付属器炎でも加入できる女性保険はある?治療は保険が適用されるの?

付属器炎という病気はあまり聞き馴染みがありませんが、幅広い年齢で起こりうる病気です。この記事では、付属器炎について、病気の概要や保険適用されるかどうかを解説しています。女性失病特約にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  • 子宮付属器炎は卵巣や卵管で起こる炎症の総称
  • 症状が軽ければ投薬のみで完治可能
  • 民間・公的どちらの保険も適用される
  • 女性失病特約で保険金が上乗せできる
  • 子宮付属器炎の既往歴で保険に入りにくくなる可能性も
  • 引受基準緩和型や無選択型の保険は入りやすい
  • 子宮付属器炎にはさまざまな合併症がある
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子宮付属器炎とはどのような病気?保険の適用はあるか、民間保険の保障対象になるかを解説!

子宮付属器炎という病気をご存知ですか。聞き慣れない言葉ですが、文字通り女性特有の病気です。若年層から高年層まで幅広い年齢で症状が見られ、決して他人事にはできません。


そんな子宮付属器炎ですが、もしかかってしまった場合、保険適用はされるのでしょうか。保険適用外の病気で保険金が下りないのではないかと心配な人も多いと思います。


そこで、この記事では子宮付属器炎について、

  • 子宮付属器炎の概要
  • 保険適用はされるのか
  • 既往歴と保険契約の難易度
  • 子宮付属器炎でも入りやすい保険
  • 告知義務・告知違反について
  • 子宮付属器炎による合併症
  • 予防法

を解説します。特に保険適用や加入難易度を知っておくと、いつ発症してもいいように万全の準備ができますので、ぜひ最後までご覧ください。

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子宮付属器炎とは


子宮付属器炎
とは、子宮につながっている卵巣卵管で起こる炎症の総称です。一般的には最近が子宮から侵入し、卵管・卵巣にたどり着くことで発症しますが、原因はさまざま。


症状もわかりづらいものが多く、病気の進行期間によって3段階にわかれるため、事前に知っておかないと見逃してしまう可能性もあります。初期の状態で発見できれば、治療にかかる期間や治療の難易度は軽くなります。この章では子宮付属器炎について、

  • どんな症状が出るのか
  • どんな原因で発症するのか
  • 診断・検査方法の種類
  • 治療法・治療薬はあるのか

について説明します。検査方法や治療法はありますので、治らない心配はありません。治療薬に関してもいくつか種類が存在するため、一緒に確認しましょう。

症状は腹痛や生理痛に似た痛みから

子宮付属器の主な症状は以下のとおりです。

  • 下腹部の痛み
  • 吐き気
  • 発熱
  • 膿まじりのおりもの

子宮付属器炎の症状を詳しく見ると、急性期・亜急性期・慢性期に分けられます。順番に見ていきましょう。


急性期

お腹まわりの苦しさや痛みが出てきます。痛みはお腹の片方、両方に起こるケースがあり、卵巣炎や卵管炎が片側か両側かの違いです。また、急性期では発熱を起こし、嘔吐の症状も見られます。


亜急性期

炎症の状態が軽く自然治癒がはじまると、痛み・熱ともに2週間程度で治ってきます。遺体や発熱が続くようであれば倦怠感や排尿痛、排便痛が起きます。卵管口が狭まってしまうと、最悪の場合不妊や子宮外妊娠になるケースもあります。


慢性期

発病の原因によっては慢性期から始まることもあり、自覚症状がない人もいます。治りかけの段階で治療をやめてしまい、慢性化することも多く、注意が必要な時期です。

原因や感染経路は?性行為なしでの感染も

子宮付属器炎になる原因は細菌による感染が大部分を占めています。細菌の種類にはクラミジア・淋菌・大腸菌があり、若い女性でも性行為により感染する可能性が大きいです。


避妊リングをつけていても、長時間の使用で細菌が侵入したことがきっかけにもなります。ほかに考えられるのは、女性器を清潔に保っていなかったり、子宮に関連する手術をおこなったりすると、卵巣チョコレートのう胞悪性腫瘍から合併症を起こすケースです。


卵管から卵巣に広がるケースが多く、しだいに子宮まで炎症が拡大する場合も。膣からの感染は免疫力によるものが多いので、日頃から睡眠や食事、メンタルケアには気をつけて生活しましょう。

診断と検査方法

診断方法には大きく分けて以下5項目あります。 

  • 内診
  • 血液検査
  • 画像検査
  • 超音波・MRI・細菌検査
  • 腹腔鏡手術

内診とはどこに痛みを感じているのかの調査です。下腹部の触診をして、場所を特定する医療機関もあります。


血液検査は炎症反応をみて感染症・リウマチ・心筋梗塞などが起きているかを判断する調査方法です。子宮付属器炎の場合は細菌感染による炎症なのかを調べられます。


画像検査は子宮と卵巣内に腫瘍があるかどうかの検査です。子宮がんや卵巣がんの発見を目的とします。


超音波・MRI・細菌検査は原因となる最近の判別が可能です。前述で説明したクラミジア・淋菌・大腸菌のような細菌を区別します。


子宮の周辺が癒着しているようなら、腹腔鏡手術により治療を行う場合も。工程が多いと思われるかもしれませんが、大事なのは炎症を起こしている根本的な原因を取り除くことです。

