FXとは?投資初心者にもわかりやすく基本とよくある誤解を解説

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「投資を始めてみたいけどFXって何だろう…?」

 FXとは「外国為替取引」のことで、外貨を売買する中で為替レートが変化した際に発生する差額で利益を狙う投資の一種です。

 この記事ではFXのメカニズムや始めるにあたって知っておきたい基礎知識に加え、メリットやデメリットを画像付きで徹底解説しています。初心者向けにおすすめなFX会社も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

初心者におすすめなFX会社

FX口座
外貨ex byGMO
外為どっとコム
特徴

デモ口座があり
試しに挑戦しやすい

ドル/円のスプレッドが狭く
コストを抑えて運用できる

公式HP
詳細を見る
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FXとは通貨交換への投資

FX(Foreign Exchange)は、日本語で「外国為替証拠金取引」といいます。

FXで取引の対象となるのは物やサービスではなく、国のお金同士の交換レート

FX会社に預け入れた資金(証拠金)を基に、米ドルと日本円、米ドルとユーロなど異なる2国間の通貨を交換(売買)した際に発生する差額で利益を狙うのがFXです

(例)米ドルと円を良いタイミングで交換して利益を狙う

外国為替については、海外旅行をイメージすると分かりやすいでしょう。

例えば、日本から米国に旅行に行く場合には、前もって日本の通貨である「円」を米国の通貨である「米ドル」に交換しておく必要があります。この通貨同士の交換(売買)を一般的に外国為替と呼んでいます。

仮に日本円10万円分を米ドルに交換したとしましょう。

1ドル100円のときに交換すると1,000ドルにしかなりませんが、1ドル80円のときに交換すれば1,250ドルに交換することが可能です。同じ10万円でも、交換するタイミングによって価格差が生じます。

これと同じで、FXでは取引するタイミングが非常に重要になります

為替レート(通貨の交換比率)の変動を見極めながら、「安く買って高く売る」あるいは「高く売って安く買い戻す」のが基本です。

非常に長い歴史を持つ外国為替

日本でFXが解禁されたのは1998年ですが、実は外国為替の歴史はそれ以前にさかのぼります。

第二次世界大戦中の1944年、戦後の復興に向けて貿易を促進するために、米ドルを基軸通貨とする新しい国際通貨制度「金ドル本位制」がブレトンウッズ協定によって誕生しました。

当時の米ドルと金の交換比率は1オンス=35ドルで、この米ドルの価値を基準として各国の為替相場が固定化されました。いわゆる固定相場制です

しかし、1971年のニクソン・ショックにおける「金ドル交換停止」によって金ドル本位制が崩壊し、1973年に日本を含む各国は相次いで固定相場制から変動相場制(外国為替市場の需給により自由に価格変動させる制度)に移行したのです。

このように外国為替の歴史は非常に長く、外国為替を取引するFXという金融商品がなくなることはまずあり得ないと言っていいでしょう。

FXのリスクは「正しく知る」ことが重要!よくある3つの誤解を解く

FXに対して「危険」「怖い」といったイメージをお持ちの方もいますが、それは誤解に基づいているケースがほとんど。

きちんとルールを守って取り組むことで、そのイメージは払拭することができます。まずはFXがどういうものなのかを正しく知ることから始めましょう。

「レバレッジ取引で誰もが何千万円も大損する」のは誤解

よくレバレッジ取引(少額の証拠金で大きな金額の取引ができる仕組み)で大損したという話を見聞きしますが、そのようなケースはレバレッジ云々の前に、そもそも取引数量が多過ぎることに問題があります。

同じ数量の取引であれば、レバレッジが1倍だろうと25倍だろうと発生する利益も損失も同じです

また、FX会社には強制ロスカットという投資家の資産を守るための機能があり、レバレッジをかけて取引しても原則として口座に入っている以上の損失は負いません。

「数千万円を失った」という人は、まず間違いなく数千万円を取引口座に入れていたはずです。10万円しか持っていない人が、いきなり数千万円の借金をFXで負うことは考えられません

