コープ共済の医療共済は良い?安価な掛金で手広い総合保障!

どの医療保険に加入しようか迷っている方にとって、月々の掛金を安く抑えられる「コープ共済」は良い選択肢です。医療保障重視の「医療コース」や「終身医療」、また子ども向けの「ジュニア20コース」などがありますが、今回はそれぞれのコースについて紹介します。

どの医療保険を選べば良いの?


この記事をご覧のあなたは、どの医療保険に加入しようか迷っておられるかもしれません。


医療保険はたくさん種類がありますが、保障をとるか保険料の安さを取るかによって選ぶべき保険が変わるので、たとえ比較しても迷ってしまいますよね。


そこで、保険料を抑えたうえで最低限の保障は得たい、と考えている方が「コープ共済」を選ぶメリットが大きい、という点はご存知でしたでしょうか。


この記事では、

  • コープ共済の「医療コース」とは?
  • コープ共済の「医療コース」を選ぶメリット・デメリットとは?
  • 終身型の「医療コース」とは?
  • 終身型の「医療コース」を選ぶメリット・デメリットとは?
  • 子ども用の医療保険にはどのような特徴がある?
  • コープ共済と民間の保険、2つの違いとは?

以上の点について取り上げていきます。


この記事をご覧いただければ、保険よりも共済を選ぶメリットについて理解でき、これから保険加入を考えている方にとって良い指針となるでしょう。


ぜひ最後までご覧ください。

コープ共済の医療保険の概要


コープ共済はその名のとおり「共済」なので、営利目的で販売する一般的な「保険」とは異なっています。


コープ共済は組合員になる必要があり、仕組み自体が組合員同士の相互扶助により成り立っているので、安い保険料(共済掛金)で良い保障を受けることができるのです。


では、コープ共済が提供している「たすけあい」とはどのような共済なのでしょうか。


最初は「たすけあい医療コース」について紹介します。

【たすけあい医療コース】保障内容・掛金

コープ共済の「たすけあい 医療コース」はより医療保障を重視したコースであり、

  • 入院・通院・手術時の保障
  • 通院保障
  • 死亡保障
このような一般的な保険に求められる保障内容をカバーした共済です。

加入年齢は「0~64歳」、満65歳まで保障を受けられます。

コースは3つに分かれており、もっとも安いコースでは月々1,000円からという非常にリーズナブルな掛金設定となっています。

それぞれのコースの詳細については次の表をご覧ください。

保障内容V1000円コースV2000円コースV4000円コース
入院(病気・ケガ)日額:2,000円日額:5,000円日額10,000円
通院(事故など)日額:1,000円日額:1,500円
日額:3,000円
手術1・2・4万円2・4・8万円4・8・16万円
後遺障害(事故)2~50万円4~100万円8~200万円
死亡・後遺障害(病気)
重度障害(事故)
10万円

(+50万円)
10万円

(+100万円)
20万円

(+200万円)
コースによって1日ごとの入院保障や後遺障害への保障額に幅があるため、コストと保障の質どちらを重視しているかによって選ぶコースは変わるでしょう。


ちなみに入院は1日目から184日までが保障限度日数となっているため、短期・長期入院両方に対応できます。

【ずっとあい医療コース(終身型)】保障内容・掛金

「たすけあい医療コース」が掛け捨てタイプであったのに対して、「ずっとあい 終身医療」はその名のとおり終身タイプの共済です。


そのため、

  • 一生涯にわたって同じ共済掛金
  • 重度障害と診断された場合それ以降の掛金が免除
このような一般的な終身型医療保険に備わっているのと同様の特徴があります。

コースは3つに分かれており、それぞれの保障内容は次のとおりです。

保障内容入院日額
5,000円コース
入院日額
10,000円コース
入院日額
3,000円コース
加入可能年齢0~満60歳 0~満60歳
 満60歳~満70歳
入院(病気・ケガ)日額:5,000円日額:10,000円日額:3,000円
手術5・10・20万円10・20・40万円3・6・12万円
コースによって加入できる年齢が異なっており、加入年齢によって掛金が変わります。

