GMOクリック証券(FXネオ)の評判|取引高世界第1位のワケとは

GMOクリック証券のアイキャッチ

「GMOクリック証券ってどんな会社だろう...?」

 新垣結衣さんのCMでもおなじみのGMOクリック証券は、FX取引高が世界第1位※1で、国内最大手のFX会社です。
 非常に狭いスプレッド24時間のサポート体制など満足度が高く、多くのトレーダーに支持されています。

 この記事では、GMOクリック証券の総合評価メリット・デメリット取引ツールについて詳しく解説しています。

GMOクリック証券FXネオの総合評価

GMOクリック証券 PC
口座数
★★★★★
72万454口座(2021年7月時点)
おすすめ初期資金
20万円以上(取引可能な最低資金ではなく、編集部の推奨する額です)
口座開設日数
最短当日(郵送無しOK)

GMOクリック証券の特徴

  • 取引高世界第1位の実績と信頼性※1
  • 業界最狭水準のスプレッドを安定的に提示(米ドル/円0.2銭)※2
  • 「プラチナチャートプラス」や「GMOクリック FXneo」など、総合証券会社ならではの豊富な取引ツールが6種類
※1ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2020年12月) ※2スプレッドは原則固定(例外あり)

GMOクリック証券はこういうFX会社!

オールマイティー・ゆったり型のFX会社GMOクリック証券

2020年のFX取引高が世界一多かったのはGMOクリック証券で、日本国内のスケールにとどまらず、世界でも最大規模のFX会社です。

(出典:FX取引高 世界1位を達成~2020年(1月~12月)FX取引高調査~)

オールマイティにさまざまな投資ができますが、最小取引単位が10,000通貨であることと、スキャルピング(超短期売買)は非推奨ですので、「オールマイティ・ゆったり型」に分類できるでしょう。

GMOという名前がついたFX会社は他にも「FXプライム byGMO」「外貨ex byGMO」という2社がありますが、どちらも買収によりGMO傘下となったものです。
(※外貨ex byGMOは、元々はYJFX!としてヤフーグループのFX会社でしたが、2021年9月よりGMOフィナンシャルホールディングスの子会社となり、外貨ex byGMOとなりました)

その大元ともいえるGMOクリック証券では、FXの裁量トレードを主軸に、バイナリーオプション、株、CFDなど非常に多彩な銘柄を取り揃えています。そして、それらを1つの口座で一元管理して取引ができるため、FXを中心にいろいろ投資をしてみたい人にとっては、まさにオールインワン型的な存在です。

GMOホーム画面

↑ログイン後のホーム画面。「株式・先物OP・FXネオ・外為OP・365・CFD・株BO」というタブがあるのがわかるでしょうか。タブを切り替えるだけで簡単に口座状況を把握できます。

こういった多彩な金融商品を取り扱っている総合証券会社の強みを活かした取引ツールの開発力や、自己資本規制比率の高さ、万全の信託保全スキームなど、スケールメリットが発揮されているFX会社です。

自社による店頭FXだけでなく「くりっく365」でのFX取引が可能なのも、総合力の高さゆえでしょう。特にGMOクリック証券において最大のメリットといえる取引ツールについても操作性や機能性だけでなく、ウェアラブル端末と連動したユニークなサービスなど、他社にはない先進性も感じられます。

スプレッドも業界で最も狭い水準が安定的に提示されているので、コスト面での不利はありませんし、スワップポイントについても業界の標準レベルと言っていいでしょう。このように全体的に過不足のないサービス内容の中に、キラリと光るサービスで差別化が図られています。

その一方で、業界では珍しく強制ロスカットで手数料が発生することや、最小取引単位が10,000通貨であることなど、これからFXを始める人にとっては気になる点もあるので注意が必要です。