24時間チャートに張り付いてカチカチやらないといけないのは誤解

FXというと、四六時中モニターに映し出したチャートに張り付いている姿を連想する方もいますが、それも誤解です。

チャートに張り付きながら超短期で売買を繰り返すスキャルピングというトレードスタイルもありますが、そうしなくてもFXで利益を狙うことは十分可能です。

中・長期のトレードスタイルであれば相場を常に確認する必要はありませんし、そもそも損切注文や利確注文を入れておけばチャートを見続ける必要はありません

また、近年では自動売買も盛んになってきており、チャートを常にチェックせずに運用できるやり方もあります。

ギャンブルのように短期間で大勝ちしたり大損するのは誤解

FXはれっきとした投資商品であり、運任せのギャンブルとは異なります。

また、FXは株式などに比べると、そこまで爆発的に値動きする商品ではありません。

1,000通貨(1,000ドル)の取引なら、1円の値動きがあっても損益は1,000円。1万通貨(1万ドル)の取引なら、1円動いたときの損益は1万円です。

これを見れば「1回のトレードで資金を何十倍、何百倍に増やす」といったイメージは誤解に基づくものだということがわかるでしょう

FXは、ルール通りに何回も取引してコツコツと利益を積み重ねていくのがセオリーです。

FXのメカニズムを分かりやすく解説

インカムゲインとキャピタルゲイン

FXで利益を上げる方法は、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。またインカムゲインとキャピタルゲインのどちらか一方ではなく、両方を同時に狙うことも可能です。

インカムゲイン

インカムゲインとは、継続的かつ自動的に得られる収入のことで、FXにおいてはスワップポイントによる収益を指します。

スワップポイントとは、FX取引を行った際に発生する2か国間の金利差調整額のこと

基本的に、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ればスワップポイントを受け取ることができますが、逆に高金利の通貨を売って低金利の通貨を買うと支払うことになります。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、通貨や株式、債券、不動産などの価格変動に伴って生じる利益のことです。FXでは、通貨を買ったときと売ったときの為替差益を指します

例えば、1ドル100円のときに1万ドル買い、1ドル105円になったときに売れば、(105円×10,000ドル)-(100円×10,000ドル)=50,000円のキャピタルゲインを得られます。

円高・円安で理解する通貨ペア

FXの取引では、常に2つの通貨を組み合わせた通貨ペアを売買します。まず円高・円安の仕組みを理解すると、そのイメージをつかみやすいでしょう。

円高・円安のイメージ

ニュースなどでよく見聞きする「円高・円安」とは、平たくいえば外貨から見た日本円の価値の変化のこと。「円高」は外貨に対して円の価値が高くなることを、「円安」は円の価値が低くなることを意味します。

円を保有した方が良いと判断する人が多ければ円を買う人が増えて円高に、円よりも他の通貨を保有した方が良いと判断する人が多ければ円を手放す人が増えて円安になります。

円と外貨はシーソーのような関係性で、どちらかの通貨の価値が高くなれば、もう一方の通貨の価値は下がります。

エントリーと決済、ポジション保有

新規買いイメージ 新規売りイメージ

FXの取引は、新規エントリー後に反対売買(持っているポジションと逆の売買)をすることで初めて損益が確定します

エントリーには「買い(ロング)」と「売り(ショート)」の2種類があり、買った場合はその後に売って、売りの場合はその後に買い戻して決済を行い、取引が完結します。

「買い→売り」なら価格上昇で、「売り→買い」なら価格下降で利益が生まれます。その逆なら損失になります。

このように、買いだけでなく、売りからも取引できるのがFXの大きな特徴です

売り買いイメージ図

なお、新規エントリー後、決済が済んでおらず損益が未確定の状態を「ポジションを持っている」「ポジションを保有中」などと表現します。

また、ポジション保有中の未確定の利益を「含み益」、未確定の損益を「含み損」、含み益を確定させる決済のことを「利食い(利益確定)」、含み損を確定させる決済のことを「損切り」と呼びます。

レバレッジ取引を可能にする証拠金取引

FXでは、売買の際に現物の受け渡しを行わずに、反対売買によって生じた金額の差(損益)を決済する差金決済で取引されます。そのため、自己資金以上の金額でレバレッジ取引ができるようになっています。

