犬の水飲み過ぎはストレスが原因?多飲多尿や考えられる病気を解説!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. 多飲の基準は、一日で体重1kgあたりの飲水量が100ml以上
  2. 多尿の基準は、一日で体重体重1kgあたりのおしっこ量が50ml以上
  3. 原因は食事以外にもストレスや病気が挙げられる
  4. ペットの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

犬の水飲み過ぎはストレスが原因のこともあるのをご存知ですか?ただし水をよく飲むのは糖尿病等の病気が原因のことも多いので注意が必要です。この記事では犬の水飲み過ぎについて、ストレス等の原因や考えられる病気、多飲・頻尿の対処法を詳しく解説します。

記事監修者「望月 紗貴」

この記事の監修者望月 紗貴
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)代表理事

大型犬5頭、中型犬1頭、愛猫3匹と暮らす。長年犬の生物学の研究を行っており、ペットフードの委託開発を行う。その他、ペット用品開発、ペット関連事業者のコンサルタント、ペット用品の監修者、ペット関連教材制作者として活躍しながら、積極的に動物保護活動に参加。【保有資格:犬の管理栄養士・犬の管理栄養士/アドバンス・愛玩動物救命士・犬猫行動アナリスト・ペット看護士資格・ペット看護士資格マスターライセンス・ペット介護士マスターライセンス・ペットセラピスト資格・ドッグトレーニングアドバイザー・ドッグヘルスアドバイザー他】

この記事の目次

目次を閉じる

犬の水飲み過ぎはストレスが原因?犬の多飲多尿を解説!

夏の暑い時期でもない、たくさん運動したわけでもない。それなのに、最近水をよく飲むような気がする、なんてことありませんか?


それはもしかしたら、ストレスや病気が原因かもしれません。

犬の水飲み過ぎは、犬が発しているSOSの可能性があります。


大切な家族の一員である犬が、知らないうちにストレスを感じていたり、病気になっていたりしたら悲しいですよね。


そこで今回「MOFFME」では、犬の水飲み過ぎに関して

  • どれらいの飲水量や尿量で多飲多尿になるの?
  • 水飲み過ぎの原因はストレス?
  • 水飲み過ぎで考えられる病気
  • 病気やストレスのへの対処法

以上を中心にご紹介していきます。


いつもより水飲み過ぎていると感じたら、ぜひこの記事を最後までチェックしてみてください。


またMOFFMEではペット保険のランキングについても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。

犬のペット保険ランキングを確認する

犬の水飲み過ぎはストレスが原因?多飲多尿の原因や基準を解説!

モデル:vivi


犬が水を飲み過ぎる原因は、意外と多くあります。


夏場などの暑さで一時的に水飲みの量が増えることもありますし、服用している薬の影響で、喉が乾きやすくなってしまうこともあります。


でも一番気になるのは、ストレスや病気のサインである可能性ですよね。


とはいえ、具体的にどの程度が目安なのか、一日の摂取量をどうやって測ったらいいのか、わからない点も多いと思います。


そこで以下では、多飲多尿の判断基準とその原因について、解説していきます。

  • 多飲多尿の基準量
  • 多飲多尿の原因3つ

犬の多飲多尿の基準は?飲水量、尿量の基準を解説!