GMOクリック証券について、マネーROOM編集部・齋藤のひとこと

編集部・齋藤のひとこと

初心者からベテランまで幅広くおすすめできるFX口座

マネーROOM編集部齋藤
編集者歴
20年
FX歴
4年目
取引スタイル
デイトレード

総合的に見て、さまざまなトレーダーにおすすめできるFX口座だと思います。何と言ってもFX業界としては…

総合的に見て、さまざまなトレーダーにおすすめできるFX口座だと思います。何と言ってもFX業界としては最大手の規模ですし、隙のない優等生的なサービスが魅力ですね。 FXは自分の大切な資金をFX会社に預けるわけですから、「会社の規模・信頼性は重視したい」「多くのユーザーに支持されている会社を選びたい」という人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめするFX会社としては最有力になると思います。 最小取引単位が1万通貨からなので少額トレードには厳しいですが、20万円程度の証拠金を用意できるなら十分選択肢になるのではないでしょうか。 強制ロスカットの手数料についても、「そもそも強制ロスカットが発動しないようなトレードをするべき」とも言えますし、そこまで大きなデメリットではないと私は思います。24時間の電話サポートにも対応しているのも、ビギナーには嬉しい部分ですね。

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GMOクリック証券の基本スペック

GMOクリック証券(FXネオ) 外為どっとコム DMM FX SBI FX 外貨ex byGMO
最小ロット 10,000通貨 1,000通貨 10,000通貨 1通貨 1,000通貨
デモ口座の有無 ×
サポート内容 電話は月曜日7:00〜土曜日7:00 
(米国夏時間は6:00まで) 
お問合せフォーム有
電話は平日24時間対応
お問合せフォーム有
パソコン出張サポートサービス「ドクター・ホームネット」
通貨ペアのレートを自動音声で応答(IVR)サービス
電話は【冬時間】月曜日 07時00分~土曜日 06時50分
【夏時間】月曜日 07時00分~土曜日 05時50分
お問合せフォーム有
チャットでの問い合わせ可能
LINEでのお問い合わせ可能
電話は平日の9:00~17:00
お問合せフォーム有
AIチャットでの問い合わせ可能
電話は月曜午前7:00~土曜午前7:00の24時間対応
お問合せフォーム有
自動売買の提供 × × × × ×
通貨ペア数 20種類 30種類 21種類 34種類 24種類
主要通貨スプレッド
(米ドル/円)
(ユーロ/円)
(ポンド/円)
0.2銭
0.5銭
1.0銭
0.2銭
0.4銭
0.6銭
0.2銭
0.5銭
1.0銭
0.09銭~
0.30銭~
0.69銭~
0.2銭
0.5銭
1.0銭
スワップポイント
(トルコリラ/円)
(メキシコペソ/円)
(南アランド/円)
32円
7円
7円
32円
7円
7円
取扱い無し
7円
7円
32円
7円
6円
35円
6円
6円
PC版ツール ブラウザ型高機能取引ツール「FXネオ」
最新鋭のテクニカルチャート「プラチナチャート」
デスクトップ専用アプリ「はっちゅう君FXプラス」
インストール・Webブラウザ版取引ツール「NEXTNEO」 自由にカスタマイズ可能な万能型取引ツール「DMMFX PLUS」
さまざまな機能が使える「DMMFX STANDARD」
29種のテクニカル指標を使える「プレミアチャート」
リッチクライアント版取引ソフト「Rich Client NEXT」
WEB版取引サイト「WEB NEXT」
取引ツール「Desktop Cymo」
高機能取引ツール「Cymo NEXT」
MT4(分析専用)
スマホアプリ iPhone、Androidアプリ「Fxneo」
AndroidWear専用アプリ「FXWatch!」
「外貨NEXTNEO」 iPhoneアプリ版
「外貨NEXTNEO」 Androidアプリ版
「外貨NEXTNEO」iPad版
「DMM FX」iPhoneアプリ版
「DMM FX」Androidアプリ版
ブラウザ型取引ツール「DMMFX for smart phone」
自身の取引データが分かる「取引通信簿」
新スマートフォン取引アプリ
「SBI FXTRADE-2020」iPhoneアプリ版
「SBI FXTRADE-2020」iPhoneアプリ版

スマートフォン取引アプリ
「SBI FXTRADE」iPhoneアプリ版
「SBI FXTRADE」Androidアプリ版
「外貨ex」iPhoneアプリ版
「外貨ex」Androidアプリ版
「Cymo」iPhone 版
「Cymo」Android 版
スワップ引き出し
Mac対応
スキャルピング可否※ × × × × ×
FX以外の商品 株式、投資信託、先物・オプション、CFD
債権、バイナリーオプション
バイナリーオプション、FX積立 CFD FX積立、オプションFX、暗号資産CFD 投資信託、バイナリーオプション