レバレッジとは、日本語で「てこ」のこと。手持ちの資金よりも大きな金額の取引ができることを、小さい力で大きなものを動かす「てこの原理」になぞらえ、レバレッジと呼んでいます。

例えば、1ドル100円のとき、1万通貨を取引するには本来100万円の証拠金が必要となりますが、レバレッジを利用すれば最低4万円から取引を始めることが可能です。

金利差による収入を狙えるスワップポイントの仕組み

スワップポイントはFXだからこそ期待できる収益です。

FXでは異なる2つの国の通貨を交換するのと同時に金利の交換も行われるため、スワップポイントが発生する仕組みとなっています。各国の金利はそれぞれ異なり、その金利差を調整した額がスワップポイントです。

スワップポイントは、原則的に高金利通貨を買って低金利通貨を売った場合は受け取り、逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合は支払いとなります

その2つの通貨の金利差が大きいほど、受け取りであれ支払いであれスワップポイントも大きくなる仕組みです。

スワップポイントは、ポジションを翌営業日以降に持ち越した際に発生します。

高金利通貨を買って低金利通貨を売るポジション(例えばトルコリラ/円の買いポジション)を長期的に保有することで、スワップポイントによる収益が期待できます。

2WAYプライスとスプレッド

為替レートイメージ図

FXで用いられる為替レートは、買値(Ask)と売値(Bid)の2種類の価格が同時に提示されます。

これを2wayプライスと呼び、例えば「売値(Bid)100.10円-買値(Ask)100.13円」などというように表します。

この2つのレートの差をスプレッドと呼び、われわれ投資家がFX会社に支払う実質的な取引コストになります

通貨ペアは何を選べばいいか?

FXでは、メジャーなものからマイナーなものまでさまざまな通貨ペアを取引できますが、まずは米ドルと日本円のペアである米ドル/円をチェックしてみましょう。

日本人にとって馴染み深い米ドル/円は、世界第2位の取引量を誇り、値動きが緩やかで初心者であっても取引しやすい通貨ペアと言えるでしょう。

またスプレッドが狭く、トレードに役立つ情報を入手しやすいのも大きなメリットといえます。

基本的に、人気があって取引量が多く、流動性が高い通貨ペアほど値動きが安定し、スプレッドは狭くなりやすいです。

反対に、人気がなくて取引量が少なく、流動性の低い通貨ペアほど価格が不安定になりやすく、スプレッドが広がる傾向にあります。

その点を考慮すると、米ドル/円以外ではユーロ/米ドルやユーロ/円なども取引しやすい通貨ペアと言えます。

土台となる相場分析をマスターする

FXで利益を出すには、将来的に為替レートが上がるのか、下がるのかを予測する必要があります。値動きを予測するための手段はいろいろありますが、主軸となるのは「チャート分析」です。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

FXの分析方法は大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2種類があります。

前者は、過去の値動きからトレンドやパターンなどを分析して未来の価格変動を予想する手法。

後者は世界各国の景気や経済状況、地政学的リスクなど、為替相場に影響を与えるあらゆる事象を基に将来の値動きを予想する手法です。

両者は対立概念ではなく、どちらが優れていて、どちらが劣るというものでもありません。お互いの強みと弱みを補完し合う存在で、併用することで精度の高い分析・予測が可能となります。

価格変動をチャートから読み取る

価格変更チャート例

テクニカル分析では、価格変動を時系列に並べたチャートを用いて相場を予測するのが基本です。

チャートは過去の値動きをグラフにしたもので、縦軸が価格、横軸が時間を表します。価格は上にいくほど高く、右にいくほど新しいことを意味します。

チャートの表示形式はローソク足、ラインチャート、バーチャートの3種類がありますが、もっともよく使われるのはローソク足です。ローソク足チャートでは、一定期間ごとにローソク足がチャート上に追加されていきます。

ローソク足からたくさんの情報を得る

ローソク足

ローソク足は、ある一定期間の値動きを4本値で表したものです。4本値とは、始値(最初の取引価格)・高値(最も高い価格)・安値(最も安い価格)・終値(最後の取引価格)の4つの価格のことで、ローソク足1本を見ればその期間の値動きが分かるようになっています。

