高スワップポイントFX会社比較|長期運用でおすすめのFX口座を解説!

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「スワップポイントって何だろう?」
「スワップポイント狙いで取引するのにおすすめなFX口座は?」

 スワップポイントとは、FXで売買する2国の通貨の金利差によって得られる利益のことです。このスワップポイントを狙う方法は、為替差益を狙う方法と併せてFXにおける二大リターンとなっています。

 スワップポイントを狙った取引は長期運用で着実な収益が期待できるため、毎日コツコツと収益を積み上げていきたい人に特におすすめです。

スワップポイント狙いにおすすめなFX会社一覧

FX
口座

IG証券のロゴ
IG証券
ヒロセ通商
LIGHT FX

公式
HP

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トルコリラ/円
31円
25円
25円
メキシコペソ/円
8円
8円
8.1円
南アランド/円
10円
9円
9.1円

※2021年12月17日の調査
※1万通貨の1日あたり受取りスワップ

この記事では、スワップポイント狙いで運用する方におすすめのFX口座通貨ペア、さらに投資資金から実際のスワップポイントを計算する方法について画像付きで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

FXのスワップポイントとは?リスクを抑えて長期運用する方法を解説

FXは「為替の値動きによる差益を狙う」ものだと考えている人は多いと思いますが、利益を狙う方法はそれだけではありません。

「スワップポイント」という仕組みを生かして利益を得ることも可能です。スワップポイントはFXにおける重要な収益源の一つなので、ここで基本をしっかりと押さえておきましょう。

FXにおける二大リターンの一角

FXで利益を上げる方法は2種類あります。米ドル/円やユーロ/円といった通貨ペアの為替レートの変動を利用して「為替差益」を狙う方法と、通貨間の金利差を利用した「スワップポイント」でリターンを得る方法です。

スワップポイントはFXだからこそ期待できる収益で、例えば日本円のような低金利の通貨を売り、それよりも高金利の通貨を買うことで、その金利差を受け取ることができます。

為替差益は相場の予測が外れてしまうと利益を得られませんが、スワップポイントは金利差によって生じるため着実な収益が期待できるメリットがあり、長期的に利益を得る一つの手段として活用しているトレーダーも数多くいます。

もちろん注意点もあるので(後ほど解説します)、スワップポイント狙いの運用を考える際はこの記事をぜひ最後まで読んでおきましょう。

金利差を調整するために発生

FXでは異なる2つの国の通貨を交換するのと同時に、金利の交換も行われます。各国の金利はそれぞれ異なるため差額を調整する必要があり、その通貨間の金利差調整分が「スワップポイント」として発生する仕組みです。金利差が大きい通貨ペアほどスワップポイントも大きくなります。

毎日発生する

スワップポイントは原則的に、ポジションを保有し続けると、土日を含む365日毎日発生します。2国間の年間金利差を日割り計算することで算出され、ポジション保有日数に応じたスワップポイントをもらうことができます。つまり、高金利通貨の買いポジションを保有していれば、ほぼ毎日利益を得られるというわけです。

ただ、スワップポイントはポジションを翌日以降に持ち越さなければ発生しない点に注意が必要です。スキャルピングやデイトレードのように、その日のうちにポジションを決済してしまうと付与されません。

受け取りだけでなく支払うこともある

スワップポイントは、「低金利通貨を売って高金利通貨を買った場合」に受け取ることができますが、逆に「高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合」は支払うことになります。

例えば、高金利であるトルコリラを売り、低金利の日本円を買う取引を行う(つまりトルコリラ/円で売りポジションを持つ)と、その金利差を支払わなければなりません。このようにスワップポイントがマイナスになる現象を「マイナススワップ」といいます。

スワップポイントの受け取り 低金利通貨を売って高金利通貨を買う場合
例)トルコリラ/円の買い
スワップポイントの支払い 高金利通貨を売って低金利通貨を買う場合
例)トルコリラ/円の売り

また、スワップポイントは常に一定ではありません。各国の金利情勢等により日々変動するため、場合によっては受け取りから支払いに転じたり、支払いのポイントが大きく増加したりするリスクがあることを覚えておきましょう。

実例からスワップポイントの感覚をつかもう

スワップポイントの概要は理解できたと思いますが、具体的にどれくらい付与されるのか、イメージしづらい部分もあるでしょう。ここで実例を挙げて説明するので、ざっくりと感覚をつかんでおきましょう。