※公式サイトなどで「スキャルピングOK」と明示している会社のみを「〇」としています。明言していない、もしくは「短時間・高頻度の取引によってカバー取引に影響を与えるような行為の禁止」をしている場合は、ここでは「×」としています

他社と基本的なスペックを比較し、表にまとめてみました。これをもとに、GMOクリック証券の特徴を解説していきます。

こんなトレーダーにGMOクリック証券はおすすめ

まずは、GMOクリック証券に向いているトレーダー像を考えてみましょう。GMOクリック証券は、以下のような希望がある人に適しているといえます。

スプレッド(実質的な取引手数料)の低さを重視したい人

GMOクリック証券は、米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円に代表される人気通貨ペアを中心に、常に低コストを追求しているFX会社です。

スプレッドの影響が大きく出る、短めのトレードをする際に強い味方になってくれます。

スマホ主体で分析やトレードがしたい人

GMOクリック証券の強みの1つは、スピーディーかつハイレベルな開発力です。トレードシステムの開発を内製化しているため、きめ細かなアップデートが可能になっています。

その結果として、バージョンアップを繰り返し使い勝手が追求されたスマホアプリが提供されています。

FXだけでなく株・CFD・外為オプションにも投資がしたい人

GMOクリック証券が提供している金融商品はFXだけではありません。例えば「株を長期保有しながら、FXでは短い波を狙っていく」といったポートフォリオ運用が1つの口座でできるのもGMOクリック証券の魅力といえるでしょう。

複数のログイン情報の管理が苦手な人でも、安心して幅広い投資が実現されます。

コラム:スキャルピングは可能?

総合的に隙のないサービスを提供しているGMOクリック証券ですが、会社によっては禁止されているスキャルピング(超短期トレード)は可能なのでしょうか。

これについては「禁止ではないものの完全にOKとはいえない」といったイメージです。明確にスキャルピングを禁止してはいませんが、カバー取引が困難な時間に集中した取引をするなど、GMOクリック証券が定めた基準(公開はされていません)に引っかかると判断した場合には、取引規制が行われる可能性があります。

スキャルピング専門でガッツリ取引したい人は注意が必要です。

GMOクリック証券で評判のメリット5つ

GMOクリック証券の「FXネオ」を利用するメリットを5つご紹介します。総合力に定評のある証券会社ですが、メリットはユニークなものばかりです。

  • PC/スマホツールが使いやすい
  • 信託保全は4行で安全性が高い
  • 一つの口座で複数の金融商品が取引可能
  • クリック365での取引も可能
  • 電話での問い合わせが24時間可能

PC/スマホツールが使いやすい

GMOクリック証券はFX専業ではなく株や先物、CFDなども手掛けている、とても守備範囲の広い会社です。そのためPC、スマホともに取引ツールもたくさんあるのですが、その中でFX向けに用意されているのが「はっちゅう君FXプラス」と「FX TOOLBAR」、そして「プラチナチャートプラス」です。そしてスマホ向けには「GMOクリック FXneo」というアプリが用意されています。

GMOクリック証券で提供されている取引ツールはいずれも自社開発のオリジナルなので、他社とは見た目や使い勝手などに違いが見られますが、総合証券会社ならではの豊富なノウハウに基づいたツール設計になっています。

「はっちゅう君FXプラス」はカスタマイズ性の高いインストール型のPCアプリで、このツールがあればチャート分析から発注まで不自由はありません。パソコンでトレードしたいユーザーにとってはメインツールになるでしょう。

GMOはっちゅう君

↑「はっちゅう君FXプラス」の画面。これはローソク足・レート一覧・口座情報を表示していますが、どんな情報を表示するかは好みによって自由にカスタマイズできます。

また「FX TOOLBAR」はInternet Explorerで利用できるツールバーで、GMOクリック証券のページ以外を利用していても、為替・指数・商品のリアルタイムレートが確認可能。「常にレートをチェックしたい」という人にとっては有効なツールになるでしょう。