治療法と治療薬

子宮付属器炎は抗菌薬や抗生剤による治療が可能です。症状の重さによって使う薬は異なり、軽度なら飲み薬、重度なら入院後に点滴をおこないます。


治療薬の種類には以下のものがあげられます。

  • セフェム系抗菌薬
  • テトラサイクリン系抗菌薬
  • ニューキノロン系抗菌薬

セフェム系抗菌薬は妊娠中の人でも使用可能な抗菌薬です。性行為による感染症が原因の場合はテトラサイクリン系抗菌薬ニューキノロン系抗菌薬を使用し、炎症の治療と同時に性感染症を抑えます。


炎症や痛みがひどいときは解熱剤や鎮痛剤が出されます。子宮や付属器に膿が溜まってしまったときは、症状が落ち着いたあとに膿出しも可能です。


投薬や点滴を続けても治らないときは、手術の必要が出てきます。手術では付属器や子宮の切除をしますが、たいていの場合は投薬治療のみで完治可能です。


前述したとおり、自身の判断で治ったと勘違いして薬をやめてしまうと、慢性化してしまいます。処方された薬は最後まで使い、最後に再検査をおこないましょう。

子宮付属器炎の治療に保険は適用される?民間の保険の保障対象になる?


民間保険の種類によっては子宮付属器炎の治療が保険適用になります。民間保険適用外になってしまっても、日本には公的医療保険がありますので、そこまで心配する必要はありません。


ではどんな民間保険が子宮付属器炎の保険適用になるのでしょうか。公的医療保険についても、詳しく知らない人が多いと思います。


この章では子宮付属器炎の保険適用について

  • 公的保険の高額医療制度が使える
  • 民間保険でも保険適用できる
  • 女性失病特約で保険金が増える

を解説します。それぞれの特徴を理解して、自分に必要な量の保険に入るようにしましょう。

子宮付属器炎は公的保険の治療対象

子宮付属器炎を治療する際は公的保険の高額医療制度を利用しましょう。高額医療制度とは、手術や入院で高額な医療費がかかってしまったときでも、事故普段額が一定の上限額だけで済むという制度です。


たとえば、治療や入院等あわせて30万かかってしまったとしても、自己負担額は約8万円になります。自己負担額の計算方法はその人の年収や年齢で変わりますので、詳しくは厚生労働省の資料をご覧ください。


なぜこのような制度が無料で使えるのでしょうか。高額医療制度の仕組みには国民健康保険料社会保険料が深くかかわっています。


日本では国民皆保険制度が採用されていて、国民全員の医療費を全員で負担しあうことになっています。この負担している医療費が健康保険料です。


保険料を支払っていれば受けられる制度ですので、子宮付属器炎にかかった際は利用しましょう。

民間の女性保険の対象になる可能性がある

民間保険でも子宮付属器炎が保険適用される商品はあります。また、女性失病特約がつけられる保険であれば通常の保険金への加算が可能です。女性失病特約とは、女性にしかない部位での病気や女性の発症が多い病気にかかったとき、保険金が多く受け取れる特約をいいます。

女性失病特約に適用される具体的な病気は以下のものです。
  • 乳がん
  • 子宮内膜症
  • 子宮がん
  • 卵巣のう腫
  • 帝王切開
  • 鉄欠乏性貧血
  • 下肢静脈瘤
  • 尿管結石 など
子宮付属器炎も適用されますが、投薬治療で完治するような軽度のものは適用外の可能性があります。もし民間保険の契約を考えるなら規約を確認しましょう。

しかし、前述のとおりほとんどの人は健康保険料を毎月払っているので、公的保険が利用できます。医療費の3割負担や高額医療制度により、高額の治療でも自己負担額はそれほど高くはなりません。

より手厚い保険ですべての医療費をカバーしたい人は民間保険を契約するといいでしょう。

子宮付属器炎の既往歴があると、保険に入りにくい?

結論から言うと、既往歴により多少の入りにくさはあります。しかし、治療の結果、子宮付属器炎が完治している場合は入れる保険が多いです。


保険契約を断られるケースは以下のようなものがあります。

  • 現在も子宮付属器炎の治療をおこなっている
  • 医者から入院や手術をすすめられている
  • 1年以内の健康診断で異常がみられた

紹介したケースは子宮付属器炎だけでなく、ほかの病気にも当てはまることです。また、保険会社や保険商品によっては上記のケースでも入れる場合がありますので、注意してください。

子宮付属器炎で一般の保険が難しい場合、入りやすい保険はある?