スワップ受け取りの例

こちらは「みんなのFX」のスワップカレンダーです。通貨ペア毎に1Lotあたりのスワップポイントが表示されています。基本的にどのFX会社にも、このようなスワップカレンダーが用意されており、付与日数や付与金額が一目で分かるようになっています。

スワップカレンダー(みんなのFX)

みんなのFX スワップカレンダー

例えば、9月16日(木)の「買」の行を見てください。この欄にある数字が、それぞれの通貨ペアの買いポジションを保有しているときに付与されるスワップポイントになります。その上の行は「付与日数」を示しており、「1」となっているので1日分のスワップポイントを得られるということです。

その日は南アフリカランド/円であれば「8.1円」、トルコリラ/円であれば「45円」、メキシコペソ/円であれば「5.1円」のスワップポイントを受け取れました。

スワップ支払い(マイナススワップ)の例

今度はスワップポイントを支払うパターンを見てみましょう。この場合も、先のカレンダーをチェックすれば一目瞭然です。マイナスがついている数字は全て支払いを意味します。

スワップカレンダー(みんなのFX)

みんなのFX スワップカレンダー

例えば、9月16日(木)の「売」の行を見てください。この欄にある数字が、それぞれの通貨ペアの売りポジションを保有しているときに適用されるスワップポイントです。買いポジションとは対照的に、南アフリカランド/円であれば「8.1円」、トルコリラ/円であれば「45円」、メキシコペソ/円であれば「5.1円」のスワップポイントを支払うことになります。

通貨の組み合わせによって金利差は異なるので、当然スワップポイントの水準も通貨ペアによって異なります

また、スワップポイントはFX会社によっても大きな違いがあります。同じ通貨ペアでもFX会社が異なれば、受け取り・支払いのスワップポイントも変わってくるので、スワップポイント狙いの運用ではFX会社選びも重要です。各社のスワップポイントを比較して、条件の良いところを選ぶようにしましょう。

スワップ狙いに適した南アランド、トルコリラ、メキシコペソ

スワップポイントを狙った取引をする際のコツは、金利差が大きい通貨ペアを選ぶことです。前述の通り、金利差がある通貨ペアほどスワップポイントは大きくなるため、トルコリラのような高金利通貨と、日本円のような低金利通貨を組み合わせた通貨ペアが狙い目となります。

御三家がスワップ狙いの主役

スワップポイント狙いに向いている通貨として真っ先に挙げられるのは、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソの、いわゆる高金利通貨の御三家です

一昔前は豪ドルやNZドルが高金利通貨として人気を集めていましたが、それも今は昔の話。2021年9月時点で、スワップポイント狙いでしっかりとした利益が見込める、比較的多くのFX会社で取り扱っている通貨ペアは、ほぼこの御三家のみといえるでしょう。

これらの通貨と日本円を組み合わせた通貨ペアの買いポジションを長期で保有するのが基本です。

南アフリカランド/円の見通し

南アフリカランドと日本円を組み合わせた通貨ペアである南アフリカランド/円の見通しについて、長期チャートや政策金利の推移などを基に考察します。

まず、長期チャートを見てみましょう。こちらは南アフリカランド/円の2006年4月から2021年9月までの月足チャートです。

南アフリカランド/円の月足チャート

長期的な視点では、円高・南アフリカランド安傾向にあり、下降トレンドが続いていることが分かります。2020年4月にはコロナショックの影響で史上最安値となる5.6円をつけました。ただ、そこからは上昇基調に転じ、2021年9月現在、7.5円台で推移しています。

南アフリカの経済は世界景気の影響を受けやすく、金融市場のリスクオン・リスクオフに敏感に反応する特徴があります。また、金やプラチナ、ダイヤモンドなどの鉱山資源が多く産出される世界有数の資源国家であることから、世界景気が好転し、それらの資源価格が高まれば、南アフリカランド/円は再び上昇する可能性も十分あるといえます。

その一方で、南アフリカは政治的、経済的、治安的に不安定という一面を持ち合わせており、それらが顕在化すると再び下落に転換するリスクもあります。その場合の下値メドは、コロナショックでつけた5.6円付近になりそうです。