それに加えてチャート分析に特化したツールとして「プラチナチャートプラス」も提供されています。本格的なチャート分析をしたい人は、チャート分析にだけこのツールを使うといったやり方もありです。

GMOプラチナチャート

↑ブラウザ型の「プラチナチャートプラス」。こちらも高いカスタマイズ性が追求されており、画面上に好みのウインドウを表示できるほか、画面の色味の選択(ダークモード・ライトモード)も可能です。

なお、それぞれのツールの特徴については後ほど詳しく紹介します。

信託保全は4行で安全性が高い

万が一、FX会社や証券会社が倒産した時に備えて、顧客が預けていたお金を守るために導入されているのが信託保全です。これは金融庁の認可を受けているすべてのFX会社に義務づけられていることなので、GMOクリック証券ももちろん導入しています。

これだけだと「普通」なのですが、GMOクリック証券はさらなる安全を確保しています。大手のGMOクリック証券が倒産するような事態になったら、金融業界全体に大きな危機がやってきているかもしれません。

そんな状況では信託保全先が経営危機になる可能性も否定できないですから、信託保全先の「質」と「量」にも注目したいところです。GMOクリック証券は三井住友銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行、日証金信託銀行の4行を信託保全先としており、「質」「量」ともに対策されています。

とはいえ、いくら信託保全スキームが確立されているからといって、そもそも利用しているFX会社が倒産しないことが一番です。

自己資本規制比率が高いほど潤沢な資金を保有していると判断できるのですが、GMOクリック証券は自己資本規制比率が517.7%(2020年9月現在)と高い数値を維持しており、この点においても安全性が高いといえるでしょう。

一つの口座で複数の金融商品が取引可能

「FX会社」と呼ばれている業者には、大きく分けてFX専業とそれ以外の証券サービスも含めて提供している業者があります。GMOクリック証券は後者で、FX以外にも実に多彩なサービスラインナップがあります。

その中でFX取引をするためのサービスは「FXネオ」と「くりっく365」ですが、それ以外にも株や投資信託、先物、CFD、バイナリーオプションなどたくさんの金融商品を取り扱っています

これらは「シングルサインオン」といって、1組のIDとパスワードで複数のサービスが利用できる仕組みを採用しているので、GMOクリック証券に口座を開設するとFX以外の多彩な金融商品を取引できるようになります。

しかし、最初からFX取引だけが目的の人にとっては不要なことなので、その場合はFX専用取引口座を選ぶこともできます。もちろんどちらの口座を開設してもFX取引のサービス内容に全く違いはなく、同じ条件で取引可能です。

FX取引以外のサービスは不要なら、FX専用取引口座の開設をおすすめします。なぜなら、FX専用取引口座だとスマホを使った本人確認が可能なので最短即日で口座開設が完了するからです。もちろん、FX専用取引口座を開設したあとで、証券取引口座を開設することも可能です。

「くりっく365」での取引も可能

くりっく365の画像

先ほどGMOクリック証券には「FXネオ」と「くりっく365」のFXサービスがあると述べました。「FXネオ」はFX会社が提供している一般的なサービスで、店頭FX取引といいます。これはFX会社が自社の仕組みで運用しているサービスで、顧客とFX会社が取引相手となってFX取引をします。

これに対して「くりっく365」は、東京金融取引所が上場している取引所為替証拠金取引(取引所FX)です。取引所によるFX取引なので、特定のFX会社の中だけで行われることはなく、たくさんのFX会社が参加している取引所でFXの売買が行われます。

特定のFX会社を利用することには倒産リスクや一部の悪質なFX会社による問題行為がリスク要因として懸念されますが、取引所FXだとそういったリスクがなく安全な環境でFXが可能になります。

その他にもスワップポイントが一本値(買いと売りのスワップが同額)であるなどコスト面でのメリットもあり、「くりっく365」を選んで利用するFX投資家も少なくありません。

