【初心者必見】FXのやり方とおすすめ口座を解説!失敗回避のコツとは

Fx初心者に関する記事のアイキャッチ画像

「FX初心者が知っておくべきことは何だろう...?」

 FX初心者にとって特に大切なのは、取引する上で意識したい事柄基礎知識について学ぶこと。そして、自分に合ったFX会社を見つけることです。

 この記事では、初心者向けに「本当に知っておくべきこと」を紹介しています。FXとの向き合い方用語・仕組みなどの基礎知識、初心者におすすめなFX会社まで徹底解説しています。初心者がやりがちな失敗例から事前に対策をしましょう。

初心者におすすめなFX会社

FX
口座

DMM FX
GMOクリック証券
外為オンライン
外為どっとコム
マネーパートナーズ
ヒロセ通商
みんなのFX
LINEFXのロゴ LINE FX

公式
HP

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特徴

チャット・LINEでの問い合わせが可能
24時間サポート
高性能な取引ツール
レベルに合わせた
無料セミナー
有名アナリストの
分析記事が読める
市場分析記事が読める
「マネパFX情報室」
取引通貨ペアが
50種類と豊富
1000通貨~取引可能で少額運用ができる
市場の情報が
LINEで届く

FX初心者は「退場しないこと」を最初に意識!

FXの世界で成功するために一番必要なこと、初心者がまず気を付けなければいけないことは「退場しないこと」です。つまり、「資金の大半を失ってFXをやめるのを避ける」ことを考えましょう。

続けることが上達につながる

資金がなくなったり、心が折れたりしてFXを続けられなくなると、その時点で技術的にも、メンタル的にも成長はストップします。続けているからこそ、さまざまな相場のパターンを体験し、うまくいくとき・いかないときの経験が蓄積され、次第に上達していきます。

FXで利益を出すためのトレード手法やスタイルは千差万別で、万人にとっての正解はありません。人それぞれにマッチしたやり方を見つけられるかどうかが、成否の分かれ目です。長くFXを続けることで、そこにたどり着く可能性がアップしていきます。

ほとんどの退場は強引な取引と塩漬けが原因

FXの勝ち方はいろいろなパターンがありますが、負け方には一定のパターンがあります。

資金に対してリスクの高い強引なトレードをし、思惑と相場が逆行しても損切りせずに放置し、最終的に強制ロスカットになるのが、よくあるパターンです。初心者がやってしまいがちな負けパターンは、実は限られているのです。

そしてこういったメジャーな負けパターンは、いずれにも対策法があります。後で解説しますが、ちょっとしたルールを守るだけで、いきなり相場から退場することはほぼなくなるのです。

実際の取引をする前に身に付けたいこと

せっかくFXをするのなら、外国為替市場の基礎知識は身につけておきたいところです。FXがギャンブルになるか投資になるかは、ここにかかっているといっていいでしょう。

外国為替相場の仕組みをしっかり理解する

FXとは、国同士の通貨を交換するレートに対して投資をする金融商品です。米ドルと円、ユーロと豪ドルのように、各国が定める通貨同士の交換レートは、貿易や金融政策などにより常に変動しています。この変動の方向を狙って利益を得ることが、FXという金融商品を取引する主な目的となります。

交換レートへの投資なので、米ドル/円、ユーロ/豪ドルのように、常に2つの通貨がセットになった通貨ペアが、取引の対象になります。この記事後半の用語解説「通貨ペア」とも合わせて、理解していきましょう。

FXでは、日本株における東京証券取引所のような、特定の取引する場が用意されているわけではありません。世界中の投資家同士がインターバンク市場を介して取引をするため、平日ならほぼ24時間ずっと市場は動いています。

また、参加者、取引高ともに他の金融商品と比較すると規模がケタ違いです。金融先物取引業協会が公開している2021年7月のデータによれば、この月における日本国内51業者の取引高合計は約479兆円。これを7月の22営業日で割ると、一日の平均の取引高は約21兆円となります。これは日本国内のFX会社だけの数字ですから、世界の取引高はさらに多くなります。