続いて、南アフリカの政策金利の推移を見てみましょう。こちらは2008年1月から2021年7月までの推移を表したグラフです。

南アフリカの政策金利

南アフリカの政策金利は、2008年から2009年2月までは10.00%以上、2016年3月から2017年6月までは7.00%と、かつては高水準を維持している期間もありましたが、2020年7月に3.50%という過去最低水準まで引き下げられて以降、それが据え置かれている状況です。以前に比べると、得られるスワップポイントは明らかに少なくなっています

当面はこの低水準が続きそうですが、景気回復に伴い、6.00%から7.00%程度まで上昇する可能性もあります。

トルコリラ/円の見通し

続いて、トルコリラと日本円を組み合わせた通貨ペアであるトルコリラ/円の見通しについて、長期チャートや政策金利の推移などを基に考察します。

まず、長期チャートを見てみましょう。こちらはトルコリラ/円の2006年10月から2021年9月までの月足チャートです。

トルコリラ/円の月足チャート

値動きを振り返ると、2007年後半から長い下降トレンドを形成しており、長期的なトルコリラ安が継続しています。コロナショックを経て、2020年後半あたりからは下げ止まっているようにも見えますが、大きな上昇に転じる兆しはなく、2021年9月現在は12円台後半から13円台前半での小動きを続けています。

新型コロナウイルスの感染再拡大懸念やトルコ経済の先行き不透明感、トルコ国内から国外への資金流出圧力など、ファンダメンタルズ的に考えるとトルコリラの下落リスクを意識させる材料がいくつも揃っており、短期的には上値を追う展開とはなりづらいでしょう。当面、不安定な相場状況が続くことが予想されます。

次に、トルコの政策金利の推移を見てみましょう。こちらは2010年5月から2021年8月までの推移を表したグラフです。

トルコの政策金利

トルコの政策金利は2018年5月以降、突然大きく引き上げられたり、引き下げられたりしており、トルコの金融政策が非常に不安定であることを物語っています

2021年9月現在の政策金利は19.00%とかなり高水準で、他の高金利通貨と比べても突出して高くなっています。そのため、トルコリラ/円の買いポジションを保有していれば日々多くのスワップポイントを受け取ることができます。

ただし、この高水準の政策金利がこのまま続くのかというと、そうとも言い切れません。通常、政策金利は各国の中央銀行が景気の良し悪しを判断しながら決定するのですが、トルコはエルドアン大統領の強権政治が続いている国です。

同大統領は高金利を嫌って中央銀行に政策金利を下げるよう圧力をかけ続けており、今後、中央銀行がその圧力に屈して利下げに踏み切る可能性も少なからずあります。政策金利の動向には常に注目しておきましょう。

メキシコペソ/円の見通し

最後は、メキシコペソと日本円を組み合わせた通貨ペアであるメキシコペソ/円の見通しについて、長期チャートや政策金利の推移などを基に考察していきます。

まず、長期チャートを見てみましょう。こちらはメキシコペソ/円の2006年10月から2021年9月までの月足チャートです。

メキシコペソ/円の月足チャート

この間の最高値は2007年6月につけた11.5円、最安値は2020年4月につけた4.2円、変動幅は7円程度と、南アフリカランド/円やトルコリラ/円に比べると狭く、安定しているのが特徴です。とはいえ、2008年にはリーマンショックによる大暴落、2014年後半から2016年後半にかけては原油価格の急落による長期的な下降トレンドが発生するなど、過去には大きく値を下げる局面も何度かあり、今後の下落リスクがないわけではありません

メキシコペソは、米国経済の影響を強く受けます。ここ最近では、コロナショックにより4.2円の最安値をつけましたが、その後は米国経済の復調により上昇基調を見せており、2021年9月現在、メキシコペソ/円は5円台半ばで推移しています。米国経済の下振れやメキシコ・米国の関係性の悪化など、深刻な問題が発生しなければ5円から6円前後の推移がしばらく続きそうです

次に、メキシコの政策金利の推移を見てみましょう。こちらは2008年1月から2021年8月までの推移を表したグラフです。

メキシコの政策金利

政策金利に関しては、2018年12月から2019年7月まで8.25%という高水準でしたが、2019年8月より利下げを開始。それ以降、金利は断続的に引き下げられ、2021年2月には4.00%まで低下しました。ただ、メキシコ経済が回復の兆しを見せていることから、そこからは利上げが続いており、同年9月現在、4.50%となっています。新型コロナウイルス感染拡大のリスクは残るものの、この水準での推移が当面続くものと予想されます。