GMOクリック証券はこの「くりっく365」に参加しているので、自社による店頭FX取引である「FXネオ」と「くりっく365」のどちらでもFX取引が可能です。

電話での問い合わせが24時間可能

GMOクリック証券では、24時間電話での問い合わせが可能です。

ツールの使い方に関する質問や、もしもトラブル・不具合などがあった場合にも「24時間の電話サポートが稼働している」という安心感は大きいところ。また電話以外にも、webやアプリにも問い合わせフォームがあり、気になったことについては気軽に確認することができます。

GMOクリック証券のデメリット4つを解説

GMOクリック証券のデメリットと考えられる4つの項目について解説します。総合力が強みの証券会社なので、FXに絞って評価するとサービスに「きめ細かさ」を感じにくい部分があるかもしれません。

  • 1,000通貨での取引ができない
  • ロスカット手数料が発生する
  • 情報力が強くない
  • 一度の注文量と建て玉上限が少ない

1,000通貨での取引ができない

最近では1,000通貨単位で取引できるFX会社が多くなりましたが、GMOクリック証券では不可です。GMOクリック証券のFXは最小取引単位が10,000通貨なので、数万円程度の少額から始めたいというニーズの人には少々厳しいかもしれません。

1,000通貨単位だと、ドル円なら5,000円程度からFXのポジションを持つことができますが、10,000通貨単位だとその10倍にあたる5万円程度からになります。「5万円程度なら用意できるし大丈夫」と感じるかもしれませんが、5万円はポジションを持つために差し押さえられる保証金のようなもの

取引をちゃんとするには5万円程度の資金では不安があり、相場の逆行や急変動に備えるために十分な余裕を持っておく必要があります(冒頭で、おすすめの資金を20万円以上としているのもその理由からです)。もし資金が5万円程度であるなら、1,000通貨単位から始めたいところですが、GMOクリック証券ではそれができません。

これからFXを始めたいという人はもとより、FX経験者にとっても1,000通貨単位で細かく資金設定をしたい人にとっては不便に感じるところ。新しい相場分析手法を採用したときのテストや、少し自信が持てないときのエントリーでポジションを軽くしたいような場面で、10,000通貨だと難しい部分があります。

ロスカット手数料が発生する

保有しているポジションとは逆方向に相場が動いてしまい、含み損が大きくなって証拠金が維持できない水準になると、FX会社は自動的に(強制的に)ロスカットを発動します。そうしないと預け入れ資産の範囲を超えて損失が出てしまうからです。

日本国内のFX会社はおおむね強制ロスカットが発動したとしてもポジションを決済するだけなのですが、GMOクリック証券ではロスカットが発動すると手数料が発生します。これは日本国内のFX会社では珍しいことです。

ちなみに「FXネオ」で強制ロスカットが発動したら、10,000通貨あたり500円(税込)のロスカット手数料が発生します。なお、1通貨あたりの対円価値が低い南アフリカランドとメキシコペソについては、10万通貨あたり500円(税込)です。

これはもちろん、強制的に発動されたロスカット時のみに発生します。含み損の拡大を防ぐために自ら出した損切り注文は「強制ロスカット」ではないので、手数料は発生しません。

ロスカットになると、証拠金の大部分を失うことになります。ただでさえ資金を減らすことになるわけですが、その上で手数料が発生するのですから、事前のリスク管理はより一層重要といえます。

ワンポイント

強制ロスカットは、預けている資産以上の損失を負わないための「緊急措置」です。FX会社側としても、顧客が口座残高以上の損失を被った場合、その金額を個別対応して徴収しなければなりません。そんな事態を防ぐための緊急措置なので、そもそも強制ロスカットが発動しないようなトレードをすることが大切です。

GMOクリック証券の強制ロスカット手数料は気になるところかもしれませんが、「手数料があろうがなかろうが、この制度を一度も使わないでトレードを続けることが当たり前」と思っておきましょう。

情報力が強くない

ファンダメンタルズを重視してFX取引をする人の中には、FX会社から配信されるニュースやコンテンツなどを参考にしていることが多いでしょう。それゆえに情報力でFX会社を選びたいところですが、GMOクリック証券は情報力においてそれほど強いとは言えない部分があります。

GMOクリック証券で利用できる情報サービスは、「FXi24」と「ダウジョーンズ」のニュース配信です。これらはいずれも外部のニュース配信サービスを使ったものなので、GMOクリック証券独自のものではありません。