非常に多くの参加者が、とてつもない金額をほぼ常時動かしているため、ほとんどの場面ですぐに注文が成立する点も、FXの大きな特徴といえます

FXは、個別株のように実際の有価証券を保有しない取引なので、売買を開始する取引(エントリー)を、買いだけでなく売りからもスタートできます。

「これから上がると思ったので買い、思惑どおりに上がったので利益になった」というのは初心者にもわかりやすいパターンかと思いますが、それと同じように「売りから取引を開始する」ことも可能なのです。この場合、思惑どおりに下がったら利益になり、上がってしまえば損失になります。初心者は少し驚くかもしれませんが、このような方法でもトレードができることをしっかりと理解しておきましょう。

そして、売買を終了する「決済取引」はエントリーの逆の売買になるため、取引の結果は原則的に上記の4パターンのどれかになります。

取引システムの使い方をデモでマスター

デモトレードの画像

FXの取引システムは、慣れないとかなり難しく感じるかもしれません。また、取引画面はFX会社によっても違ってくるので、まずは口座開設するつもりのFX会社でデモトレードを体験し、使い方を覚えておきましょう。

デモトレードとは、多くのFX会社が提供している練習用の環境のこと。取引資金がバーチャルである以外は、基本的に値動きも環境も本物と同一なので、実際の資金を使わずにトレードの勉強をすることができます。

上記で解説した、買いと売り、それぞれのエントリーと決済の流れは、少なくとも把握しておきましょう。

2系統の相場分析

FFXの値動きを分析するには、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」という2系統の方法があります。デモトレードの時点で両方の基礎を知っておくことで、トレードが上達していく素地ができます。

なお、両者は「どちらかを選ぶ」ような二者択一の概念ではありません。連動し併用するものなので、「テクニカル派?ファンダメンタルズ派?」といった発想は本質ではありません。

テクニカル分析の基礎

テクニカル分析とは、過去から現在までの変動パターンによって、未来の変動を推測しようとする分析のことです。「これまではこういう傾向だったので、未来にも同じ傾向が続くかもしれない」という発想がベースになっています。

  • チャート例
チャート画面
  • ローソク足の見方

テクニカル分析は、主にチャートを見て行います。チャートとは、4種類の価格情報(始値・高値・安値・終値)で構成されるローソク足を時系列に並べることで、時間経過ごとの価格変動を視覚化したものです。

テクニカル分析

チャート上の値動きを再計算し、視覚的に表示したものは、「インジケーター」や「テクニカル指標」などと呼ばれます。上のチャートでは、左側にはボリンジャーバンド、右側のチャートには一目均衡表とMACDというインジケーターを表示しています。

テクニカル分析を学べるオススメの本

一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版

『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版』(ダイヤモンド社・2017年)

チャート分析、そしてFX全体の知識について分かりやすく解説されています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4478103836 先物市場のテクニカル分析

『先物市場のテクニカル分析』(きんざい・1990年)

名著として、多くのプロトレーダーに読まれています。長く使えるテクニカル分析の土台が構築できます。

https://www.amazon.co.jp/dp/4322218911

ファンダメンタルズ分析の基礎

ファンダメンタルズとは、通貨を発行している各国の政治や経済の状況、地政学などを分析して、未来の値動きを推測する分析法です

数年単位の大きな動きは、まず間違いなくファンダメンタルズ的な要因が絡むといっていいでしょう。つまり、長い期間をかけて行うトレードほど、ファンダメンタルズ分析の重要性が増します。

ファンダメンタルズ分析を学ぶ最初の一歩として、まずは経済指標をチェックしていくと良いでしょう。経済指標とは、各国政府や中央銀行が発表する、経済に関するデータのことです。

有名なところでは、米国の労働市場の状況が分かる雇用統計、米国の金利政策の見通しであるFOMCの声明は、注目度が高く値動きに大きな影響を与えます。発表スケジュールを事前にチェックするとともに、発表後の値動きも注視してみてください。

ファンダメンタルズ分析を学べるオススメの本

第6版 投資家のための金融マーケット予測ハンドブック

『第6版 投資家のための金融マーケット予測ハンドブック』(三井住友信託銀行マーケット事業・2016年)

過去に行われた金融政策と、その狙い、結果などについて解説している骨太のファンダメンタルズ教材です。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4140816961/

