
更新日:2020/11/21
犬の保険は10歳以上の高齢でも入れる?ペット保険の加入年齢を解説!

犬の保険は10歳以上の高齢でも加入できるのでしょうか。年齢が上がると病気のリスクも高まるので保険に加入しておきたいですよね。また病気になってからでも保険は入れるのでしょうか。この記事では、犬の保険は10歳以上の高齢でも加入できるか、加入条件について解説します。

犬の保険は10歳以上の高齢でも加入できる?
10歳以上の高齢犬にペット保険が必要な理由とは?
人間と同じように犬も年齢が上がると体調を崩したりや骨折や打撲をしやすくなります。病院に行って治療を受ける際に、ペット保険に入っておくと経済的に安心できます。ここでは
- 高齢犬がかかりやすい病気やその治療費
- 年を取ると犬も健康管理や治療費の負担が大きくなる
といったポイントを解説します。特に10歳以上になるとクリニックのお世話になることが多くなるのでペット保険の重要性を知るためにもぜひ参考にしてくださいね。
高齢犬がかかりやすい病気やその治療費はどれくらい?
年を取った犬がかかりやすい病気にはどのようなものがあるでしょうか?治療費も気になりますね。ここでは10歳以上の犬が注意したい病気や治療費の目安を紹介します。
病名 | 症状 | 治療費 |
---|---|---|
がん | しこり・血便・嘔吐・食欲の低下など 部位により症状は多岐にわたります | 手術:15万円~ 抗がん剤治療:2~3万円~(1回) 放射線治療:1~5万円 |
糖尿病 | 多飲多尿・体重減少・食欲減退 | インスリン注射:1万円(1ヶ月) 食事療法:8000円(1ヶ月) |
骨折 | 肢を地面につけない・抱くと痛がる・腫れ | 手術:10~20万円(入院費込み) ギブスの固定:3~5万円 |
椎間板ヘルニア | 歩行困難・排尿排便困難 | 通院治療:5000円~1万円(1日) 入院治療:3~5万円 手術:30~50万円 |
白内障 | 物にぶつかる・散歩を嫌がる・眼球の濁り | 通院:1~2万円(1日) 手術:30~50万円 |
犬も高齢になると健康管理や治療費の負担が大きくなる!
飼育環境が良くなり犬も長生きできる時代になりました。しかし、特に10歳を超えたら健康管理に注意が必要です。具体的には次のようなケアをしてあげると良いでしょう。
- 食事の工夫(シニアフードなど)
- バリアフリー化(ペットスロープの設置)
- 散歩の工夫(短距離・短時間・バリエーションを増やす)
- 定期的な健康診断
また、健康管理にどんなに気を付けていても年齢を重ねると免疫力が落ちたり、骨が弱くなったりして病気やケガをしやすくなります。
さらに高齢になると一つの病気がきっかけとなり他の病気を併発するリスクが高まります。例えば糖尿病から白内障を併発し、歩行が困難になったことで骨折してしまうという具合に次から次へと病気やケガが連鎖してしまうのです。
体調を崩せば病院のお世話になることになり医療費の負担も若いころに比べると非常に大きくなることを覚えておきましょう。
10歳以上の高齢犬でもペット保険に加入できる?
年齢を重ねると犬も病気をしやすくなることを説明してきましたが、治療費や健康管理などで経済的な負担も高まります。そこで頼りになるのがペット保険ですが10歳以上でも加入できるでしょうか?
ここでは高齢犬のペット保険事情について以下のポイントを紹介します。
- 年齢制限なしのペット保険もある
- 終身タイプなら安心
愛犬の治療を経済的な負担を気にせずするためにはペット保険は必須です。まだ、加入していない場合はぜひ検討してくださいね。
加入や更新の年齢制限なしのペット保険もある!
これまでのペット保険は加入や更新に年齢制限のあるものが主流でした。しかし、ペットも高齢化が進み、年を取ってからの保障が求められるようになりそれに対応した商品も登場しました。
たとえばあるペット保険会社のシニアプランでは、8歳以上になれば何歳になっても加入可能です。入院と手術が保障され、一生涯継続できるので年を重ねたペットに嬉しい保険ですね。
ただし、健康であることが加入条件となっているので、重い病気になってしまったら加入できません。いくら年齢制限がないとはいえ、「いつでもいいや」と先延ばしにせずになるべく早く申し込みをすることが大切です。
ペット保険の中には終身タイプもあるので安心!
ペットが高齢になった時のために終身タイプの保険に入ることも一つの方法です。終身タイプでは一度加入をすれば一生涯保障を受けられるので安心ですね。
ただし、ペットの終身保険は更新型が主流です。自動更新であれば解約しない限り契約が継続されますが、更新の際に保険料が上がることが多いです。
たとえばあるペット保険会社の「通院保障付き70%プラン」の加入・更新時の保険料を見てみましょう。
年齢 | 月額保険料 |
---|---|
7歳 | 3,930円 |
8歳 | 4,590円 |
9歳 | 5,360円 |
10歳 | 6,530円 |
9歳で加入した際の保険料は5,360円ですが、1年後10歳で更新すると保険料が6,530円に値上がりします。

