女性におすすめの投資方法はNISAかつみたてNISA!活用方法まで解説

更新日:2021/01/04
近年女性に投資に対する関心も高まってきています。銀行に預ける代わりに運用したい!と思ってもどんな投資方法が最善なのか困ってしまいますよね。この記事では女性に特におすすめの投資方法、NISA・つみたてNISA・iDeCoについて詳しく解説しています。
女性におすすめの投資方法はNISAかつみたてNISA!活用方法まで解説
女性の投資に対する関心が高くなっている!
投資について女性の興味・関心度が上がってきていると記載しましたが、
ここでは具体的に女性の関心度を数字で見てみましょう。
女性500人へ資産運用に対しての興味度についてアンケートをとった結果、
39.4%といった割合、つまり約4割の女性が「やや興味がある」「とても興味がある」と答えています。
そして興味を持っている年代を調べると、20歳~39歳の若年層である事もわかりました。
さらに今現在、実際に投資を行っている割合は22.2%で、その方々にどんな投資を行っている(または興味がある)かという調査を行ったところ、
- 1位:円定期預金…42.0%
- 2位:NISA(積立含)…32.1%
- 3位:投資信託(積立含)…30.7%
- 4位:株式投資…28.3%
- 5位:外貨預金(積立含)…17.5%
1位~5位まで上記の結果のようになりました。
投資に対して興味を持つ理由については
- 将来お金で困りたくないから
- 娯楽で使えるお金が欲しいから
- 銀行に預けても利息がほとんど期待できないから
といった理由が多くみられました。
では次項目からおすすめの投資についての詳しい説明を見ていきましょう。
NISAかつみたてNISAの活用がおすすめ
まず、結論から述べます。
数ある投資の中でも活用を強くおすすめするのは、一般NISAとつみたてNISAです!
先駆けて、一般NISAとつみたてNISAの違いはどういった所なのでしょうか。
また、どんな成り立ちで、どんな注意点があり、
おすすめポイントはどんな所で、商品のラインナップはどんなものなのでしょうか。
先ほどNISAがおすすめです!と一言で言いましたが、
そう言われても、今はまだ疑問点だらけで到底納得できないですよね。
安心してください、今から上記について詳しく説明します!
読み終わった時には疑問が全て解消されていると嬉しいです。
そもそもNISA・つみたてNISAは口座のようなもの
まず、上記でも少し触れましたが
一般NISAとつみたてNISAの違いについて以下の表にまとめ詳しく解説します。
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
投資方法 | スポット購入・積み立て方式 | 積み立て方式 |
年間投資上限額 | 年間120万 | 年間40万 |
非課税で保有できる期間 | 最長5年 | 最長20年 |
対象商品 | 海外株式・投資信託・国内株式 | 国が定めた基準を満たした投資信託 |
証券口座に似ているところがありますが、購入できる商品が限定されている分、選択肢が狭まるので小さいリスクで運用することができますね。
一般NISAとつみたてNISAに共通している事柄は
- 金融機関変更:各年ごとに変更することが可能
- 対象者:日本在住で口座を開く年の1月1日現在で満20歳以上となっている個人
- 非課税対象:対象商品にかかる配当金や売却益など
といった事です。
つまり、低コストで長期的にコツコツ積み立てたい投資初心者には「つみたてNISA」、
積極的な投資を行い自分で商品を選び、相場に応じて機動的に投資できる人には「一般NISA」がおすすめということです。
そして一般口座とNISA(つみたて含)の違いですが、決定的な違いは「運用利益」についてです。
例えば、資産運用を行った結果、100万円の儲けが得られたとします。
- 一般口座の場合 100万円-100×0.2=受け取り80万円(20万は税金へ)
- 一般NISA(つみたて含)の場合 そのまま全額受け取り100万円
上記に述べた通り、
NISA(つみたて含)は非課税対象ですので、NISA口座を運用して得た利益に税金がかからず、得られた利益は丸儲けすることができます。
しかし、一般口座の場合、約20%の収益を税金で納めることになるので、利益の手取りは少なくなります。少し惜しい気持ちになってしまいますよね。
NISAかつみたてNISAはどちらかしか開設できないので注意しよう
つみたてNISA(別名:ニーサ・少額投資非課税制度)という制度は、2018年の1月ごろから開始されており、割と最近始まった新しい制度です。
少額からの投資が可能なので手を出しやく、投資方法の選択肢が増えるという面で大変優れた制度になっていますが 、こちらの制度を行うには注意点があります。
