カンジダ外陰炎はストレスが原因!?原因や症状、治療法などを解説!

女性なら誰でも発症する可能性のあるカンジダ外陰炎は、カンジタ菌がストレスや体調不良、湿気が多くなったときなどに活発化し発症します。この記事では、カンジダ外陰炎について詳しく解説していき、検査・治療方法、また予防するためにはどうしたらいいかについても説明します。

カンジダ外陰炎はストレスが原因!?原因や症状、治療法などを解説!


ストレスや疲れなどが原因で発症するカンジタ外陰炎ですが、その初期症状はどのようなものなのでしょうか?それが分かれば、受診するきっかけとなりますよね。


またカンジダは再発率がかなり高いですが、どうして繰り返し発症してしまうのか、また予防するためにはどうしたらいいかも気になりますよね。


この記事では、カンジダ外陰炎について

  • カンジダ菌とはどんなもの?
  • カンジダ外陰炎とは?
  • 発症する原因
  • カンジダ外陰炎になるとどうなる?
  • 検査方法は?
  • カンジダ外陰炎の治療方法
  • 治療は市販薬でも可能?
  • 治療中に気を付けるべきこと
  • 治療完了の目安とは?
  • カンジダにならないためには?
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、カンジダ外陰炎について理解が深まり、発症、再発しないためには生活の中でどのような工夫が必要かわかるかと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

ほけんROOMでは、体や生活についての記事を多数掲載していますので、お困りごとがあるときには、参考にしてください。

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カンジダ菌は健康な女性にもある常在菌

カンジダ菌というカビの一種が、増えたり活発化することで発症するのが、カンジタ外陰炎です。


カンジダ菌自体は、どんな人でも体の中に存在してる常在菌です。


カビなので湿気が多いところを好み、口の中や腸、皮膚に常在していて、女性の10~30%は膣の中にもカンジダ菌がいるとされています。


このカンジダ菌が引き起こす病気は、他にも膣カンジダカンジダ膣炎などがありますが、デリケートゾーンといわれる尿道から肛門部分にかけて症状があらわれるものを、カンジダ外陰炎と呼びます。

カンジダ外陰炎はどんな病気?

デリケートゾーンに症状があらわれることから「性病なんじゃないか」と不安になる人もいますが、カンジダ菌というどんな人でも体にいる常在菌が原因なので、誰もが発症する可能性がある病気です。


普段は、自己の免疫力でカンジタ菌の活動を抑えていますが、体調が悪く免疫力が低下しているとき月経妊娠などでホルモンバランスが乱れているときなどに、カンジダ菌が活発化してしまいカンジタ外陰炎を発症してしまいます


症状は、適切な治療を受ければ、6日間位で治まりますが、カンジダ菌が体内から消えることはないので、1度治ったらもう発症しないという病気ではなく、何度も繰り返し発症することもあります。


むしろカンジタ外陰炎は、再発を繰り返しやすい病気です。

どうしてカンジダ外陰炎が発症するの?

カンジタ外陰炎がどんな病気かはわかっていただけたと思いますが、そこで気になるのが、どうして発症してしまうのかということだと思います。


発症しやすい状況は

  • 抗生物質を服用
  • 体調不良や寝不足
  • 月経前後・月経中、妊娠中
  • 通気性の悪い下着
  • 糖尿病
  • 性行為
以上の点に当てはまるとカンジダ外陰炎が発症しやすいとされています。

特に、抗生物質を使用した後に発症する人が多いです。もともと体調が悪い状況で抗生物質を使うことにより、カンジダ菌以外の細菌がいなくなり、カンジダ菌が増えるので発症しやすくなります。

体には、生活の中のタオルでふくとき、体を洗うとき、性行為などによって皮膚や粘膜に見えない小さな傷ができます。その傷から菌が感染することよってもカンジダ外陰炎が発症されます。