まずは、犬が一日に飲む水の量やおしっこの量の基準を解説していきます。

体重1kgあたり100ml以上で多飲

犬の多飲の基準は、一日で体重1kgあたりの飲水量が100ml以上となります。


例えば体重5kgの犬なら、500ml以上の飲水量で多飲と判断できます

100ml×5kg=500ml

どれくらい犬が一日に水を飲んでいるかの計測方法は、500mlのペットボトルを使うのが便利です。


朝、ペットボトルに水を汲み、そのペットボトルがどれだけ減ったかで計測しましょう。ペットボトルの水が足りないようなら、飲み過ぎていると判断できます。


ただし、これは体調や気候によって差が出る可能性があるので、5日ほど計測してその平均値で判断しましょう。


体重1kgあたり50ml以上で多尿

犬の多尿の基準は、一日で体重体重1kgあたりのおしっこ量が50ml以上となります。例えば体重5kgの犬なら、250ml以上で多尿と判断できます

50ml×5kg=250ml

とはいえ、おしっこの量を測るのはとても難しいです。


ペットシートの重さを測るという方法もありますが、それだとお散歩に行った時やお漏らしした時などの尿量は計測できません。


ですので、正確な計量はせずに、下記のような症状が出たら多尿を疑ってください。


  • お漏らしを良くするようになった
  • 頻尿
  • おしっこの色がうすい
  • いつもよりおしっこにかける時間が長い
  • ペットシートの尿の広がりが大きくなった

こちらも5日ほど記録して判断しましょう。


なお、多飲多尿が気になるからと飲水量を制限しないでください。喉が乾いていることは確かですので、制限せずに水を飲ませてあげましょう。

多飲多尿の原因①:食事、内服薬の影響

多飲多尿の原因は、日々のちょっとしたことが原因の場合があります。

食事の影響

食事を水分の含まれるウェットフードからドライフードに変えたり、変えたごはんの塩分が多かったなど、食事に変化はありませんでしたか?


塩分を多く含む食事は犬の身体の負担になります。食事を変えたら飲水量が増えたという場合には、食事を見直すことをおすすめします。

内服薬の影響

治療薬などの副作用で喉が乾きやすくなり、多飲になるケースがあります。


気になるようでしたら、かかりつけの医師に相談しましょう。

多飲多尿の原因②:ストレス等の心因性

犬は、ストレスを感じると分泌されるホルモンの影響で、水飲み過ぎてしまう場合があります。


人間にとってはなんでもない、匂いや音、明るさなどがストレスに感じることも多いです。飼い主が気づかないうちにストレスをため込んでいた、ということも十分にあり得ます。


最近、近所で工事などが始まったりなどの環境の変化があった場合は、それが原因かもしれません。


また、お留守番が長かったり、運動不足でもストレスを感じます。毎日のお散歩は欠かさないようにしましょう。

多飲多尿の原因③:糖尿病等の病気

糖尿病などの病気が原因で多飲多尿になる場合があります。多飲多尿の他にも下記のサインが出ていたら、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。

  • 尿が甘い匂いがする
  • 体重が減ってきた
  • お腹が張っている
  • 下痢や嘔吐を繰り返す
  • 散歩に行きたがらない
  • 異常に食欲がある
  • メスの場合、陰部から膿みが出ている

早期発見が重篤化を防ぎ、命を救うことも多々あります。この他にも気になるサインが出ていたら、迷わずに病院へ行きましょう。

補足:水飲み過ぎ以外にも注意!犬のストレスサインとは

水飲み過ぎ以外にも、犬はストレスを感じると様々なサインを出します。


以下のようなサインが良くみられるようになったら、何かストレスに感じていることがありますので、住環境や生活を見直してみてください。

  • あくびをする
  • 顔や目をそらす
  • 身体をブルブルと震わせる
  • 暑さもなく運動後でもないのにハァハァする
  • 無駄に吠える
  • 尻尾が下がる
  • 同じ場所をグルグルする
  • 身体を舐めたり尻尾を噛んだりする
  • 食欲不振
  • 下痢や嘔吐
  • 季節の生え変わりではない脱毛
下に行くほどストレスレベルが高いと考えられます。


犬が発しているストレスサインを見逃さないように、日々観察することが大事です。


特に血が出るほど尻尾を噛んだり、一部分だけ脱毛していたりする場合には、なるべく早く病院へ相談することをおすすめします。


また、病気や怪我に備えてペット保険に加入することも重要です。

下ボタンから犬の種類ごとのおすすめペット保険を確認できるので一度ご覧ください。

犬のおすすめペット保険を確認する!

犬の多飲多尿の原因として考えられる4つの病気を解説!


