銀行預金の個人年金保険への変更は将来へ向けて有利な貯蓄になる

最近、個人年金保険が将来への貯蓄手段として注目され、貯蓄方法の変更を希望する人が増えています。公的年金へは義務的に加入していても、それだけでは安心できずに銀行預金をもっと条件の良い個人年金保険に変更したいという人が増えているのです。

銀行預金から変更する時は個人年金保険の特徴をよく知ってから

個人年金保険のメリットとして、将来に対して有利な積立となり、安心できるということが言えます。


ただ、種類も多くそれなりのリスクもあるので、銀行預金から変更して利用する場合はとくに特徴をきちんと把握して変更しなければなりません。そして、それぞれの生涯計画に沿った利用とすべきです。

個人年金保険の加入が老後を考える動機にも

個人年金保険には様々なタイプのものがありますが、どれも将来の生活設計に大いにプラスになるものばかりです。それまで銀行の預金に頼っていた将来への貯蓄も個人年金保険に変更することで、より積極的に関わっていけるようになります。そして、自分の老後についても真剣に向き合えるきっかけにもなるはずです。

個人年金保険への加入は50歳代が多い

個人年金保険に変更しようとする人は、50歳代に多いとのこと。将来の不安が現実味を帯びてきた人たちが変更を求めてきているのでしょう。


また、支給については60歳代からという人が多く、支給期間については10年間が多いと言われています。支給に関しても具体的に、より現実的に考えるようになるようです。




個人年金保険のうち将来のためには金額確定の確定年金への変更が有利

将来のことが不安なので個人年金保険に変更したいというのなら、ある程度まとまった金額を受け取ることのできるタイプの個人年金保険へ変更したほうがいいでしょう。


それには、数ある個人年金保険のなかから、受け取る金額が加入時に確定している確定年金を選ぶのをお勧めします。将来の計画も立てやすくなるからです。

確定年金の運用責任は保険会社にある

確定年金は、契約時に受け取る年金額が分かるため、将来の設計が立てやすいという利点があります。確定年金は正式には確定給付型個人年金と言い、年金原資を加入者が自己責任で運用し、それを増やしていく確定拠出年金とは異なるものです。確定年金に関しては、その運用責任は保険会社に属します。

確定年金に対して生涯受け取れる終身年金

確定年金のメリットには、将来的に安心なうえに、60歳以上で加入して10年間以上の支払い期間という契約にしておけば、所得控除が受けられるというのもあります。


確定年金は、確定期間しか年金が受け取れませんが、ほかに一生涯受け取ることのできる終身年金というものもあり、こちらへの変更も一考の余地があります。

個人年金保険への変更は利息面からも将来的に有利な貯蓄方法

個人年金保険は必要ない、他の貯蓄方法から変更する必要はないという人がいます。


しかし、今は銀行預金では利息がほぼつきません。そこで、引き落としで積み立てられる個人年金保険が将来的に安心な貯蓄ということで注目されています。それは、途中解約が元本割れのリスクがあるので避けられるからでもあります。

途中解約が不利なので貯蓄下手でも安心

個人年金保険は貯蓄型の年金保険です。もし途中で解約しても解約返戻金というものが戻ってきます。


しかし、その金額はそれまで支払ってきた額より少なくなってしまいます。途中解約が不利な年金というわけです。しかし言葉をかえれば、預金などをすぐに使ってしまう貯蓄の下手な人には安心な年金とも言えます。変更後は容易に出し入れはできなくなります。

会社員なら年末調整で保険料控除の還付も

個人年金保険は税金面についても有利に働きます。個人年金保険には個人年金保険料控除というものが設けられていて、その対象となっているため、企業に勤めている人ならば年末調整の際に還付を受けることができるのです。


また、自営業の人なら、確定申告で保険料控除が受けられます。税金面でも他の貯蓄方法から変更するメリットはあるのです。

確定年金への変更が有利になるかは経済状況が鍵に

個人年金保険は、将来受け取る金額の決まっている確定型へ変更するほうが安心です。


しかし、将来インフレが起きたら、そのときの金額よりも低い価値で年金を受け取らなければならないというリスクが付いてきます。


そのため、経済状況を考えて、将来への安定した貯蓄という点と比較して変更などの判断する必要があります。

個人年金保険の価値を下げる物価上昇

個人年金保険の弱点は、長期の固定金利の商品であるということです。

一年に2%ずつ物価が上がると、30年後には50万円を受け取る予定だった年金は、その価値が約28万円まで下がってしまいます。リスク軽減のため、途中の変更も可能な商品との併用も考えたりして分散させることも必要かもしれません。

もし保険会社が倒産したら元本割れに

個人年金保険では、保険会社が倒産してしまったときのリスクも考えられます。ある程度の補償はしてもらえますが、年金額のすべてがもらえるわけではありません。


つまりここにも元本割れのリスクがあるということです。基本的には、責任準備金として90%が保護されることになっています。ここを押してまで他の貯蓄方法から変更するかは利用者の判断次第でしょう。

まとめ

個人年金保険には数々のメリットがあり、それなりのリスクやデメリットもあります。


しかし、他の貯蓄方法からの変更を奨励されるねは、大きな問題というものが少ないのが魅力とも言えるからです。デメリットには、強いて挙げれば大きなリターンがないということが言えます。


しかし、長期の運用については、安定して利用できるということは大きなメリットとして捉えられるのです。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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