要介護認定を受けた場合、医療保険から給付を受けることがあります

訪問介護と聞いて、要介護の認定の区分に応じて、介護保険の給付が行われることを考えます。しかし、一定の場合、介護保険からではなく医療保険から保険給付がされることをご存知ですか?要介護区分が重い場合や、末期のがん、難病などの場合には医療保険から給付が行われます。

要介護状態の方への訪問介護のある医療保険

入院後や急な体調の変化に伴い自宅で介護が必要になった場合、途方にくれる人が大半でしょう。

介護保険って聞いたことがあっても、どうやってはじめたらいいのか、そもそもどこに申請に行ったらよいのか、分からないことだらけです。

まず、介護を受ける人が住んでいる市町村に利用したいことを相談してください。すると、調査の結果「要支援」状態か「要介護」状態かの認定を受けることになります。

要支援は1・2の2段階、要介護は1・2・3・4・5の5段階の区分があります。

区分によって、月々に利用できる点数=金額が決まっています。

より介護の必要な要介護5の人の方が、要介護3の人よりも利用できる金額が多く設定されています。

しかし、介護保険からの介護だけですべてが賄えない、またホームヘルパーがいない間の介護は家族が行わなければならないという場合もあり得ます。

そのような時、介護保険では足りない費用や家族が働けない期間の手当分を補てんする目的で、要介護状態の方への訪問介護のある民間の医療保険に入っておくと安心です。

医療保険給付訪問看護とは

訪問看護は訪問介護とは違い、訪問看護ステーションから看護師が訪問し、医師の指示に基づいて自宅で看護を行うものです。

この場合、訪問看護ステーションには医療保険(後期高齢者医療制度、健康保険、国民健康保険)から自己負担額以外の料金が支払われます。これを医療保険給付訪問看護といいます。


要介護認定を受けている人が訪問介護を受けると介護保険から保険の給付が行われますが、医師の指示を受け、訪問看護の必要があった場合には、医療保険から保険給付金が支払われることになります。


また、公的な医療保険での保険給付利用だけでは、十分ではない場合には民間の医療保険を利用することもできます。


公的な医療保険は、本人の治療費しかカバーしませんが、民間の医療保険では、治療費だけではなく、働けない間の本人の手当の補償があるものもあり、看護をする家族の為にも入っておくと安心です。

要介護とは

市町村から認定を受ける「要介護」とは、どのようなものでしょう。

市町村に要介護の認定をして欲しいと申請すると、「認定調査」が行われます。市町村から派遣された認定調査員が本人や家族に面接し、全国で統一された項目に従ってチェックしていきます。

それと並行して医師の意見書も提出してもらいます。入浴や排せつ、食事に介護が必要かどうか、家事や洗濯・掃除などの援助・介護用具や家の改修の必要性、また、徘徊などの問題行動の有無、リハビリ等の機能訓練・医療関連行為(じょくそうやいろう)の必要性などが考慮され決定されます。


要介護は「要支援」「要介護あわせて7区分あります。 

区分に応じて、介護保険を使ってできるサービスの上限が決まっています。担当のケアマネジャーが、決定された範囲内で使えるサービスや用具について計画を立てます。

医療保険の訪問介護の主なサービス内容

医療保険を利用した訪問介護は、要介護度が重い人に医師の指示がある場合に使われます。



10つある主なサービス内容

訪問介護として、次のようなものがあります。
  • ・入浴介助
  • ・排せつ介助
  • ・食事介助
  • ・体位の変換
  • ・歩行や移動時の解除
  • ・食事の準備
  • ・掃除
  • ・買い物
  • ・通院、通所時の介助
  • ・介護保険タクシーの使用

医療保険と介護保険による訪問介護利用者の違い

介護保険で行われる訪問介護は、基本は65歳以上、または40歳以上で特定の病気の場合の要支援・要介護認定者に行われます。 

医療保険の場合は重症患者

そのなかでも、末期のがんや特に重篤な病気や難病で治療を要する重症患者に、医師の指示をうけて看護師が訪問するなどの場合には、医療保険を使うことになります。

介護保険の場合は65歳以上の要介護認定を受けた人

介護保険を使った場合の訪問介護は、65歳以上の要介護認定を受けた人のうち、医療保険を利用した場合よりも要介護度が低い場合です。

ケアマネジャーが立てた計画に従って介護支援員が訪問し、介護を行います。

まとめ

要介護の認定を受けなければならなくなった時には、まず市町村に要介護認定の申請をしてください。

要支援・要介護の認定の区分に応じた、受けられるサービスの上限によってケアマネジャーが計画を立てます。


また医療保険を利用しなければならない状態には、医師の指示によって訪問看護ステーションより看護師の訪問があります。


これも上限があるので、医師や訪問サービ事業者と相談をする必要があります。 


公的な医療保険では、保険給付の額に制限があり、十分な介護が受けられない場合も考えられます。

介護保険も同様に、もっと充実した内容を求める場合もあります。


そのような時には、自費の医療保険を利用することもできます。 


充分な安心を求めるなら、介護の必要性も考慮した医療保険に入っておくことも考えなければいけないかもしれません。

ランキング

  • まだ間に合う!健康リスクが急上昇する定年からの医療保険の必要性
  • 「18歳の子供が医療保険には入るべきか否か」という問題について。
  • 20代で医療保険に加入することの是非とその必要性を考えること
  • 公務員の医療保険の必要性と人生設計を見据えた賢い選び方について
  • 独身男性に適しているのは、医療保険なの?それとも死亡保障保険?
  • 公的な保険が充実する日本で、民間の医療保険の必要性を解説します
  • 医療保険は条件によっては加入する必要なしという可能性もあります
  • 医療保険が必要な人ってどんな人?その特徴や必要な理由を徹底解説!
  • 自分にとって保険の優先順位を見極めて医療保険を選びましょう
  • 学生でも医療保険を理解すべき?学生のための総合共済を知ろう
  • 医療保険は子供にとって必要なの?様々な方面での補助を確認しよう
  • 民間の医療保険のメリットは一体何!?わかりやすく解説します!
  • 新入社員に医療保険ってホントに必要?みんなはどうしてるの?
  • 収入が比較的少ない主婦でも医療保険は必要になるのかをチェック
  • まずは母子家庭で医療保険が必要かどうかについて考えてみよう
  • 医療保険に加入する際女性特約は必要なのかじっくり考えてみましょう
  • 女性なら気になる医療保険の女性特約について徹底解説!女性特約とは
  • 専業主婦も医療保険に入る必要性ある?オススメの保険プランを解説!
  • 独身女性が医療保険に加入するメリットを詳細に解説します!!
  • 医療保険って独身男性、女性に必要なもの?選び方のポイントとコツ
  • 民間の医療保険でも不妊治療が保障可能に!特徴と注意点を徹底解説!
  • 全労済の共済と医療保険の女性特約を比較してみると違いがわかる
  • 20代女性の方必見!リスクの高い病気と女性のための医療保険の選び方
  • 医療保険で後悔したくない。自分に合った医療保険の選び方のポイント
  • 医療保険の加入申込時と保険金請求時に必要な書類と注意点を把握する
  • 医療保険の賢い選び方とは?2つのタイプの医療保険を徹底比較!