また、カンジダ菌はカビの一種なので、湿気が多く蒸れやすい環境が好きなため、梅雨から夏にかけて発症する人が多いです。同じ理由から、通気性が悪かったり、締め付けの強い下着を使用していると、発症しやすいといわれています。

こんな症状は受診しよう!カンジダ外陰炎の主な症状とは

カンジダ外陰炎の代表的な症状は以下の通りです。

  • デリケートゾーンのかゆみ
  • おりものの異常
  • 痛み

免疫力が戻ってくると自然に治ることも多いですが、かなり不快感を伴いますし、治療しないと治らないことももちろんあるので、やはり症状が出てきたら、早めに受診しましょう。

では、受診の目安となる症状について詳しく解説していきます。

女性のデリケートゾーンがかゆい

カンジダ外陰炎になるとあらわれるデリケートゾーンの「かゆみ」


かゆみのレベルは人それぞれ違いますが、1日中かゆくて集中することができなくなったり、夜眠れないほどかゆくなるという人もいます。


あまりのかゆさに我慢できず、かいてしまってデリケートゾーンに傷ができたり、赤く腫れてしまうこともあります。


かゆみは、本当にやっかいで、不快です。


かゆみのせいで生活に支障がでたり、ストレスをためるのもよくないので、早めに治療して、治してしまいましょう。

おりものがカッテージチーズ状になる

おりものは、生理前や排卵時などによって、変化しますよね。


おりものの量やにおいなどは、人によって個人差があるので、ご自身の正常な状態はどのようなものか、日頃から把握しとくといいですね。


カンジダ外陰炎に感染すると、おりものに以下のような異常がでます。

  • カッテージチーズ状
  • 白く、ポロポロしている
  • 水っぽい
  • 臭いがキツイ
  • おりものの量が増えた

これらは代表的なもので、他にも色がいつもと違い、気になって病院に行ってみたらカンジダだったという人もいますので、いつもと違い、違和感を感じたら受診することをおすすめします。

排尿時の痛みを感じる人も

カンジダ外陰炎の症状として、かゆみ・おりものの異常については、知っている人も多いかと思いますが、それに加えて排尿時性交時痛みを伴うことがあるということも覚えておきましょう。


排尿については、痛みだけでなく「回数が多くなったり、残尿感を感じる」ということがあります。膀胱炎の症状と似ています。


また、感染していると性交の時に痛みを感じたり、性交後に出血することもあります。

カンジダ外陰炎の検査方法は?


症状に気づいたときは、すぐに受診し診断してもらいましょう。


カンジダ外陰炎かどうか診断するためには、専門的な検査が必要になり、検査可能な診療科目は、性病科皮膚科泌尿器科婦人科です。


検査ときくと「痛いのかな」「デリケートゾーンを見せるのは、恥ずかしい」と不安になりますよね。


そこで、ここからは検査方法について説明していきたいと思います。

デリケートゾーンの特徴的所見

検査方法の一つは、医師が目で見て、カンジダ外陰炎の特徴的な症状があるかどうかを確認する方法です。


デリケートゾーンに炎症が起きていないか確認し、膣鏡診という膣の中や子宮の入り口を視認できる器具を使って、おりものの状態を確認します。


多くの場合は、視認とともにおりものを採取して、次で説明しますカンジダ菌がいるかどうかの検査も行います。

カンジダ菌の有無の検査

カンジダ外陰炎かどうかは、おりものにカンジダ菌がいるかどうかで診断されます。


それを調べる検査方法は、顕微鏡検査培養検査の2種類があります。


顕微鏡検査

綿棒などで採取したおりものを、顕微鏡で視認してカンジダ菌の有無を調べます。


その日のうちに診断できたりと結果が早くわかることは、メリットですが、カンジダ菌を見逃してしまう可能性が若干あることは、デメリットです。


培養検査

綿棒などで採取したおりものを培養して、カンジダ菌の有無を調べます。

おりものの中にカンジダ菌がいた場合は、カンジダ菌の塊(見て確認できるほどのサイズ)ができるので、カンジダ外陰炎だと診断ができます。

病院によっては、2つの方法どちらにおいても、おりものの採取を自分でするか、医師によって行うか選ぶことができるので、診察がどうしても恥ずかしいなどの時は、自分で採取できる病院を選ぶことをおすすめします。