ローソク足は実体と実線(ヒゲ)から成り立ちます。始値から終値を示す四角の部分が実体で、実体から上に伸びた高値を示す線が上ヒゲ、実体から下に伸びた安値を示す線が下ヒゲです。終値が始値よりも高いローソク足を陽線、安いものを陰線と呼びます。

トレンド相場とレンジ相場

トレンド相場とレンジ相場イメージ図

相場の状態は、長いスパンで上昇を続ける「上昇トレンド」、下降を続ける「下降トレンド」、方向性が定まらない「レンジ相場」の3つに分類できます

基本的に、レンジ相場→トレンド相場→レンジ相場…という具合にトレンドとレンジを繰り返します。トレンド相場は一定期間にわたって継続しやすい特徴があり、狙い目となります。

ただ、割合としてはトレンド相場の方が少なく8:2、あるいは7:3程度といわれており、大半がレンジ相場となるため、チャンスはそう多くありません。

裁量トレードと自動売買

FXの取引方法には、自分自身で相場を分析し売買の判断を下す「裁量トレード」と、人の手を介することなくシステムが売買ルールに基づき自動で取引を行う「自動売買」の2タイプがあります。

それぞれメリット・デメリットがありますが、どちらも資金管理が重要なのは同じです。生活スタイルや性格、考え方、トレードスキルなどを鑑みて、自分に向いている方を選ぶといいでしょう。

裁量トレードの特徴

  • 自分の知識や経験、技術を生かして柔軟な取引が可能
  • 相場観を養うことができる
  • 個人の能力によって成績の振れ幅が大きい
  • メンタル面の負荷が大きい
  • 相場に拘束される時間が長い

自動売買の特徴

  • システムが自動で売買するので感情に左右されない
  • 昼夜問わず24時間取引チャンスを逃さない
  • 事前の設定が重要で裁量トレードよりは再現性が高い
  • 自動売買独自の知識や技術が必要
  • 相場に拘束される時間が短い

スキャルピング・デイトレード・スイングトレード・ポジショントレード

FXのトレードスタイルは、スキャルピング・デイトレード・スイングトレード・ポジショントレードの4つに分けられます。

ポジション保有期間が短いほどファンダメンタルズの影響は少なくなり、スプレッドの影響が大きくなります。また、エントリーチャンスはポジション保有期間が短いほど多く、長いほど少なくなります。

スキャルピング
デイトレード
スイングトレード
ポジショントレード
ポジション保有期間
数分~数十分
数時間~1日
数日~数週間
数週間~数年
必要資金量
小~中
取引頻度
ファンダメンタルズの知識
ほぼ不要
必要
重要
重要
スプレッドの影響

スキャルピング

1回あたりの取引時間が最も短く、繰り返し取引を行ってコツコツと小さな利益を積み重ねていくスタイルです。他のトレードスタイルに比べて相場への拘束時間は長くなります。

デイトレード

1日のうちの値動きを利用して利益を狙っていくスタイルです。原則的にポジションを翌日に持ち越すことがないため、スワップポイントの影響を受けません。

スイングトレード

数日~数週間で取引を終えるスタイルです。ポジションを保有する期間が長いため、1回あたりの利益もデイトレードより大きめに狙っていくスタイルのトレードとなります。

ポジショントレード

数週間から数か月、場合によっては年単位にわたりポジションを保有するスタイルです。目標とする値幅の目安は広く、スワップポイントを狙う長期保有もここにカテゴリされます。

FXのメリット・デメリットを知る

FXには他の金融商品にはないメリットやデメリットがあります。メリットだけでなく、デメリットも事前に理解しておくことが大切です。

ほとんど24時間眠らない為替市場

世界の取引時間

FXは平日なら原則24時間、取引できるのが大きな特徴です。

世界中の為替市場はリレーのようにつながっており、ニュージーランドのウェリントン市場を起点に、シドニー市場→東京市場→香港・シンガポール市場→フランクフルト市場→ロンドン市場→ニューヨーク市場と続きます。

世界中のどこかの市場が絶えず開いているためほぼ24時間取引を行うことができます

なお、土日は市場が休みとなるため、取引することはできません(土曜朝~月曜朝まで)。また年末年始にも変則的なスケジュールになるのでFX会社のお知らせをチェックしておく必要があります。

レバレッジ取引で外貨預金より有利?