スワップ狙いにおすすめの主要FX口座比較

高金利通御三家の受取りスワップポイントを調査、ランキング形式にしてみました。

トルコリラ/円の買いスワップランキング

1位 IG証券 31円 FX以外に株、CFD、ノックアウトオプションなど投資先が豊富
2位 ヒロセ通商 25円 複数の取引ツールが用意されており、自身にあったものを選択可能
3位 みんなのFX 25円 取引ツール「FXトレーダー」上で「TradingView」を使える
4位 LIGHT FX 25円 スワップポイントが高水準
5位 外貨ex byGMO 23円 分析ツール「MT4」を使える(分析のみ)

※2021年12月17日の調査
※1万通貨の1日あたり受取りスワップ

メキシコペソ/円の買いスワップランキング

1位 LIGHT FX 8.1円 取引ツール「アドバンスドトレーダー」上で「TradingView」を使って分析ができる
2位 ヒロセ通商 8円 食品キャンペーンが豊富
2位 IG証券 8円 取引量によってプレミアムサービスが受けられる
4位 外為どっとコム 7円 アナリストレポートやYouTubeなどの教育コンテンツが充実
4位 FXプライム by GMO 7円 高機能な取引ツールや「プライムチャート」といった高性能な分析ツールを使える

※2021年12月17日の調査
※1万通貨の1日あたり受取りスワップ

南アランド/円の買いスワップランキング

1位 IG証券 10円 約100種類と、取引可能な通貨ペアが非常に豊富
2位 LIGHT FX 9.1円 スプレッドが業界最狭水準
2位 みんなのFX 9.1円 自動売買ツール「みんなのシストレ」を使って自動売買も運用可能
4位 ヒロセ通商 9円 スワップポイントが高水準でスプレッドも最狭水準かつ取引可能な通貨ペアも50種類と豊富
5位 DMM FX 8円 高機能取引ツールはもちろん、29種類のテクニカルを搭載している「プレミアチャート」、取引結果をグラフ化する「取引通信簿」も使える

※2021年12月17日の調査
※1万通貨の1日あたり受取りスワップ

スワップポイントの受渡日と3倍デー

スワップポイントはポジションを翌日に持ち越すことで毎日発生しますが、7日間均等に1日分ずつ付与される訳ではありません。ここでは、スワップポイントの受け渡しの仕組みを解説します。

スワップポイント受け渡しの仕組み

一般的に、スワップポイントはニューヨーク市場がクローズする時間(米国冬時間の場合:日本時間午前7時頃、米国夏時間の場合:日本時間午前6時頃)をまたいでポジションを保有すると、そのタイミングで付与されます。例えば、月曜日から火曜日にかけてポジションを保有した場合、火曜日の朝方に「1日分」のスワップポイントが付与される仕組みです。

詳しく解説しようとするとけっこう複雑になってしまうのですが(以下に記載します)、これらを完璧に把握しておく必要はありません。ざっくりとイメージができれば大丈夫です。

スワップポイント付与の基本的なルール

スワップポイントの付与日数は「受渡日」を基準に定められています。受渡日とは、外国為替市場において取引成立後の資金の受け渡しが行われる日のことで、取引日の2営業日後が受渡日となります

付与日数は、この受渡日が何日分繰り延べられたかで決まります。例えば、月曜日から火曜日までポジションを決済せずに保有したとしましょう。月曜日のポジションの受渡日は2営業日後の水曜日、火曜日のポジションの受渡日は2営業日後の木曜日で、受渡日が繰り延べられる日数は水曜日→木曜日の1日となるため、「1日分」のスワップポイントが付与される仕組みです。

同様に、金曜日から翌月曜日までポジションを保有した場合は、金曜日のポジションの受渡日は2営業日後の翌火曜日、翌月曜日のポジションの受渡日は2営業日後の翌水曜日で、受渡日が繰り延べられる日数は翌火曜日→翌水曜日で1日となるので、1日分が付与されます。