万が一、子宮付属器炎の既往歴で契約ができなかった場合、入れる保険はもうないのでしょうか。また、現在も付属器炎の治療をおこなっていて保険に入りたい人向けの商品がないか気になりますよね。


上記の人でも保険に入れる可能性はありますが、通常の商品との違いを把握しておかないと割高に感じてしまいます。この章では審査の緩いふたつの保険について紹介します。

  • 引受基準緩和型
  • 無選択型

「それぞれの保険を選ぶメリット、デメリットを聞いてもどれを選んだらいいかわからない。」、「どの商品が引受基準緩和型・無選択型か見分けられない」という人はマネーキャリア無料相談を活用する選択肢があります。


プロのFP(ファイナンシャルプランナー)と一緒に理想の保険商品を選べますので、一度お試しください。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、告知事項が通常の保険と比べて少ないことが特徴の保険です。後述しますが、保険契約の際は既往歴や加入時の健康状態について正確に伝えることを告知といいます。


前述の女性失病特約もつかないことも多いですので、注意しましょう。引受基準緩和型保険についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

無選択型保険

無選択型保険引受基準緩和型保険よりもさらに加入規制を緩和させた保険です。契約時に健康状態や既往歴の告知がないことが特徴になっています。


保険料が高いため、無選択型はあくまでもほかの保険に入れなかったときだけ検討するべき保険です。また、一般的な保険に入れるように、告知について理解をしておくことが大切です。


無選択型についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

保険の告知義務・告知義務違反について

告知義務とは保険契約の際に健康状態や職業、病気の既往歴を保険会社に申告する義務をいいます。告知義務を無視してウソの申告をするのが告知義務違反です。


なかにはうっかり告知し忘れてしまった事項にあとで気づくこともあるでしょう。その場合も、気づいた時点で速やかに申告する必要があります。


それでは、どうして告知をしなければならないのか、告知についてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。

子宮付属器炎から引き起こされる病気について


子宮付属器炎が長続きしてしまうと、合併症が起きてしまう場合もあります。合併症を起こさないためにも違和感を感じた時点で早めに医療機関へかかりましょう。


子宮付属器炎がの合併症には以下の病気があげられます。

  • 卵巣・卵管留膿症
  • 骨髄腹膜炎
  • 敗血症
  • 子宮外妊娠

それぞれどのような病気か、どのような症状が出るのかを順に解説します。

卵巣・卵管留膿症や骨髄腹膜炎

卵巣・卵管留膿症は、卵巣や卵管が炎症を起こし周囲と癒着したり、膿が溜まったりする病気です。下腹部の痛みや性交時の痛み、おりものが増えるなどの症状があります。


卵管・卵巣炎と合わせて起こりやすい症状の一種です。 骨髄腹膜炎とは、子宮や膀胱を覆う腹膜に炎症がおこる病気です。下腹部の痛みや発熱、悪寒や嘔吐などの症状が出ます。主な原因はクラミジアや淋菌による性感染です。


子宮付属器炎と同様に細菌の種類を検査で特定し、抗菌薬を投与して治療します。

敗血症

敗血症細菌による感染症が原因で起こる病気です。敗血症はさまざまな臓器で障害を起こし、臓器によって症状が異なります。


代表的な症状は悪寒やふるえ、発熱、発汗です。重症化すると心拍数の増加や血圧の低下、失神などを起こします。


どの部位で発症しても全身に症状が出てしまい、早期発見をし治療しなければ最悪死亡することもある重い病気です。治療方法は速やかに抗菌薬を投与するほか、障害の起きている臓器を摘出する場合もあります。

子宮外妊娠

子宮外妊娠胎芽・胎児が子宮内膜外で成長してしまう病気です。卵管や卵巣で着床するケースがあり、1%の確率で発症すると言われています。


妊娠6週目以降に子宮で胎のうが見られないとき、子宮外妊娠が発覚することも。そのまま成長が進んでしまうと、各付属器への負担が大きくなり出血する危険もあります。


初期の段階では自覚症状がなく発見が遅れることが多い病気です。

子宮付属器炎の予防方法

子宮付属器炎を予防するには、第一にデリケートゾーンの清潔さを保つことです。また、日頃から食事や運動、睡眠の質に気をつけて、免疫力を高めておきます。

異性と性行為をするときは、避妊グッズを使用して性感染症のリスクを下げることも重要です。また、普段から下腹部の痛みや発熱に注意し、少しでも気になることがあれば医療機関へ行くことをおすすめします。

まとめ

この記事では子宮付属器炎について以下のことを説明しました。

  • 子宮付属器炎は卵巣や卵管で起こる炎症の総称
  • 症状が軽ければ投薬のみで完治可能
  • 民間・公的どちらの保険にも適用
  • 女性失病特約で保険金が上乗せできる
  • 子宮付属器炎の既往歴で保険に入りにくくなる可能性も
  • 引受基準緩和型や無選択型の保険は入りやすい
  • 契約時の告知は誠実におこなう
  • 子宮付属器炎にはさまざまな合併症がある
  • デリケートゾーンを清潔にしておくことが予防になる

重症化・合併症を起こさないためにも、早期の状態で子宮付属器炎を発見することが大切です。


ほけんROOMではほかにも女性特有の病気や悩みについて、保険の観点から解説した記事を揃えています。興味のある人はぜひご覧ください。

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