モデル:vivi


犬の水飲み過ぎや頻尿、多尿になる原因として考えられる病気は、主に以下の4つです。

代表的な病気をピックアップしました。


多飲多尿がみられる病気は完治が難しいものが多く、中には急を要する病気もあります。


多飲多尿の症状が出たら、他に気になる点はないか、注意深く観察する必要があります。


とはいえ、どのような点に気をつけたら良いのかわからないですよね。


そこでここでは、それぞれの病気の症状や治療法など、詳しく解説していきます。

考えられる病気①:糖尿病

水飲み過ぎでまず疑われるのは、近年増えてきている犬の病気の一つ、糖尿病です。


糖尿病は、普段ごはんを食べると血糖値が上がりインスリンが分泌されますが、このインスリンが十分に働かなくなり血糖値が高くなる病気です。


中高年の犬に発症することが多く、その多くがインスリンの分泌不足が原因です。


遺伝的要素もありますが、日々の生活習慣ストレスにより発症することもあると言われています。


糖尿病の主な症状

糖尿病は、水をよく飲むようになる以外にも様々な症状が現れます。

  • 食欲があるのに体重減少
  • 食欲低下
  • 下痢・嘔吐
  • 白内障

糖尿病の治療法

人間と同じで、インスリン投与と食事管理がメインの治療法になります。


インスリンは生涯、毎食後に飼い主が投与し続けなければなりません。また、毎日カロリー計算した決められた食事をし、規則正しい生活を送る必要があります。

関連記事のサムネイル画像

【獣医師監修】犬の糖尿病とは?症状・原因、治療費・治療法、予防法などを紹介!

考えられる病気②:慢性腎臓病

慢性腎臓病は、腎臓の機能がゆっくりと低下していく病気です。


高齢の犬に発症することが多く、老化腫瘍遺伝などが原因になります。


慢性腎臓病の主な症状

初期段階ではほとんど症状がありません。このため、早期発見には定期的に血液検査や尿検査を受けておく必要があります。


初期段階を過ぎると、多飲多尿で薄いおしっこを大量にするようになり、さらに進むと食欲不振や嘔吐などの症状があらわれます。


最終的には合併症を引き起こす場合もある怖い病気ですが、目立った症状があらわれないという特徴があります。


ですので、ほとんどの飼い主が気づく頃には、腎臓の機能が半分ほど失われていることが多い病気です。


慢性腎臓病の治療法

腎臓の機能を回復することはできないため、病気の進行をゆるやかすることと、出ている症状を軽くする治療が一般的です。


例えば、吐き気が強ければ吐き気止めを、脱水になっていたら補水液を点滴するなどです。また、腎臓病用の食事を治療に取り入れる場合もあります。

考えられる病気③:クッシング症候群

クッシング症候群とは、副腎皮質機能亢進症とも言います。


腎臓のすぐそばに副腎という器官があります。ここでは代謝に関わるコルチゾールという物質が分泌されています。


クッシング症候群は、このコルチゾールが、脳下垂体や副腎に腫瘍ができたなどの原因で大量に分泌され、発症する病気です。


クッシング症候群の主な症状

多飲多尿が主な症状です。その他、足腰が弱って運動したがらない、毛が左右対象に抜け落ちる、皮膚が黒ずむ、お腹が膨れるなどの症状がみられます。

加齢のせい、と見過ごしてしまいがちなので、注意が必要です。

また、異常な食欲を見せることもあります。

クッシング症候群の治療法
脳下垂体にできた腫瘍が原因の場合、ステロイドの投などの投薬治療が行われます。ですが、腫瘍が大きかった場合には放射線治療や脳外科手術が施されることもあります。

また、副腎にできた腫瘍が原因の場合、外科手術が行われます。腫瘍が悪性のケースでは転移していることも多く、術後も闘病生活になります。ですが、良性の場合には、寿命まで生きることも少なくありません。

関連記事のサムネイル画像

【獣医師監修】犬のクッシング症候群とは?症状や治療費・治療法、検査法を解説!