土日の分を木曜朝にまとめてもらう

通常は1日分の付与ですが、原則として土曜日、日曜日のスワップポイントは先渡しとなり、木曜日の早朝に「3日分」が付与されます。これが、FXトレーダーの間で俗に言われる「スワップポイント3倍デー」です。なぜ木曜日の早朝にスワップポイントが3倍になるのかというと、受渡日がマーケット休場となる土日を挟んで翌月曜日まで先送りされるからです。

水曜日から木曜日にかけてポジションを決済せずに保有した場合、水曜日のポジションの受渡日は2営業日後の金曜日、木曜日のポジションの受渡日は2営業日後の翌月曜日となり、受渡日が繰り延べられる日数は金曜日→翌月曜日の3日なので、スワップポイントの付与日数も3日分になります。

大型連休でさらに集中することも

月曜日が祝日などで連休になると、その日数分の付与も前もって行われるため、付与されるスワップポイントが「4日分」「5日分」…と増えるケースがあります。これは各国の祝日でも受渡日が繰り延べられるからです。

例えば、土日に祝日が3日絡むパターンでは、水曜日のポジションの受渡日は2営業日後の金曜日、木曜日のポジションの受渡日が2営業日後の翌木曜日となり、繰り延べられる受取日の日数は金曜日→翌木曜日で6日です。したがって、木曜日の朝に受け取れるスワップポイントは3日分ではなく「6日分」になります。

なお、このケースでは土曜日、翌火曜日、翌水曜日の朝はスワップポイントが発生しません。それは受渡日が同日(例えば、金曜日から翌月曜日までポジションを保有した場合、金曜日のポジションの受渡日は2営業日後の翌金曜日、月曜日のポジションの受渡日も2営業日後の翌金曜日と同日)で繰り延べが発生せず、付与日数が「0日分」となるからです。

実際、ここまで細かく仕組みを把握しておく必要はありませんが「大型連休ではスワップポイントの付与日数も変則的になる」と頭に入れておきましょう。

画像

こちらは2021年12月のSBI証券のスワップポイント付与の状況です。12月02日(木)のスワップポイントを見ていただくと、通常の時期よりまとめて付与されていることが確認できます。
参考:https://www.sbifxt.co.jp/FXTAccount/pc/SWHis/Index

投資資金からスワップポイントを計算してみよう!

スワップポイントを狙った長期の運用を成功させる秘訣は、レバレッジを低めに設定することです。FX会社が提供している各種シミュレーションツールを使えば、実際の運用レバレッジや将来的に獲得できるスワップポイントの合計金額などを簡単に求めることができるので、有効に活用しましょう。

レバレッジはかけても2倍まで

高金利通貨によるスワップポイント狙いの運用では、ポジションの保有期間が長ければ長いほど多くの利益を得られるので、長期保有が前提となります。とはいえ、長期でポジションを保有する場合、相場が思惑とは反対方向に動いてしまうと為替差損が拡大し、それが受け取るスワップポイントを上回ってマイナス運用となってしまう可能性があるので注意が必要です。

スワップポイントの獲得を重視するあまり、強制ロスカット(含み損が一定の水準に達したとき、FX会社によりポジションが強制的に決済される仕組み)になってしまっては本末転倒です。価格が意図しない方向へ動いても耐え続けられるよう、レバレッジは最大でも2倍、できれば1倍でじっくり運用するようにしましょう。2倍以下のレバレッジであれば、よほどの暴落でも起きない限り、証拠金不足になることは少なく、強制ロスカットを回避できる可能性がグンと高まります

みんなのFXの公式サイトで計算してみよう

では、実際にレバレッジ2倍以下の運用で、どれくらいのスワップポイントを得られるのでしょうか。みんなのFXの公式サイトにある「実効レバレッジシミュレーション」と「スワップシミュレーション」を使って、レバレッジやスワップポイントを算出してみましょう。

実効レバレッジシミュレーション

このツールでは、取引する通貨ペアのレートや数量、資金を入力するだけで、実際の運用レバレッジが何倍になるのか、おおよその値を知ることができます。

実効レバレッジシミュレーション

例えば、100万円の資金でメキシコペソ/円の買いポジションを保有するとしましょう。現在レート(5.452円)であれば、数量を36Lot(36万通貨)にするとレバレッジが「2.0倍」になります。つまり、メキシコペソ/円のレートが5.452円のときにスワップポイント狙いの運用をする場合、100万円の資金なら数量を36Lot以下にすればリスクを抑えられるというわけです。なお、同じ条件で数量を36Lotから半分の18Lotにすればレバレッジは「1.0倍」になります。