この共済には死亡保障はありませんが、その代わり入院限度日数が「たすけあい」よりさらに多く「180日」までとなっています。

コープ共済の医療保険のメリットとデメリット


次からは、コープ共済のメリット・デメリットについて紹介していきます。

【たすけあい医療コース】のメリット

コープ共済「たすけあい 医療コース」のメリットは、なんと言っても「掛金が安い」というところにあります。


同様の保障内容で、保険会社が販売している医療保険と比較してみるとコープ共済はかなり安価な部類に入ります。


入院も1日目から保障されますし、希望する場合は「先進医療特約」や「個人賠償責任特約」を付帯することもできます。


コストをできるだけ抑えたうえで、入院保障・死亡保障の両方が欲しいという方におすすめできます。


また「たすけあい」はコープ共済による割戻金の対象であり、年度ごとに共済金と経費が余剰した場合には、組合員はいくらかの割戻金を受け取ることができます。

【たすけあい医療コース】のデメリット

「たすけあい」医療コースのデメリットは、保障内容があくまで最低限度である、という点です。


基本的に共済は営利を追求しないためコストも安く済みますが、その反面通常の保険ほど保障額が大きくなかったり、保障内容にもほとんど融通が効きません。


また、手術による一時金はどのような手術でも保障してくれるものではなく、コープ共済が定める「手術支払割合表」に含まれている手術のみ一時金の対象となります。


このリストに含まれている手術でも、それぞれ金額(倍率)が異なっている点に注意が必要です。


一部のユーザーからは「保険請求してもいつまでも支払われない」「なぜか審査に通らない」という声が少なからず上がっていたり、対応者によって対応がバラバラであるとの指摘もあります。

【ずっとあい医療コース】のメリット

「ずっとあい 終身医療」のメリットは、安い掛金で終身保障を得られるという点にあります。


下の掛金の例をご覧ください。

加入年齢
(期間)
月掛金80歳までの
払込総額
0歳
(80年)
1,215円1,166,440円
10歳
(70年)
1,425円1,197,000円
20歳
(60年)
1,830円1,317,600円
30歳
(50年)
2,425円1,455,000円
40歳
(40年)
3,315円1,591,200円
50歳
(50歳)
4,690円1,688,400円

40歳という、医療保険に加入するには比較的遅い年齢で加入しても、月々の掛金が3千円程度で済みます。


これは、保険会社が販売している終身保険と比較するとほぼ最安値です。


ですから、低コストで最低限の終身保障を得たい、と考えている方にとっては有力な選択肢となるでしょう。


また、入院限度日数が1~180日なので、短期だけでなくかなり入院が長期化してしまった場合にも対応できるのがメリットです。

【ずっとあい医療コース】のデメリット

「ずっとあい」医療コースのデメリットは、やはり他の終身保険と比べると保障内容が限定されているという点です。


メインの保障が「入院保障」と「手術保障」だけであるため、内容のカスタマイズやさまざまな特約が付帯できる保険と比べれば見劣りするかもしれません。


その特約に関しても、「ずっとあい」は先進医療特約を付帯することができないのもデメリットです。


年齢が若ければかなり安価に保障を受けられるため、とにかく安い保険料で終身保険に勧誘したい、保障はあくまで最低限で良い、と考えている方向けです。

子どもの医療保険【たすけあいジュニア20コース】


コープ共済では、子ども向けの「たすけあい ジュニア20コース」という共済も用意されています。


子どもは医療費助成があり本来は負担が少ないはずですが、助成が受けられない病院への交通費や親の収入減による損失、差額ベッド代などがかさむこともあり、意外にお金はかかります。