本気の運用をするときに身に付けたいこと

1回2回なら、勘(カン)でトレードしても勝てるかもしれません。しかし、FXで安定して利益を出せるようになるためには、自分なりに分析し、考えることが必要です。

当然ながら一朝一夕に身に着くものではないので、そのための勉強を続けることを意識しましょう。

トレードルールを作る

FXを長く続けていくうえで、必ず必要になるのがトレードルールの構築です。「こういう状況になったらエントリーをし、こういう条件を満たしたら決済」という決まりが事前にあることで、局面ごとでのアドリブ的な行動を減らすことができます

アドリブ要素があると、メンタル的な負荷にトレードが引きずられます。つまり、欲望や恐怖心に引っ張られて合理的な判断ができなくなってしまうのです。

しかしルールが決まっていれば、その通りに実行するだけなので、感情にまかせたトレードは大幅に減ります。

アドリブを一切排除することは難しいかもしれませんが、できるだけアドリブ要素のない手法を作り上げていきましょう。なお、アドリブ要素がゼロで、なおかつトレードルールをプログラム化し、それを自動実行するのが「自動売買」です。

環境認識と売買タイミング

トレードルールを作る際には、「環境」と「タイミング」を分けて考えるようにしましょう。ですが、多くの初心者は後者の売買タイミングにばかり目が行ってしまう傾向があります。

環境とは、相場の地合です。

  • 上がっている
  • 下がっている
  • 横ばい

で、売買のやり方は当然変わります。上がっているときに売りを入れても苦戦は必至です。

このような全体の相場観がまずあってこそ、売買のタイミングを検討することができます。

なお、長期的な相場の地合は、すでに述べた通りファンダメンタルズ要素の影響が大きいといえるでしょう。

初心者におすすめのFX会社は?

近年のFX会社は、どこも初心者をターゲットにしたサービスを提供しています。その意味ではどこも「初心者向き」ですが、ここではとくに初心者が重視したいポイントと、編集部がおすすめするFX会社を紹介しましょう。

サポートが24時間対応

「困ったときにいつでも質問できる」というのは初心者にとって心強い要素でしょう。夜の遅い時間や土日に不明点があったときに確認できる、サポートが24時間体制の口座を紹介します。

DMM FX

冬時間:月曜日7時00分~土曜日6時50分、夏時間:月曜日7時00分~土曜日5時50分で電話問い合わせが可能です。またチャット、LINEでの問い合わせができます。FX口座を開設していた場合は、株式やCFD、一口馬主の口座をスピーディーに開設ができます。

GMOクリック証券

GMOクリック証券 PC

GMOクリック証券は、月曜日7:00〜土曜日7:00(米国夏時間は6:00)で対応しています。FXだけなく、株式、CFD、債権など幅広く取り扱っており、FX以外にも興味があるトレーダーにお勧めです。また、高機能な取引ツールを使うことができます。

学べるコンテンツが多い

初心者にとっては、勉強できる環境が整っているのも嬉しい要素です。知識を蓄積できるタイプのFX口座を紹介します。

外為オンライン

初心者から上級者までレベルにあわせた無料FXセミナーを開催しており、外為オンラインのYouTubeチャンネル「【公式】外為オンラインFXセミナー」にも、トピックごとの相場分析動画がアップされており勉強になります。さらに、アナリストのレポートやブロガーの相場予想を見ることもできます。

外為どっとコム

有名アナリストの分析記事を読むことができます。また、動画配信にも力を入れており、YouTubeチャンネル「外為どっとコム 公式FX動画ch」では、相場分析はもちろん、トレード力アップのための技術についての動画も配信されており、質の高い情報を得ることができます。

マネーパートナーズ

「マネパFX情報室」では、FXはもちろん、ゴールドについての市場分析記事も読めます。アナリストや有名ブロガーのコラムも読めるので、勉強になります。YouTubeチャンネル「マネパチャンネル」では過去のセミナーを見ることができます。

1,000通貨以下の少額取引

最初は少額から始めた方が、うまくいかなかったときのダメージを軽減できます。一昔前の最小取引単位は「1万通貨から」が普通でしたが、現在では「1,000通貨から」が主流となっています。

ヒロセ通商

取引できる通貨ペア50種類と非常に豊富で、ほとんどの通貨ペアを1,000通貨から取引することができます。スキャルピングが禁止されていないので、スキャルピングを練習したい初心者にお勧めのFX会社です。また、キャンペーンが豊富で、特にグルメキャンペーン有名です。