レントゲン写真は撮らない

カンジダ外陰炎の検査は、基本的におりものを検査して診断します


子宮筋腫や子宮頸がんなどの他の婦人科系の病気のように、触診やレントゲンなどの検査はありません。


デリケートゾーンの検査ということで、病院に行くのをためらったり、抵抗感があることも考えられますが、そんなにかまえず、できるだけ早めに検査しましょう。

カンジダ外陰炎の治療方法とは?

カンジダ外陰炎と診断されたら、どのような治療をするのでしょうか?


治療は、増えたり、活発化しているカンジダ菌をなくすため、膣や外陰部の洗浄をつかっておこないます。


カンジタ外陰炎は、適切な治療をうければ、結構あっさりと症状は消えてしまいますので、症状に長いこと苦しまず、早めに治療を受けましょう。


ここでは治療について

  • 治療方法
  • 薬が効かないときの原因と対処法
この順で説明していきます。

カンジダ外陰炎の一般的な治療法は薬と洗浄

カンジタ外陰炎になっていると、膣カンジダカンジダ膣炎と呼ばれる膣の中にもカンジダ菌がいる状態になっていることが多いです。


そのような場合には、膣洗浄で膣の中の菌と余分なおりものを洗い流します


洗浄後、膣剤(膣の中に入れる薬)を入れて、外陰部のかゆみには、塗り薬を処方してもらいます。


膣剤は、1日1回自分で入れます。薬を入れたその日から症状の改善がみられ、6日間くらいで治まり、通常の状態に戻ります。


副作用が出ることは、ほとんどありません。


薬は、膣剤のほかに、経口薬で治療することもできますが、効果が出るまでに2~3日かかり、吐き気や頭痛といった副作用がでる可能性があります。また、妊娠中や授乳時の服用はタブーです。


そのため、洗浄と膣剤もしくは、膣剤だけの治療が主流です。それに加えて外陰部のかゆみや腫れには塗り薬で治療していきます。

薬が効かない場合はどうするの?

薬を使い始めてから、1週間程度で治まるのが通常ですが、症状が全然改善されなかったり、治まってもすぐにまた再発してしまうのには、次の原因が考えられます。


  • 糖尿病か他の菌の可能性
  • 免疫力を高める栄養が足りていない
  • 生活習慣に問題がある

特に糖尿病になっていたり、糖尿病の治療中だと、尿に多くの糖分が含まれているので、カンジダ菌が増殖しやすく、薬で治してもすぐに再発したり、薬が効かないことがあります。

カンジダ外陰炎を1年間に4回以上再発する人は、糖尿病や他のことが原因になっている可能性があるので、治療方法の見直しが必要になります。

再発の場合は市販薬で治療も可能

カンジダ外陰炎を治す膣剤や塗り薬は、ドラックストアなどでも手に入れることができ、小林製薬ロート製薬など様々な製薬会社から販売されています。


大型連休中や仕事が忙しいときなど、病院にいけないときにドラックストアで買えたら助かりますよね。


市販薬だと保険がきかないので、少し高いですが、薬の成分は病院で処方されるものとほとんど同じなので安心して使えます。


ただ、以下に当てはまる人は、この市販薬を使えないので注意してください。


  • 初めてカンジダ外陰炎と疑わしい症状がでた
  • 再発かどうか自分では判断ができない
  • 頻繁に再発する人
  • 糖尿病の人
  • 15歳未満60歳以上