そういったニーズに答えるのがこの子ども向け共済であり、

  • 0~満19歳まで加入できる
  • ケガによる通院でも1日目から保障
  • 日帰り手術を保障
  • 個人賠償責任特約を付帯できる

このような特徴があります。


コースの詳細は次のとおりです。

保障内容J1,000円コースJ2,000円コースJ1,900円コース
入院(病気・ケガ)日額:6,000円日額:10,000円日額:5,000円
通院(事故など)日額:2,000円日額:3,000円日額:2,000円
手術5・10・20万円10・20・40万円4・8・16万円
長期入院36万円60万円30万円円
後遺障害(事故)14万~350万円28~700万円14~350万円
死亡・後遺障害(病気)100万円500万円100万円
死亡・後遺障害(事故)150万円800万円150万円
親の死亡・重度障害4万円20万円4万円
扶養者の死亡・重度障害100万円700万円100万円

保障内容がかなり充実していることが分かります。

【たすけあいジュニア20コース】のメリット

「たすけあい ジュニア20コース」のメリットは、「子ども向け」だけあって保障範囲がかなり広いことにあります。


入院保障は1日から最長360日となっており、なんと1年間もの長期入院にも対応できますし、事故による通院も90日まで対応しています。


被共済者である子どもだけでなく、親などの同居家族、別居しているが扶養関係にある人なども、万が一のことがあった場合に保障を受けられるのがメリットです。


申込時の告知内容にも便宜が図られており、

  • 中耳炎
  • 鼠径ヘルニア
  • 口唇裂
  • ぜんそく
  • 発達障害・多動性障害
このような持病がある場合でも、
  • 現在入院中ではない
  • 1年以内の入院や手術を医師から勧められていない
以上の条件をクリアすることで「J1,900円コース」に加入できる可能性があります。

【たすけあいジュニア20コース】のデメリット

「たすけあい ジュニア20コース」は、20歳以降はほかの「医療コース」や「女性コース」に乗り換える必要があります。


一応20歳以降も健康状態にかかわらず保障を継続できますが、そもそもコース自体が変わるため、入院・通院保障額や、死亡・後遺障害の共済金額も下がるなど、「ジュニア20コース」に比べて保障内容が劣ってしまいます。


あくまで学生までの充実保障だと割り切って、大人になってからの保障に関してはまた別途考える必要があるでしょう。

コープ共済と民間の医療保険の違いを比較


「共済」が保険と違って営利を目的としていないために掛金を安くできる、というのはすでに説明したとおりですが、他の医療保険との違いは、

  • 掛金が安いかわりに、保障内容は最低限である
  • 保険は融通が効くが、共済はほぼカスタマイズできない
  • 先進医療特約などの特約が用意されているが、種類は少ない
  • 加入するためには組合員になる必要がある
こういった「共済」独特の特徴、いわば医療保険との違いをメリットと考えられるかどうかが決め手となります。

手広くカバーできるが保険料は少し高くなる医療保険と、保障内容は限定されているがコストは抑えられる共済を比較すると、結局は加入を考える個人が「何を重視しているか」が重要になります。

また、通常の医療保険が必ずしも高いわけではなく、選択的である特約などを付帯しなければ、保険でも同等程度までに月々の保険料を抑えることは可能です。

まとめ

今回はコープ共済について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • コープ共済の「医療コース」は入院・通院・死亡保障までをカバーできる共済である
  • コープ共済の「医療コース」は掛金が安い分、保障範囲はそこまで広くない
  • 終身型の「医療コース」は安い掛金で終身保障を受けられる共済である
  • 終身型の「医療コース」もやはり保障内容が最低限である
  • 子ども向けの「ジュニア20コース」は最長1年までの長期入院に対応できる
  • コープ共済は低コスト重視であれば加入するメリットが大きい

以上の点です。


保険に求めるものは人それぞれですが、コープ共済は「共済」特有の特徴やメリットを理解したうえで加入するなら受けられる恩恵は大きいでしょう。


特に、何よりも保険に「安さ」や「シンプルさ」を求めている方は、ぜひ一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。


ほけんROOMではこの記事以外にも役に立つ記事が多数掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。

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