上記の情報サービスだけでもFXに関連するニュースを知るだけなら十分ですが、FXのトレード技術をこれから上達させていきたい人にとっては独自のコンテンツや情報発信も重要になります。その点においてGMOクリック証券は特に独自のコンテンツを配信していないので、すでにある程度の知識や技術を持った人向けのFX取引サービスと考えたほうが良いのかもしれません。

一度の注文量と建て玉上限が少ない

GMOクリック証券には、一度に出せる注文量の上限と、建て玉(保有ポジション)の上限が少ないという特徴があります。

数十万円規模でFX取引をしている投資家(つまり大半の投資家かもしれません)にとってはあまり気にしなくても良い上限ですが、数百万円規模、もしくはそれ以上でトレードをしたい投資家にとってはこの上限がネックになることがあります。

1回の注文あたりの上限は100万通貨までであり、これは他社と比較すると少ないレベルです。最も上限が多いFX会社になると2,000万通貨以上のところがあることを考えると、GMOクリック証券の上限が少ないことがお分かりいただけると思います。

ただし、「Exモード」といって最大発注数量を大きくすることができるモードで発注すると、上限は500万通貨になるので、5倍規模まで拡大することができます。

GMOクリック証券の口座開設までの流れ

GMOクリック証券でFX取引をするには、2つの方法があります。1つはシングルサインオンの証券取引口座で、もう1つはFX専用取引口座です。それぞれについて口座開設までの流れを解説します。

シングルサインオン用証券取引口座

共通の証券口座で取引できる商品は?

GMOクリック証券の共通証券口座で取引できるのは、以下の金融商品です。

  • 株式
  • 投資信託
  • 先物オプション
  • FX
  • 外国為替オプション(バイナリーオプション)
  • くりっく365(取引所FX)
  • CFD
  • 株バイナリーオプション

「証券取引口座」を開設すると、GMOクリック証券が取り扱っているほぼすべてのサービスが利用可能になります。

申込記載内容は?

証券取引口座の申込時に必要な記載内容は、以下の通りです。

  • 氏名、フリガナ、ローマ字
  • 生年月日、性別
  • 郵便番号、住所
  • 電話番号、メールアドレス
  • 国籍情報
  • 特定口座の開設有無
  • GMOクリック証券からの案内有無
  • 同時取引口座申込の有無
  • GMOあおぞらネット銀行口座申込の有無

口座開設に必要な書類は?

GMOクリック証券の証券取引口座申込に必要な書類は、以下の通り。マイナンバーカードがあれば、1枚で条件を満たすことができます。

  • マイナンバーが記載されている書類
  • 運転免許証、住民基本台帳カード、個人番号カード、パスポート、各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写しなど本人確認書類の中から「顔写真付きのものなら1点」、「顔写真なしのものなら2点」

取引までの流れ

①申込フォームに必要事項を入力

GMOクリック証券の口座開設フォームに必要事項を入力し、送信します。

②マイナンバーと本人確認書類を提出

本人確認書類の提出方法は、「スマホでスピード本人確認」「アップロード」「郵送」「ICカードリーダー」4つから選ぶことができます。このうち最も手続きが速いのはスマホを利用した本人確認です。

③口座開設完了手続きの案内が届く

スマホを使ったスピード本人確認、もしくはICカードリーダーによる本人確認を行った場合は、登録したメールアドレスに口座開設の通知が届きます。それ以外の方法で本人確認をした場合は、郵送で案内が届きます。

最短当日!FX専用取引口座

①申込フォームに必要事項を入力

GMOクリック証券のFX専用取引口座開設フォームに必要事項を入力し、送信します。

②マイナンバーと本人確認書類を提出

本人確認書類の提出方法は、「スマホでスピード本人確認」「アップロード」「郵送」「ICカードリーダー」の4つから選ぶことができます。このうち最も手続きが速いのはスマホを利用した本人確認で、スマホで撮影した本人確認書類を送信すると、最短当日で口座開設を完了することができます(FX専用口座の場合)。

③口座開設完了手続きの案内が届く

スマホを使ったスピード本人確認、もしくはICカードリーダーによる本人確認を行った場合は、登録したメールアドレスに口座開設の通知が届きます。それ以外の方法で本人確認をした場合は、郵送で案内が届きます。