考えられる病気④:子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、避妊手術をしていないメスの犬に発症することが多い病気です。中高齢で発症することが多く、特に高齢で出産経験のない犬にみられます。


原因は、大腸菌やサルモレラ菌などの細菌が子宮内に入って増えるためで、子宮内に膿がたまることで発症します。


発見が遅れると短時間で死にいたることもありますが、早期発見・早期治療ができれば完治することも難しくない病気でもあります。


子宮蓄膿症の主な症状

はじめのうちは無症状で、次第に多飲多尿や食欲不振、元気がないなどの症状があらわれます。また、陰部から血膿が染み出し、それを気にして舐めるような行動がみられたり、膿で腹部がふくらむこともあります。


特にお腹のふくらみがみられる場合には、早急に病院へ連れて行ってください。子宮が膿のせいで破裂して腹膜炎をおこし、短時間で命を落としてしまいます。


子宮蓄膿症の治療法

治療には、抗生物質やホルモン剤の投与が行われる場合と、外科手術で卵巣や子宮を摘出する場合があります。


薬の投与は主に手術に耐えられる体力のない犬に施される治療法ですが、再発の可能性があります。一方、外科手術の場合、再発する可能性がありませんが、犬のサイズや動物病院によっても異なりますが、一般的には手術費が10〜15万円ほどかかります。


ですが、避妊手術を受けた犬は子宮蓄膿症にはかからないので、もう出産する予定がなければ健康なうちに避妊手術を受けておくことをおすすめします。

関連記事のサムネイル画像

【獣医師監修】犬の子宮蓄膿症はどんな病気?症状や原因、治療費・治療法なども紹介

補足:犬のストレスの原因は?留守番や運動不足等の原因を解説!

水飲みすぎの原因のひとつにストレスがありますが、では犬はどういったことにストレスを感じているのでしょうか。


具体的には以下の5つの原因があります。

  • 怪我や病気などの肉体的苦痛
  • 空腹や喉の乾きなどの生理的苦痛
  • 恐怖や不安などの精神的苦痛
  • 不潔な部屋などの環境的苦痛
  • 運動不足などの本能的苦痛
人間にとっては気にならないことも、犬は敏感に察知し、それがストレスになっていることがあります。


例えば、家庭内の雰囲気がギスギスしていると不安になりますし、大声で喧嘩をしていれば恐ろしさを感じるでしょう。


環境面で言えば、トイレが汚いままなどの不潔な住環境はもちろん、近所で工事が始まったなどの騒音もストレスの一因です。


また、犬は獲物を追いかけたり探索したりする本能があります。犬ならではの行動を制限されることもストレスになります。


それから、留守番も苦痛な時間であることがあります。留守番後にボール遊びや散歩をするなどで愛情を示しましょう。

特に飼い主が怒ってばかりいたり不安定な精神状態等、家族と犬の関係性が良くない場合や引っ越しなどの環境の変化によるストレスは精神的ダメージが大きいので、注意が必要です。

犬のペット保険ランキングを確認する

犬の多飲多尿の対処法は?犬のストレス発散方法も詳しく解説!


モデル:vivi


多飲多尿の症状は、ストレスを発散させてあげることで解決する場合がありますが、命に関わる病気のサインである可能性も捨てきれません。


単なるストレスだと思っていたけれど、実は大きな病気だった、という例も珍しくないので、まずは動物病院へ行くことをおすすめします。


診察してもらって病気ではなかったら、ストレスが原因であることを疑いましょう。


ですので、犬の多飲多尿が気になったら、

  1. 動物病院で病気の有無を確認
  2. ストレス発散してあげる
という順番で対処することをおすすめします。

まず犬の多飲多尿の原因を動物病院で確かめることが必要

自己判断は大きな判断ミスにつながる可能性がありますので、まずは医師に多飲多尿の原因を診察してもらいましょう。重大な病気を早期発見できるかもしれません。


尿検査血液検査をすれば、だいたいの原因がわかることがほとんどです。


しかし、子宮蓄膿症クッシング症候群など、考えられる病気によっては、ACTH刺激試験、レントゲン検査、エコー検査が必要になることがあり、これら検査結果によってはMRI、CT検査が必要になることもあるので注意が必要です。 