- 「一般NISA」か「つみたてNISA」のどちらかしか口座をもつことができない
ということです。
今から口座開設をしようとしている人は、2つの制度の違いを理解して、どちらを選択するかしっかり考えてから開設してくださいね。
そして現在、すでにNISAの口座を持っていて且つ、つみたてNISAも開設してみたいという方は、残念ですが今のところはどちらかを諦めるしか方法はないようです。
40万円以下で投資を行いたい方には「つみたてNISA」がおすすめ
つみたてNISAとNISAの1番の違いは「投資の上限額」です。
つみたてNISAの場合、年間40万円が上限となっているため
40万円以下で投資を行いたい人におすすめとなっています。
初心者の方は、初めから莫大な金額を投資に費やすというハイリスクを担うよりも
低コストで少しずつ慣れていった方が運用しやすいかもしれませんね。
自分の投資スタイルをチェックできるサイトもありますので参考にしてください。
金融庁お墨付きの商品しかなく、リスクが低いのが特徴
つみたてNISAは、20年という長期的な積み立てで、手数料も低水準のため初心者や幅広い世代が運用しやすい制度となっています。
さらに、投資信託やNISAの中にはややぼったくりとも思える商品が混ざっていることが
現状としてありますが、そこに金融庁が関与し指定した商品しか置いていないのがつみたてNISAです。
金融庁からお墨付きをもらった193本の商品の中から選択して投資するという点でも
初心者や投資に安定をもとめる人におすすめですね。
つみたてNISAは大きく分けて2種類に分けられます。
- 株式100%型:株式のみの運用なので、リスクは高いがハイリターンを狙うことができる
- 複合資産府型:逆の値動きをする傾向にある債券と株式の複合型で、リスクを抑えた安定性がある
いくつか商品を人気ランキング形式でラインナップして以下に紹介します。
1位 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
---|---|
2位 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) |
4位 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス |
5位 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) |
つみたてNISA口座開設の手順やおすすめ商品は?
①楽天証HPより口座開設ボタンをクリックし口座開設を申し込む |
---|
②スマホ+運転免許所やマイナンバーカード等で本人確認を行う |
③本人情報を入力しつみたてNISAの口座を申し込む |
④楽天証券で審査が完了後、ログインIDがメールで送られてくる |
⑤ログイン後画面より初期設定とマイナンバー登録終了後、取引開始が可能となる |
自由度の高い投資をしたい方には一般NISAがおすすめ
ここからは一般NISAの特徴についての説明を行います。
NISAは、2014年の1月頃からスタートされた制度で、少額から投資運用が可能であることを特徴とする個人の投資家向けの税制度です。
イギリスにある個人貯蓄口座(ISA)をモデルにして日本版に応用されたため、
英訳の頭文字をとって「NISA」(Nippon Individual Savings Account)という名前が付きました。
一般NISAでの投資が向いている人の特徴は
- 積極的な投資を目指している
- 株式投資に興味が強い
- 多くの選択肢から自由に商品を選びたい
- 年間投資額が40万以上になる
このような傾向があげられます。
以下に、NISAのことをさらに詳しく掘り下げて解説していきたいと思います。
年間投資額が40万円以上になりそうな方にも
上記で述べた通り、NISAは
資金に余裕がある人や投資を行ったことがある人、そして国内外限らず株式や投資信託等の幅広い商品で運用したい人、
つまり運用スキルがすでに培われ、自由度の高い投資を行いたい方におすすめする制度となっています。
つみたてNISAと違い、40万円以上の投資を行うことも可能なので、たくさんのお金を投資運用に充てようと考えている方には一般NISAがおすすめと言えますね。
ただし、NISAでの非課税投資枠は毎年120万円までで繰り越しもできないので注意が必要です。
また、余談として
NISAでは運用に対して満20歳以上という条件がありますが
ジュニアNISAという制度が2016年から始まっており、未成年者に対しても
非課税枠が設定されていますので、興味のある方は調べてみて下さい。
国内株式・投資信託・外国株式のどれを選ぶ?