口座開設キャンペーンについて

多くのFX会社では、何かしらのかたちで口座開設キャンペーンを実施しています。GMOクリック証券もこの例に漏れず、2021年11月現在は「新規口座開設+取引で最大30万円のキャッシュバック」を行っています。

このキャンペーンは、「口座開設月の翌々月末の最終営業日のニューヨーククローズまでに、取引量に応じた金額がキャッシュバックされる」というもの。キャッシュバックの最低額は5,000円ですが、これを達成するための条件は「500万通貨以上~1,000万通貨未満」なので、1万通貨取引であれば約2ヵ月で500回以上。もっとも低い条件でも、1万通貨のデイトレードでは少々厳しいかもしれません。

FX会社の実施するキャッシュバックキャンペーン全般にいえることですが、達成条件は少額トレーダーには難しい場合がほとんどです。自分のトレードスタイルで対象になるかどうかをよく考えて選びましょう。

GMOクリック証券のツールを解説

取引ツールの開発力にも定評があるGMOクリック証券。口座開設者に提供しているツール類を、PC専用・スマホ専用それぞれについて解説します。

PC専用ツール

GMOクリック証券のPC専用ツールのうち、ここでは代表的なものとして「ブラウザ取引」「プラチナチャートプラス」「はっちゅう君FXプラス」についてご紹介します。

ブラウザ取引

GMOクリック証券のブラウザ取引

「ブラウザ取引」は、新たなソフトのインストールをすることなくブラウザ上の操作でFX取引ができるシステムです。必要十分な機能が1つの画面にまとめられているので、一般的なFX取引はすべてここで完結できます。特に目新しい機能はありませんが、普段使っているPC以外の環境でスポット的にFX取引をしたい時や、ノートPCで取引をしたい時などに役立ちます。

プラチナチャートプラス

GMOプラチナチャート ダーク画面

「プラチナチャートプラス」は、チャート分析に特化した高機能ツールです。使えるテクニカル指標がとにかく多いことや描画機能に優れていることは当然なのですが、ユニークなのは「ニュース機能」です。

GMOの経済ニュース

チャートだけを見ていると突然の急変動が起きても理由が分からないことがあります。「プラチナチャートプラス」の「ニュース機能」はチャート上にニュースをコメント形式で表示できるので、相場に何かが起きた時の理由がすぐに分かります。この理由が分からないばかりに分析を間違えてしまうのを防げる、秀逸な機能と言えるでしょう。

はっちゅう君プラス

はっちゅう君プラスの画像

「はっちゅう君プラス」は、GMOクリック証券が提供している取引ツールの中でフラッグシップともいえる「全部入り」のツールです。あまりに多機能なのですべての機能を使う投資家はいないと思いますが、FXにまつわるいろいろな機能がある環境でトレードをしたい人に適しています。

「プラチナチャートプラス」にも必要十分の機能がありますが、「プラチナチャートプラス」よりも直感的な操作性が実現されています。見たい部分をドラッグするだけで拡大できるなど、一度これに慣れると他の取引ツールが使いづらく感じるほど滑らかなのが特徴です。

スマホアプリ

「GMOクリック FXneo」は、GMOクリック証券が提供する定番スマホアプリです。スマホは画面が小さいことが最大のネックなので、各社表示機能に工夫を凝らしています。

GMOクリックFXの画像

「GMOクリック FXneo」の4分割チャートは端末を横向きにして横画面の表示にするとかなり見やすく、スワイプの操作でチャート表示を切り替えられるので操作性も良好です。またアプリ起動時以外にもウィジェットで主要レートを表示させることができるので即時対応しやすいのが魅力的です。

しかし、何といっても目を引くのが「Actionボタン」機能です。チャートが表示されている画面にある「Action」のボタンをタップすると、そこに表示される横ラインをスワイプで移動させながら注文ラインを設定することができます。すでにポジションを保有している時にOCOで利確と損切りの注文を出す時などに威力を発揮します。