FXと同様に外貨を利用した投資方法に外貨預金があります。両者が大きく異なるのは、レバレッジ取引ができるかできないかです。FXはレバレッジ取引ができますが、外貨預金ではそれができません。

レバレッジは少ない資金でも大きな取引を行えるのがメリットです。例えば、外貨預金では1ドル100円のときに1万ドルの米ドルを買う場合、100万円が必要になりますが、FXではレバレッジ25倍なら4万円の資金で取引を行えます。

レバレッジをきかせるほどハイリスクになるものの、うまく活用すれば資金効率の良い取引を実現可能です。

また、外貨預金は外貨を「買ってから売る」という一方向の取引しかできませんが、FXでは売りからも入れるのが特徴です。

価格変動幅がやや狭いおとなしい金融商品

FXに激しく価格が動くイメージをお持ちの方も多いですが、実際の価格変動率は年間で10%程度(2017~2020年の米ドル/円の場合)。

日経平均株価の年間価格変動率が近年20%を上回っていることを踏まえると、実はFXは値動きがおとなしい金融商品といえます

とはいえ、FXには為替変動リスクが常につきまとい、為替レートの変動によっては大きな損失を被る可能性があります。

為替変動リスクをゼロにすることはできませんが、「証拠金に対して大きなポジションを持たない」「あらかじめ損切りの注文を入れておく」「翌週にポジションを持ち越さない」などの方法でリスクを回避または低減することが可能です。

証拠金は信託保全されて分別管理

日本国内のFX会社は信託保全という投資家を守る制度を導入しており、顧客の証拠金はFX会社の固有資産とは別に信託口座にて分別管理されます。

万が一FX会社が破産・倒産しても、口座に預け入れていた証拠金は銀行を通じて原則として投資家に全額返還されるようになっています。

強制ロスカット機能には顧客の資産を守る意味もある

強制ロスカットとは、含み損が一定の水準に達したとき、ポジションを自動的に強制決済する機能のことです。これにより、証拠金以上の損失が発生することは原則的にありません

例えば、10万円の証拠金を預け入れ、米ドル円が1ドル100円のときに1万ドル買ったとします。

強制ロスカットの水準が証拠金維持率(必要証拠金に対する純資産の割合)100%だった場合、(100,000円-40,000円)÷100,000ドル=6円の変動で強制ロスカットが発動します。

円高方向に6円動いた場合の損失は6万円のため、強制ロスカットが執行されても手元に4万円残る計算になります。

ただし、急激な相場変動時などで注文が物理的に間に合わず、本来のロスカット水準を大幅に下回るところで強制ロスカットが執行さることがあります。

また非常にまれなケースではありますが、場合によっては預け入れた金額以上の損失が発生する可能性もゼロではありません。その部分のリスクについては把握をしておきましょう。

パソコン、タブレット、スマホでトレードができる

FXの取引は、インターネットにつながったパソコン、タブレット、スマホで行うことが可能です。

各FX会社はこれらのデバイスに対応した独自のプラットフォームを提供しており、外出先でも気軽に取引が行える環境が整っています。

どのプラットフォームにもハイレベルなツールが用意されているので、パソコンでの取引にこだわる必要性はなくなりつつあります。

デモトレードでトレードの練習

FXを始めるにあたり、「まだよく分かっていないから不安」「いきなり資金を入れて取引するのは怖い」という方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、デモトレードです。

デモトレードでは実際のお金を使わずに本番さながらの環境で自由に取引体験ができるので、トレードの練習をするにはもってこい。

大手のFX会社であればデモトレード環境が用意されていることがほとんどなので、取引の流れや注文方法、ツールの操作方法、使い勝手などを確認してから本番取引に臨むといいでしょう。

FXはどうやって始めるの?