みんなのFX

提供している全27種類の通貨ペア全てを1,000通貨から取引できます。米ドル/円やユーロ/ドルなどのメジャー通貨から、トルコリラ/円、メキシコペソ/円の高金利通貨、ポーランド/円、ロシアルーブル/円のエキゾチック通貨も揃っており、さまざまな通貨ペアを取引したい方にうってつけです。スプレッドの狭さ、スワップポイントの水準も魅力的で、初心者から上級者までお勧めできるFX会社です。

LINE FX

2020年12月から通貨ペアが全23種類に拡大し、1,000通貨での取引も可能になりました。LINEと連動したサービスが特徴で、経済指標や相場の急変動に関する情報をLINEで知らせてくれるので、最新の情報を迅速に取得できます。取引ツールも高機能で、スプレッドも狭く、FX初心者にも使いやすいFX会社といえるでしょう。

FX初心者がやりがちな失敗を事前対策!

実は、FXにおける「典型的な失敗例」は明確になっています。もちろん、ここに紹介するものがすべてではありませんが、多くの人がやりがちな例をピックアップしました。

初心者卒業を目指すなら、まずはこれらの失敗に気をつけましょう。

塩漬け

含み損の放置は、初心者が非常にやりがちです。決済するまでは損失が確定したわけではないので、損切りの決心がつかず「いつか戻るだろう」と放置してしまうのです。そしてずるずる含み損を拡大させてしまう失敗を、俗に「塩漬け」といいます

対策:事前に「この水準に達したら損切りする」というルールを決めておき、そうなったらただちに実行します。あるいは、エントリーと同時に損切りの逆指値注文(価格予約の注文)を入れておくことも有効です。

ハイレバレッジのトレード

FXでは、実際にかかる資金の25分の1の資金でトレードをすることができ、この仕組みをレバレッジと呼びます

ただし、資金に対してリスクを取り過ぎることで、思惑と相場が逆に動いたときに、資金の減少率を拡大させるリスクを負うことになります。

対策:トレード1回の損失額を、全資金の2%程度にしてみましょう。例えば資金が10万円なら、含み損が2,000円になったところが損切のラインです。

資金に対して大きめのトレードをすると、相場が少し逆行した時点で損切ラインに到達し、小さめのトレードであれば多少は相場が逆行しても耐えられることがわかるでしょう。

無計画なナンピン

例えば、上昇すると予測して買ったものの、そこから思惑と逆に下降してしまった場合、下がったところで追加の買いを入れることで、全保有ポジションの平均買いコストは良くなります(もしも上昇に転じた際、含み損がプラスに転じるのが早くなります)。

こういうトレードを「ナンピン」と呼ぶのですが、そうそう希望通りに相場が動くことはありません。無計画にナンピンをすることで、口座全体が破綻するリスクが高まります。いくら価格が良くなっても、ポジションが増えることで逆行時の含み損もそれだけ大きくなるからです。

対策:「ナンピンはNG」というの取引の基本です。上級者は、あらかじめリスクを計算した計画的なナンピンをすることもありますが、初心者には難しいのも事実です。いずれにせよ、場当たり的なナンピンは絶対に避けるべきでしょう。

その場しのぎの両建て

FXで買いポジションを持っているとき、同じ取引量の売りポジションも持つことで、そこから上がっても下がっても損益は固定されます。片方の含み損が増えれば、もう片方の含み益が増えるからです。

ただし、そこからどちらか一方向に動き続ければ、いずれは証拠金が耐えられず片方のポジションが損切りになります。またスワップポイントも売り買い同額でない場合が多く、支払う方が多くなります。

対策:FX会社も、両建てに対しては「経済合理性を欠く」という理由で推奨していません。初心者のうちは「両建て自体をしない」というルールを設けておいた方がいいでしょう

根拠のないリベンジトレード

負けているときには取り返したくなるものですが、そういった目的のトレードはまず成功しないといわれています。なぜなら、取り返したいというのはあくまでその人の事情であって、相場には何の関係もないからです。取り返したいという個人的なタイミングで、相場が勝ちやすい状態になっていることなど、ほとんどありません。

対策:取り返したいと思うのは人間なら当たり前でしょう。しかし「今すぐ取り返そう」とせず、これから続く長いFX人生のどこかで取り返せば問題ない、と考えるようにしましょう