病院に行く際には、いつごろから水飲みすぎの症状が現れたのか、一日のどれくらいの水を飲むかなどをメモしておき、診察時に伝えるとスムーズです。また、その他に気になる症状が合ったら場合にも、忘れずに伝えましょう。

関連記事のサムネイル画像

【獣医師監修】犬の子宮蓄膿症はどんな病気?症状や原因、治療費・治療法なども紹介

関連記事のサムネイル画像

【獣医師監修】犬のクッシング症候群とは?症状や治療費・治療法、検査法を解説!

犬の多飲多尿の原因がストレスの場合は?ストレス解消法を解説!

動物病院へ行き、水飲みすぎが病気によるものではなかった場合、ストレスが原因の可能性があります。犬が受けているストレスを解消してあげることを考えましょう。


ストレス解消法にはいくつか方法があります。今回は5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

散歩コースを変える

犬には探索したいという本能があります。散歩コースがいつも決まっている場合には、散歩コースを変えると刺激になってストレスになります。

「大好き」を与える時間を作る

いつもはダメと言われている穴掘りや水浴びなど、大好きなことをする時間を作ってあげるのも良いストレス解消方法です。

叱るより褒めて躾ける

躾ける場合、ダメなことを叱ってしまいがちですが、それでは犬もストレスが溜まってしまいます。ですので、できたことを褒めてあげるようにすると効果的です。

リラックスタイムを作る

ついつい可愛らしくて構い過ぎてしまったり甘やかし過ぎてしまったりしますが、それがストレスになることもあります。

実は犬にとってひとりの時間は必要で、大事なリラックスタイムでもあるので、適度に休憩する時間を確保してあげましょう。

生活音に慣れさせる

生活音や落雷などの普段の音がストレスになっている場合、雨戸を閉めるなどの防音対策をしてあげましょう。また、CDやDVDなどを流し、おやつを与えるなどして慣らしてあげることも効果的です。

念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめ!

万が一のために、若いうちからペット保険に加入しておくと安心です。ペット保険の加入には年齢制限があり、満8〜12歳以上になると加入できない場合が多いからです。


また、ペット保険は、通院と入院・手術がセットになっている総合型と、入院・手術型の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがありますので、ペットに合った保障内容で選ぶことをおすすめします。

総合型入院・手術型
メリット通院も保障される値段が安い
手術費の負担が大きい
デメリット値段が高い通院は保障されない

MOFFMEでは、様々なペット保険を一括で比較できるサービスや口コミなどもご紹介しています。


どんなペット保険に入るのが良いか迷っている方に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。

犬のペット保険ランキングを確認する

まとめ:犬の水飲み過ぎはストレスが原因?

今回は、犬の水飲み過ぎについて、その原因や対処法をご紹介しました。

  • 1日に体重1kgあたり100ml以上の飲水量で多飲
  • 水飲み過ぎの原因はストレスの場合もある
  • 水飲み過ぎで考えられる病気は主に4つ
  • 多飲多尿に気付いたらまずは動物病院へ行く

水飲み過ぎると頻尿や多尿になり、犬の身体に負担がかかります。


多飲多尿の症状はストレスなどが原因のこともありますが、重大な病気のサインである可能性も考えられます。


このため、水飲み過ぎが気になる場合はよく観察し、早めに動物病院で受診することをおすすめします。


また、ストレスが原因の多飲多尿の場合には、ストレスの原因を解決してあげることも重要です。散歩コースを変えたりなど、工夫次第で犬のストレスが大きく減ることもあります。


犬は話すことができません。だからこそ、日ごろからの飼い主の愛情ある観察が重要です。


ぜひこれを犬の健康を考える良い機会にしてくださいね。


MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひご覧ください。