FXを始めるには、まずFX会社で取引口座を開設する必要があります。これまでに投資経験がない方だと不安に感じたり、面倒に感じたりするかもしれませんが、手順自体は特に難しいものではありません。

マイナンバー確認書類と本人確認書類があれば、無料で簡単に口座を開設することができます。口座開設が完了すれば、入金して取引をスタートできます。

口座開設の手順

FX会社の口座開設は基本的にパソコンやスマホで申し込みを行います。口座開設までの流れはどのFX会社も大体同じで、早ければ5分ほどで申し込み手続きは完了します。

マイナンバーカード(個人番号カード)があれば、マイナンバー確認と本人確認の両方を兼ねるので手続きが楽です

本人確認をオンラインで行うeKYC(electronic Know Your Customer)なら、最短で申し込みの当日に口座開設が完了し、取引を始めることができます。

  1. 申し込み
    氏名・生年月日・住所・連絡先・銀行口座番号・職業情報・投資経験などを入力し、取引規約等の確認・承諾を行います。
  2. 書類アップロード
    マイナンバー確認書類と本人確認書類の画像データをアップロードします。必要書類はメールや郵送で送ることも可能です。
  3. 審査
    申し込み時に入力した情報を基に各FX会社が独自の審査基準によって審査を行います。
  4. 口座開設完了
    審査に通れば口座開設完了です。ログインIDやパスワードなどの取引に必要な口座情報がメールまたは郵送で送られてきます。

1,000通貨取引なら数万円の資金でもOK

かつては取引における最小単位を1万通貨とするFX会社が多かったのですが、今では1,000通貨から取引できるところが多数派になっており、最初の資金が数万円程度でもFXを始めることができます。

例えば、米ドル/円が1ドル100円のとき、1万通貨で取引する場合と1,000通貨で取引する場合に最低限必要となる資金はそれぞれ以下のようになります。

1万通貨取引する場合に必要な金額

100円×1万通貨÷25=4万円

1,000通貨取引する場合に必要な金額

100円×1,000通貨÷25=4,000円

1万通貨の場合は最低でも4万円の資金が必要になりますが、1,000通貨であればその10分の1の4,000円から取引することができます。

実際に4,000円で始めるのはロスカットの可能性が高いのでおすすめできませんが、数万円程度の資金があれば十分FXを始められます。

一番最初に選びたいFX会社2選

最後に、FX会社を2つほど紹介しましょう。

FX取引のできるサービスを提供している会社は非常に多く、どの会社を選べばいいかは人によっても変わります。ここで紹介する2社はあくまでも参考例ですが、どちらも初心者を対象としたサービスを提供しており、始めやすい会社と言えるでしょう。

外貨ex byGMO

外貨ex byGMO

通貨ペア数 取引単位 スプレッド
(ドル円)
24通貨ペア 1,000通貨 0.2銭
(原則固定)
口座開設の最短日数 サポート デモトレード
申し込み当日 平日24時間

外貨ex byGMOは、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の傘下で、安心で快適な取引環境を提供しています。

プロトレーダーから定評のある高機能な取引ツール「Cymo NEXT」、業界最狭水準のスプレッド、高金利通貨ペアでの高水準スワップポイント、豊富な通貨ペア数、1,000通貨から取引可能、デモ口座ありと、投資家のあらゆるニーズに対応しています。

外為どっとコム

外為どっとコム

外為どっとコムの基本情報

通貨ペア数 取引単位 スプレッド
(ドル円)
30通貨ペア 1,000通貨 0.2銭
(原則固定※例外あり)
口座開設の最短日数 サポート デモトレード
翌営業日 平日24時間
※「スプレッド縮小キャンペーン」期間の対象スプレッドの場合や国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドが広告表示値よりも拡大する場合あり

2002年に設立された老舗のFX専門企業です。

1,000通貨から取引が可能で、資金の少ない方でも気軽にFXを始めることができます。また、ドル円のスプレッドが狭く、低コストで取引できるのもうれしいところです。

為替レート・為替ニュース・経済指標・取引データ・FXレポートなど、さまざまな情報を集約した「外為情報ナビ」という情報コンテンツの他、FX・投資を学べる「マネ育ch」も用意されており、初心者には心強い環境が整っています。

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