突発的な飛び乗り

目の前で相場が大きく動いたら、自分も参加したくなりますよね。でも、そういった飛び乗りトレードの勝率は思いのほか低いのも事実。

理由として、決済の売買がすぐに入ることが多いからです。例えば短時間で急上昇したら、買いで儲けた人は決済の売りを入れるため、すぐに下がることもよくあります。あわてて飛び乗った結果「高値で買いポジションを持ってしまう」「安値で売りポジションを持ってしまう」こともめずらしくありません。

対策:飛び乗りは危険なものだと、常に意識しておきましょう。エントリーを狙うなら、激しい値動きの第一波が終わってから、あらためてタイミングを検討するようにしましょう。

詐欺まがいの情報商材には要注意!

FXはれっきとした金融商品で、怪しいものではありません。ですが、怪しい人種がFXを利用して、投資初心者に高額な情報商材を売りつけようとする詐欺まがいの事案があるのも事実です

そういった商材の多くは、「今すぐ儲ける」「簡単に稼げる」というように、極端な簡便性をアピールしていたり、「毎日●万円が入ってくる」というような、コンスタントに利益を保証するようなうたい文句を掲げていることが多いです。

FXという投資でお金を増やすことは、やり方次第で可能ですが、何の努力もせずに稼ぐことは不可能です。また、相場の動きは時期により変わりますので、どんな相場でもコンスタントに稼ぎ続けることは、プロトレーダーでも不可能です。

人間の心の弱さにつけ込むような、怪しい商材、教材の類にはくれぐれも注意してください。例えば100万円の教材を買うくらいなら、一冊5,000円の骨太の投資解説書を20冊読んだ方が(10万円必要)、確実に知識も技術もアップするでしょう。

秘密のやり方を手に入れた人が成功するのではありません。勉強と体験を続けるなかで、自分なりのやり方に到達する人がFXで成功するのだと肝に銘じておくことが大切です。

これだけは覚えておきたいFX用語

FX業界には、さまざまな専門用語が飛び交っています。初心者はほとんど意味がわからず怖くなってしまうかもしれませんが、すべてを完璧に覚えようとしなくてもOK。まずはわかる部分から、ざっくりとイメージをつかんでいけば大丈夫です。

最後に、重要度の高い(あるいはよく見かける)FX用語について解説しましょう。

証拠金取引

FXを取引する際には一定額を担保としてFX会社に預ける必要があり、この預ける金銭を「証拠金」と呼びます。FXでは実際に通貨を保有するのではなく、損益が証拠金に対して増減されます。証拠金を担保に円やドル、ユーロなどの通貨を売買することを「証拠金取引」と呼び、生じた損益のみを受け渡す取引のことを「差金決済」と呼びます。

また、預けた証拠金の何倍、何十倍に相当する資金を動かして取引することをレバレッジ取引と呼びます。FXの場合はレバレッジを最大で25倍までかけて取引することができ、例えば証拠金が10万円なら250万円分の取引が可能です。ただし、レバレッジをかけて取引量を増やすと損失も大きくなることに注意しましょう。

強制ロスカット

保有しているポジションの含み損が一定の水準に達したときに、それ以上の損失拡大を防ぐために自動的に決済される仕組みのことです。保有している全ポジションが決済され、未約定の注文も取り消されます。

強制ロスカットのルールは各FX会社によって異なり、「証拠金維持率(※)」が各FX会社で決められた水準を下回った際に発動します。強制ロスカットを防ぐためには口座に追加の資金を入れる、またはポジションを決済する方法があります。

通常、強制ロスカットは証拠金が残る状態で決済されます。しかしリーマンショックや「スイスフランショック」のような急変動が起きた場合に決済の注文が間に合わない場合があり、証拠金がなくなったり、場合によっては追証が発生する(つまり口座がマイナスになる)可能性もゼロではありません。

レバレッジを低く設定したり、強制ロスカットよりももっと手前に損切りの逆指値注文を入れておくなど、できるだけリスクを抑えることが重要です。

※証拠金維持率:保有しているポジションに対して、口座資金にどれくらい余裕があるかを数値化したもの。証拠金維持率が高いほどロスカットリスクは低くなる

通貨ペア

通貨ペアとは取引する通貨の組み合わせのことです。例えばドルと円の組み合わせは「USD/JPY」、ユーロと米ドルの組み合わせは「EUR/USD」のように、売買する通貨の通貨コードの組み合わせを「/」で区切った形で表記されます。