性病や他の菌を原因とした病気でも、カンジダ外陰炎と似ている症状がでます。


そのため、自己判断でカンジタだと決めて市販薬を使っていても、実は違う病気が原因だったために治らず、本来必要だった治療が遅れてしまいます。


市販薬は大変便利ですが、再発の時のみ使い、初めての人や症状に不安がある人は、医師の診察を必ず受けるようにしましょう。

治療中のNG行為とは


治療中は、デリケートゾーンを清潔に保つよう心がけましょう。


おりもの用ナプキンは、こまめに取り換えて、タンポンの使用もやめた方がいいでしょう。


入浴時、デリケートゾーンにかゆみがあると、石鹸をつかってゴシゴシ洗いたくなりますが、基本的にデリケートゾーンには、普通のボディソープではなく、デリケートゾーン専用のものか、何もつけずに優しく洗ってください。


バスタオルなども治療中は、家族と共有することは避けましょう


バスタオルを介して、感染してしまうのを防ぐためです。


また、性行為によりパートナーも感染する可能性があるため、治療中はやめましょう。


女性の患者数が多いことから、カンジタは女性のものと思われがちですが、カンジタ菌は男性にも常在していますので、男性も発症することはもちろんあります。


そのため、男性でも女性でもパートナーのどちらかが感染した場合は、菌をうつし合わないためにも性行為は行わず、2人とも診察を受けて治療しましょう

かゆみやおりものの異常がなくなったら治癒?

かゆみやおりものの異常などがなくなり、症状が落ち着いたら治療完了となります。


大体の場合は、1週間前後で治癒となります。


ただ、カンジタは、非常に再発する可能性が高いものなので、1度治したからといって油断せず、体調管理や生活習慣に気を付けるなど、再発予防を心がけましょう

カンジダ外陰炎にならないための予防法は?

カンジタ菌は、蒸れて湿気の多いところが大好きです。


なので、できるだけデリケートゾーンは、清潔で乾燥した状態にしておきましょう。

  • ナプキンなどは、こまめに取り換える。
  • 下着は通気性がよく、締め付けがきつくないゆったりしたものを選ぶ
  • デリケートゾーンは専用の石鹸で洗う
  • お風呂上りは優しく拭いて、しっかり乾燥させる

排便時には、腸にいたカンジダ菌がデリケートゾーンに付着しないように、トイレットペーパーは、前側から後ろに向かって拭くようにしましょう。

免疫力を高めることも予防には大切です。日頃の生活の中で心がけるようにしてください。
  • バランスの摂れた食事
  • 充分な睡眠
  • ストレスをできるだけ感じない生活

以上のことをできるだけ生活の中に取り入れ、免疫力を高めて予防していきましょう。

まとめ:カンジダ外陰炎は塗り薬と膣錠で治そう!

ここまでカンジタ外陰炎について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • カンジダ菌はどんな人にもいる常在菌でカビの一種
  • カンジダ外陰炎は、女性なら誰でも発症する可能性がある病気
  • 体調不良や抗生物質服用後に発症しやすく、蒸れやすい季節は特に発症しやすい
  • カンジタ外陰炎の症状は、デリケートゾーンのかゆみやおりものの異常などがある
  • 検査方法は、培養法が主流である
  • 塗り薬や膣剤で治療する
  • 薬はドラックストアなどでも市販されている
  • 治療中は、デリケートゾーンを優しく洗い清潔にし、感染防止のためにタオルの共有、性行為は避ける。
  • 予防のためには、デリケートゾーンを清潔にし、免疫力を高める生活を心がける
ということでした。

カンジタ外陰炎は、かゆみやおりものの異常など、かなり不快感を感じる症状があらわれ、再発もしやすい病気です

ただ、適切な治療をすればあっさりと治ってしまうことが多いので、症状が出てきたら我慢せず、早めに受診しましょう。

そして治っても油断せず、生活の中で再発予防を心がけるようにすることも忘れないでください。

ほけんROOMでは、この他にも体の悩みについての記事を多数掲載していますので、お困り事があるときには、参考にしてみてください。

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