービスを行っているのは、「ペットホテル」「動物病院」「ボランティア」
  • ショッピングモールで預かってくれる場所もある
  • 料金は種類や大きさ、広さによって値段が変わる
でした。

自分とペットに合った預かりサービスを検討し、利用してみてください。

利用することで、ペットの入れない場所でも飼い主が楽しめたり、災害時にも安心して行動することができます。

そして、この機会にペット保険の加入も検討してみるのがいいでしょう。

ペットと生活をより楽しいものにするために、預かりサービスをぜひ利用してみてください。

MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、是非ご覧ください。