この通貨ペアの左側は「取引通貨」、右側は「決済通貨」と呼ばれており、為替レートは「取引通貨」の1単位に対して、「決済通貨」ではいくらになるかを示しています。

また、「ドル/円」「ユーロ/ドル」のような米ドルが絡んでいる通貨ペアを「ドルストレート」、「ユーロ/円」や「豪ドル/円」のような米ドル以外の通貨と日本円のペアは「クロス円」と呼ばれています。

ちなみにユーロ/円、豪ドル/円のような米ドルを含まない取引でも、実は世界の基軸通貨であるドルを介した取引を行っています。例えばユーロ/円を取引する際、ユーロと円を直接取引するのではなく、円で米ドルを買い、米ドルでユーロを買うといった取引です。

同じように豪ドル/円の取引でも、円で米ドルを買い、米ドルで豪ドルを買うといったように米ドルを介して取引が行われています。このため、米ドルが絡んだ通貨ぺアの取引量は多く、流動性も高い傾向があります

スプレッド

「買値」と「売値」の差額のことで、実質的にはこれがFX会社への手数料となります
例えば1ドルの買値が110円2銭、売値が110円1銭の場合、この1銭の差が取引コストになります。取引回数が多くなるとスプレッドの負担も大きくなり、スプレッドが狭いほど投資家に有利です。

スプレッドは各FX会社によって異なり、FX会社選びの際にスプレッドを重視するトレーダーも多くいます。

また、通貨ペアによってもスプレッドは異なります。一般的にドルやユーロ、円のような取引量の多い通貨はスプレッドが小さく、トルコリラやメキシコペソのような取引量の少ない通貨ほどスプレッドが大きくなりやすい傾向があります。

スワップポイント

スワップポイントとは、通貨ペアの金利差調整分のこと。FXは異なる2つの国の通貨の交換を行いますが、通貨ごとに金利は異なるため、差額を受け取ることができる仕組みがあるのです。

例えば、高金利通貨ペアとして代表的な南アフリカランド/円を買いで保有したとします。2021年8月現在の南アフリカの政策金利は3.50、一方の日本は-0.10です。この金利差の差額を受け取ることができます。

一方で、スワップポイントがマイナスとなる通貨ペアの場合は、金利差の差額を支払う必要があります。代表的な例としては、スイスフラン/円を買いで保有した場合です。2021年8月現在のスイスフランの政策金利は-1.25、日本は-0.10で金利差はマイナスとなるため、差額を支払うことになります。

なお、スワップポイントは、買いと売りで受け取りと支払いが原則的に逆になります(上記の例だと、南アフリカランド/円を売りで保有した場合はスワップポイントを支払わなければなりません。スイスフラン/円を売りで保有した場合はスワップポイントを受け取ることができます)。

FX会社によってスワップポイントの額は異なるので、スワップポイント狙いのスタイルを目指すなら各FX会社のスワップポイントを比較しましょう。なお、スワップポイントは一定ではなく日々変化します。

スワップポイントはポジションを保有している間は受け取れるので、スワップポイント狙いの長期投資もトレード戦略の一つですが、為替変動リスクが付きまとうことに注意しましょう。

特に、南アフリカランドやトルコリラは高金利通貨ですが、政治や経済におけるリスクが大きく、急変動が起こる可能性がドルやユーロと比較すると高いことに注意。また、スワップポイントの根幹に関わる各国の政策金利の引き上げや引き下げによっても変動があります

MT4

ロシアのMetaQuotes社が開発したチャートソフトで、機能性の高さから世界中のFXトレーダーに支持されています。特徴は以下の通り。

  1. デフォルトで50種類以上のテクニカル指標を表示できる
  2. オリジナルのテクニカル指標を表示でき、海外ユーザーも考案したテクニカル指標も使える。
  3. EA(自動売買プログラム)を使った自動売買を運用可能。また、EAの作成もできる
  4. チャート上にラインや図形を描くことができる
  5. 対応しているFX会社のMT4で取引が可能
  6. 動作が軽い
  7. 無料で利用できる