10歳以上の高齢犬でも加入できるペット保険の選び方は?
10歳以上の高齢犬でもペット保険に加入できることを説明してきましたが、若い時と異なる注意点もあります。
納得のいく保険に入るためのポイントを3つ紹介します。
- 保障範囲や保険料・窓口清算の有無に注意
- 健康状態によっては審査で断られることも
- 口コミ・評判をチェックすることがおすすめ
最近では10歳以上でも入れる商品が選べるようになってきましたのでしっかり比較検討してくださいね。
ペット保険は保障範囲や保険料、窓口精算の有無に注意!
審査で断られる可能性もあるので、病気でも入れるかも要確認!
犬も10歳を過ぎるとさまざまな病気にかかることがありますが、ペット保険は基本的に健康なペットを対象としています。
よって、病気になってから申し込みをすると審査に通らないことがあるので注意が必要です。商品や健康状態により以下のように対応が分かれます。
- 加入不可
- 保障の条件付きで加入可能
- 完治していれば加入可能
同じ病気でも商品やプランにより対応が異なります。病気をしている場合はいくつかの保険会社に相談をして有利な条件で加入できる会社を探しましょう。
ペット保険は口コミ・評判等を比較・検討して選ぶのがおすすめ!
ペット保険を選ぶ際には実際に加入している人の口コミや評判が参考になります。
- どのような時に役立ったか
- つけておけばよかった保障
などの生の情報が手に入りますよ。
また、「10歳以上の犬が入れる保険」など条件を指定して保険料や保障内容を比較できる一括比較サービスを利用すると効率的に保険選びができます。
MOFFMEではペット保険の一括比較サービスや口コミも取り扱っています。ペット保険の一括比較では犬種と年齢を入れるだけで見積もりが完了します。
厳選10社の中からぴったりのプランが紹介されそのまま申し込みもできるのでぜひ一度どんなプランがあるのかをチェックしてみてくださいね。
まとめ:10歳以上のシニア犬でも加入できるペット保険はある?
ここまで10歳以上のシニア犬のペット保険に関して解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事のポイントは
- 10歳以上の高齢犬は医療費の負担が大きくなるのでペット保険が必要
- シニア犬向けの保険や終身型の保険がある
- 選ぶ際には保障範囲や保険料、窓口精算の有無を確認する
- 病気でも入れるかは保険会社によって異なるので相談が必要
- 口コミや一括比較サービスを利用すると検討しやすい
でした。
愛犬が病気になるのはとても辛いものです。経済的な負担がなくなるだけでかなり楽になりますのでペット保険への加入を検討しましょう。
MOFFMEでは他にもお金や保険に関する記事を多数掲載していますのでぜひご覧ください。

病気やケガで動物病院に行ったら思った以上にお金がかかって驚いたという経験を持つ人は意外と多いのではないでしょうか。特に犬は10歳以上になると体調を崩しやすくなるので経済的な負担が心配になりますよね。
そんな医療費の負担を軽減してくれるのがペットのための保険です。しかし、日本ではまだ加入率が低いため本当に必要があるのか加入を迷ってしまいますよね。また、高齢でも入れるのかも気になるでしょう。
そこで今回「MOFFME」では10歳以上の犬の保険に関して
これらの点について詳しく解説します。
この記事を読めば高齢犬の保険事情をよく知ることができます。健康に気を付けるのと同じくらい保険選びも大切ですのでぜひ最後までご覧ください。