NISAの対象商品は、
大きく分けて「国内株式」「投資信託」「外国株式」の3種類の分けられます。
以下に
商品のそれぞれの特徴、商品のメリット・デメリット、どんな人におすすめか
といった点について記載していこうと思います。
まず国内株式についてです。
- 特徴:選択肢が豊富、値上がりの期待が大きい
- メリット:配当金と値上がり益に期待ができる、株主優待も受けられる
- デメリット:NISAでの利損益と他口座利損益を通算できず、損失繰越控除も不可
- おすすめする人:非課税のメリットを最大限に受けたい人
次に投資信託についてです。
- 特徴:プロが債券や株を運用して得た利益を投資家に還元する為安心感が高い。
- メリット:少額で複数の株や債券を投資することでリスクを分散できる
- デメリット:プロに委託するので別途手数料がかかる
- おすすめする人:投資はやってみたいけどリスクはあまり背負いたくない人
最後に外国株式についてです。
- 特徴:先進国と新興国とで分かれており、成長性に期待を込めて投資を行う
- メリット:成長性を見極めて新興国への投資に成功するとリターンが大きい
- デメリット: 期待を込めての投資になるのでその分リスクが大きい
- おすすめする人:リスクを承知の上で高いリターンを求める人
NISAかつみたてNISAは長期投資に向いている
世の中には様々な投資方法が多種多様にありますが、その中でもNISAまたはつみたてNISAは長期投資に向いている投資と言えます。
今からその理由について詳しく説明しますのでご覧ください。
まず最大の理由は非課税枠についてです。
つみたてNISA(最長20年)の場合
非課税期間20年×非課税投資枠40万円/年=最大800万円の非課税枠が活用可
一般NISA(最長5年)の場合
非課税期間5年間×非課税投資枠120万円/年=最大600万円の非課税枠が活用可
上記のように具体的な値段をみても、一般NISAよりもつみたてNISAの方が
少しだけ利益が大きいといえども、どちらも長期的な運用を行った方が
利益が大きいことが分かります。
その他の理由としては以下の通りです。
- コストが低い投資信託が選ばれているため長期運用でもコストが抑えられる
- 一時的な元本割れでも長期で行う事で相場下落をカバーし、元本割れリスクを減らす。
- 運用で得られた利益を再投資して運用するため「複利効果」が期待できる。 (投資期間が長ければ長いほど福利効果が大きくなる)
- 最初に設定してしまえば口座からの自動引き落としで積み立てしてもらえる
以上のことから、NISAやつみたてNISAは
のんびりじっくり腰を据えて、堅実に資産運用したい方が長期運用する場合におすすめと言えます。
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東京だけでなく全国いたるところ開かれていますので、
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女性におすすめの投資方法のまとめ
ここまで女性におすすめの投資についてまとめましたが、参考になりましたでしょうか。
この記事のまとめは
- 女性には一般NISAやつみたてNISAの活用がおすすめ
- 一般NISAとつみたてNISAは上限額や非課税期間が異なるため目的に応じて選ぶ
- NISAをするなら長期的に腰を据えて投資をする方がお得
- 投資方法を学ぶならマネーセミナーへの参加がおすすめ
- 女性限定のマネーセミナーも開催されている
でした。
ハードルの高いイメージの投資でも、学ぶ手段も投資する方法も商品も、多種多様にあります。
難しいイメージで毛嫌いしてしまうのではなく、
自分の性格や使えるお金・時間、投資の目的等、すべてを考慮して
自分にピッタリの投資方法に出会えるといいですね。
ほけんROOMには他にも参考になるたくさんの記事がありますのでそちらもご覧ください。
女性も投資に興味を持つ近代では、20代~40代の若い世代から積み立てに対する興味・関心が上がってきています。
最近では実際に投資を行った人のブログなどもみることができ、身近な存在となっているようです。
しかし、投資という言葉を聞くと、有益な資金運用ができるという期待の裏に
初心者にとっては元本割れ等のリスクも大きく感じ
何となく毛嫌いし一歩を踏み出せない人も多いのが現状ではないでしょうか。
皆さんは少額から始められるNISA(5年投資)・つみたてNISA(20年投資)という非課税制度をご存じですか?
この制度は、資産運用もでき尚且つ非課税制度なので、税金対策としても有効になる制度として現在注目を集めています。
そこで今回は女性向けのNISA、つみたてNISAについての活用法について
上記項目でまとめて説明します。
ぜひ、最後までご覧ください。