初心者からプロまでが満足する機能を揃えているといえます。

ただし、MT4に対応していないFX会社の場合は取引ができないので、口座を解説したいFX会社が対応しているか確認する必要があります。
取引できなくてもチャート分析ツールとして使用することは可能です。

トレンド相場

一方向に値動きが続いている状態のことで、一度発生するとしばらく続きます。トレンド発生時は大きな利益を狙うことができるため、トレンドフォローを狙う順張りが王道とも言えます。

トレンド相場には、上昇を続ける「上昇トレンド」と下降を続ける「下降トレンド」があります。見分け方としては、上昇トレンドは安値と高値が切り上がってローソク足が右肩上がりを続けている状態、反対の下降トレンドは安値と高値が切り下がってローソク足が右肩下がりを続けている状態になります。

また、上昇トレンドだと一つ前の高値と安値を上回れなかった、下降トレンドは一つ前の高値と安値を下回れなかったところが、トレンドの終了と判断できます。

為替相場はレンジ相場が7割、トレンド相場が3割程度の割合で動いているとも言われており、トレードをする際にはレンジ相場とトレンド相場を見分けることが重要です。

レンジ相場

一定の値幅の中で価格が上昇・下降を繰り返して推移している状態のことで、トレンド相場とは反対に方向感がありません。「もみ合い 」「ボックス圏相場」とも呼ばれています。

レンジ相場での売買戦略は、「レンジの上限に近づいたら売り、レンジの下限に近づいたら買い」が基本です。直近の最高値と最安値に水平線を引くと上限と下限が分かりやすくなります。

ただし、レンジを明確に抜けた場合にはトレンドが出やすいことを注意しましょう。

スキャルピング

数秒から数分という短時間の間に何度も売買を繰り返すトレードスタイルのこと。1回のトレードで獲得する利益は数pips~10pips程度と少ないですが、これを何十回、何百回と行って積み重ねていきます。

主なメリットは、ポジションを保有する時間が短いため相場変動の影響を受けにくい、短期間に売買を繰り返すので時間あたりのトレード回数が多くなりやすく資金効率が良い、などが挙げられます。

デメリットとしては短期間にトレードを繰り返すためスプレッドのコストが大きくなりやすい、利確と損切りのルールをしっかりと構築しておかないと含み損を抱えやすいという面があります。

また、スキャルピングが禁止されている証券会社もあるので、スキャルピングでトレードをする際には口座を開いているFX会社がスキャルピングを許可しているのかを確認しておきましょう

デイトレード

数十分~数時間の間隔で売買を行うトレードスタイルです。当日中に決済を終わらせることが原則で、日をまたいでポジションを保有することはありません。その分スキャルピングよりもトレード回数は少なく、1日に数回で済む場合が多いです。

メリットとしては、ポジションをその日のうちに決済するため、就寝時の為替変動リスクがない、スキャルピングほどではないが、1日に何回もトレードするため資金効率が良い、などが挙げられます。

また、明確なデメリットはありませんが、日をまたがないためスワップポイントの影響は受けないことを覚えておきましょう。

スイングトレード

数日~数週間の間隔で売買を行うトレードスタイルです。ポジションを保有している期間が長く、スキャルピングやデイトレードのような頻繁にトレードをすることはありません。

スイングトレードのメリットは、比較的長い期間ホールドするためスキャルピングやデイトレードよりも値幅が大きくなりやすい、スワップポイントも狙える、などが挙げられます。また、エントリーのタイミングはそこまでシビアではありません。

一方のデメリットは、長期期間保有するので為替変動リスクが大きい、含み損を耐えるメンタルが必要、などがあります。

ポジショントレード

数週間~数年単位で売買を行うトレードスタイルです。スイングトレードよりもさらに長い期間ポジションを保有します。

ポジショントレードのメリットは、スイングトレードよりも値幅やスワップポイントでの利益が大きくなる、チャートを見続ける必要があまりない、などが挙げられます。また、取引回数が極端に少ないため、スプレッドの影響はほぼ受けません。

デメリットは、スイングトレードよりも為替変動リスクが大きく、突発的な変動でロスカットの可能性がある、ファンダメンタルズの知識が必須になる、が挙げられます。

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