FX口座をスマホアプリで選びたい方はこちら

その他ツール

GMOクリック証券にはユニークな取引ツールがたくさんあるので、その中から「FX TOOLBAR」「モバトレ君」「FX Watch」の3つをご紹介します。

FX TOOLBARの画像

「FX TOOLBAR」はパソコン用のツールで、定番ブラウザである「Internet Explorer」にツールバーとして組み込むことができる取引ツールです。主要レートや経済ニュースが常にブラウザ上に表示されるので、パソコンを使う時間が長い人は活用する価値が高いといえるでしょう。

モバトレ君の画像

「モバトレ君」はスマホではないガラケー向けのFX取引サービスです。かつては多くのFX会社が同様のサービスを提供していましたが、スマホの普及に伴って順次終了させていおり、今も健在なのはとてもユニークといえるでしょう。ガラケーで、FXだけでなく株や先物、CFDも取引できるのも非常に珍しい特徴です。

FXwatch!の画像

「FX Watch」は、まさに未来を感じさせる取引ツールです。Android Wear向けのアプリで、腕時計型の端末とポケットやカバンの中にあるAndroidスマホを連動させることによって、スマートウォッチ上にレートやチャートなどを表示させることができます。

おもしろいのは、気になるレート変動があったときにスマートウォッチを長押しするとスマホ側で取引アプリが起動できることです。これなら「おっ、これはチャンスだ」と思った数秒後には注文を出すことができるので、文字通り「いつでもどこでもFX」が実現します。

ワンポイント

GMOクリック証券は、デモ口座の使いやすさにも定評があります。スマホアプリ上から簡単な操作でデモ口座の利用申込みが可能で、すぐにデモトレードを試すことができます(もちろん無料)。気になっている人はまず試してみるといいでしょう。

デモ口座の有効期限は1か月間ですが、期限切れ後にすぐアプリから延長ができます。

DMM FX、IG証券と、GMOクリック証券を比較!

「GMOクリック証券と他の会社を比較するとどうなのか」が知りたい人も多いでしょう。

そこで、GMOクリック証券と同様にユーザーが多いDMM FX、そしてFX以外の取扱商品数が多いIG証券との比較をしてみました。3社の強みをそれぞれ解説します。

ポイントを貯めて使うならDMM FX

DMM FX ポイント交換の画像

FX口座の基本的な取引スペックは、DMM FX、GMOクリック証券に大きな差はありません。どちらも取引コストが安く、ツールも充実しており、トレードに打ち込む環境としては申し分ありません。

DMM FXにあって、GMOクリック証券にないものといえば、トレードをすることで貯まっていくポイントシステムでしょう。トレードをするごとにポイントが蓄積され、あとでまとめて現金化できるため、実質的に取引コストが下がることになります。

またポイント付与にはブロンズ、シルバー、ゴールドのランクがあり、一定期間のトレード回数が多いほど昇格していきます。もちろんランクが高いほど、トレードごとに付与されるポイントが増えていきます。

ノックアウトオプション、マイナーな通貨ペアをトレードするならIG証券

IG証券は、非常に取扱銘柄が多い取引口座で、FXなら約100種類の通貨ペアをトレードできます。GMOクリック証券の20種類、DMM FXの21種類と比べて、はるかに種類が豊富。 ノルウェークローネ、デンマーククローネ、ポーランドズロチといった珍しい通貨も標準ラインナップされています。

また、ノックアウトオプションが使えるのもIG証券の強みです。ノックアウトオプションとは、エントリー時に最終損切り価格を決めておくことで、実際にその価格に達した場合の損失を支払えばポジションを持てるという、FXによく似たオプション取引のことです。

損切りの幅を狭めに設定すれば、少ない資金でたくさんのポジションを保有できるのが特徴です。

FXと株をどちらもトレードしたいならGMOクリック証券

GMOクリック証券は既に述べたように、取引できる銘柄の幅がとても広い口座です。

DMM FX、IG証券とともに、FX以外の銘柄を取り扱っている口座ではあるものの、証拠金取引ではなく現物の株が買えるのはGMOクリック証券だけです(DMMは別口座で現物株を購入可能)。応援したい企業、長期的に成長を見守っていきたい企業があるなら、GMOクリック証券で現物株を買ってみてはいかがでしょうか。

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