スワップシミュレーション

スワップシミュレーションツールは、取引する通貨ペアのレートや数量、資金、1日あたりのスワップポイントなどを入力すると、将来的に得られるスワップポイントのおおよその合計金額だけでなく、ロスカットラインや必要証拠金、推奨証拠金なども同時に確認することができます

スワップシミュレーション

先ほど同様、100万円の資金を元にメキシコペソ/円の買いポジションをレバレッジ2.0倍で保有するとしましょう。現在レートは5.452円、数量は36Lot、スワップポイントは1日あたり5.1円とした場合、わずか1か月で5,508円、1年後には67,014円、5年後には335,070円、10年後には670,140円、35年後には2,345,490円の獲得が見込める試算となります。また、最初のロスカットラインは2.786円となり、これは価格が約半分になる2.6円程度の暴落までは耐えられる計算です。

スワップポイントの引き出しと税金について

獲得したスワップポイントはポジションを決済しなくても引き出すことできるのか。また、未決済ポジションのスワップポイントに対する税金はどうなるのか、疑問に感じている人も少なくないと思います。そこで最後に、スワップポイントの引き出しと税金について解説します。

ポジションを決済せず引き出せるFX会社も

ポジションを決済することなく、スワップポイントのみを引き出せるFX会社は複数あります。ただ、スワップポイントの受け取り手続きをユーザー自身が「手動」で行うか、スワップポイントが「自動」で口座に反映されるかはFX会社によって異なります。ここでは、未決済でもスワップポイントの引き出しができるFX会社をいくつかピックアップしたので参考にしてください。

GMOクリック証券

GMOクリック証券 PC

スワップポイントが発生すると自動的に口座へ反映される自動方式を採用しています。ポジションが未決済の状態でもスワップポイントを引き出すことができる他、証拠金として取引に利用可能です。

セントラル短資

セントラル短資も自動方式を採用しており、発生したスワップポイントは毎日口座残高に反映され、ポジションを決済しなくても相当額を出金することができます。

外為どっとコム

外為どっとコムには「スワップ振替」という機能があり、未決済のポジションから発生したスワップポイントの利益が合計3,000円以上であれば、それをFX口座内に即時に振り替えることができます。振り替えたスワップポイントは出金可能な他、新規の注文にも使えます。

ヒロセ通商

ヒロセ通商でも「スワップ振替」機能を用いることで、ポジションを決済せずにスワップポイントのみを引き出せます。PC版の取引ツール「LION FX C2」「.NET4」「Mac専用アプリ」はもちろん、「スマホアプリ(iPhone・Android)」「iPad」からも実行可能です。

みんなのFX

みんなのFXには「スワップ受取」という機能があり、これを実行すると獲得したスワップポイントが振替可能額へ反映されます。振替可能額へ反映されたスワップポイントは、FX口座から入出金口座へ資金振替後、出金予約を行うことで出金できるようになります。なお、出金予約は1回あたり2,000円以上から可能です。

課税されるタイミング

スワップポイントによる利益は、為替差益と同様、雑所得として申告分離課税20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)が適用されますが、課税されるタイミングはFX会社によって違います

どのFX会社でもポジションを決済・出金したタイミングで税金がかかるのですが、ポジションが未決済の場合はスワップポイントによる収益が税金の課税対象にならないところもあれば、ポジションが未決済でもスワップポイントによる収益が課税対象になるところもあります。

基本的に、スワップポイントが毎日口座に反映される自動方式を採用したGMOクリック証券やセントラル短資などのFX会社では、未決済ポジションでも税金がかかり、スワップ振替やスワップ受取の手続きをユーザーが自ら行う手動方式を採用した外為どっとコム、ヒロセ通商、みんなのFXなどのFX会社では、振替や受取手続きを行うまでは未決済ポジションのスワップポイントに税金がかからない(手続きを行って出金できる状態にすると課税対象になる)ことが多いです。

自分が利用しているFX会社がどちらのパターンなのか、スワップポイント狙いの運用を始める前に確認しておくと良いでしょう。

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