病気が隠れているかも!月経不順(生理不順)の原因と受診の目安は?

月経不順の多くはホルモンバランスの乱れによるものですが、病気が原因で起きていることがあります。月経不順の原因となる病気は不妊にも関連するので、早めに見つけて治療する必要があります。そのほか月経不順の治療や、改善のためにできることをご紹介します。

内容をまとめると

  • 月経不順は、周期・経血の量・月経の長さが正常ではないこと
  • 3ヶ月以上月経不順が続いているときは受診が必要
  • 月経不順の原因の病気はホルモンの分泌をうまく行えなくしてしまう
  • 月経不順を放っておくと不妊につながる
  • 月経不順の主な治療は、排卵を起こすか、排卵を休むかのどちらか
  • 月経不順は無理なダイエット・過度なストレスの負荷・更年期で起きやすい
  • 食事や睡眠といった生活習慣を整えることで月経不順が改善することもある
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病気が隠れているかも!月経不順(生理不順)の原因と受診の目安は?


12歳頃の初潮から50歳頃で閉経を迎えるので、約40年間月経と付きあっていかなければなりません。


その40年の間に月経に関するトラブルが起きても、不思議はありません。

ただし、そのトラブルの原因が病気によって起きている場合もあります。


この記事では

  • 月経不順とは?
  • 月経不順があるときに考えられる病気
  • 月経不順の検査や治療
  • 月経不順の原因は?
  • 基礎体温の測定方法
  • 月経不順があるときに気をつけるべき生活習慣

についてお伝えします。


ぜひ最後までご覧ください。


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妊娠中の疾患・女性特有の病名一覧

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そもそも月経不順の定義とは

月経不順は、正常の月経に当てはまらない月経です。


まずは、正常の月経についてお伝えします。

  • 周期 開始から次の開始の前日まで、25〜38日
  • 量 20〜140ml 
  • 長さ 3〜7日


月経の周期長さ経血の量の異常によってそれぞれ名前がついているので、詳しく説明していきます。 


ホルモンの影響で月経不順が起きることが多く、放っておくと妊娠しずらくなることがあります。

よくある月経不順は頻発月経・希発月経・無月経など

月経不順の種類

月経不順にも色々ありますが、周期の面だけでみると

  • 月経周期が早いことを頻発月経
  • 月経周期が遅いことを希発月経
  • 月経がないことを無月経

といいます。


頻発月経

25日未満で、月経が繰り返しきてしまう


希発月経

39日以上、3ヶ月以内に月経がくる


無月経

妊娠はしていないのに3ヶ月以上月経がない 

月経周期以外の異常が起こることも

一般的に周期がばらばらだったり、一定ではないことを月経不順といいます。

ですが実際は、出る血液(経血)の量生理の長さも含まれます。

  • 生理がきてもそこまで血が出なかった、生理がきたらたくさん血が出る
  • 生理がきたのにすぐに終わった、生理がいつまでたっても終わらない

ような状態です。


月経不順の種類

経血量

  • 過少月経 経血量が少ない
  • 過多月経    経血量が多い

正常な経血量は20〜140mlですが、どれくらいかわかりにくいと思います。

過多月経の目安は、生理用品の交換が1〜2時間おきに必要なくらい、といわれています。


月経の長さ

  • 過短月経 月経が2日以内に終了する。
  • 過長月経 月経が8日以上持続する。

不規則・3ヶ月以上月経がこない場合は受診を!病気が隠れているかも

月経不順にも色々な種類があり、症状も人によって異なることはおわかり頂けたでしょうか? 


無月経の判断が、3ヶ月以上月経がないことなので、月経不順の状態が3ヶ月続けば受診したほうが良いでしょう。


ただし出血量が多いときや、他の症状が伴うときは迷わず受診をしましょう。


月経にはホルモンが密接に関連していて、バランスが崩れると月経不順が起きやすいことはお伝えしてきたとおりですが、病気で月経不順が起きていることがあります。

この記事では月経不順に関連する

  • 機能性子宮性出血
  • 黄体機能不全症
  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • 甲状腺の病気

をお伝えします。

機能性子宮出血

病気はないのに、月経以外で出血する状態です。

月経は子宮内膜がはがれ、血が出ますが、同様に子宮内膜で血が出ます。

症状

  • 周期的でなく、突然血が出る
  • 血の出る量が多い人もいれば、少ない人もいる
  • 血が出る期間も長引く人もいれば、すぐ出なくなる人もいる

原因

ホルモンのバランスの崩れで血が出る場合を機能性子宮出血とよびます。

ホルモンのバランスの崩れは月経不順の原因にもなるので、月経不順が起きやすい状態といえます。


不正出血との違い

不正出血は、病気があって血が出る場合を含みます。

機能性子宮出血はホルモンに関連した出血のみをいうので、検査をしなければわかりません。

黄体機能不全症

黄体の役割

卵胞から卵子が出ることを排卵といい、残った殻が黄体です。

受精が起きなければ2週間くらいでなくなります。

この黄体がホルモンの分泌を促し、分泌が増えると、子宮内膜が厚くなり妊娠の準備を始めます。


黄体機能不全

原因

黄体のはたらきが悪くなって、ホルモンの分泌も悪くなっている状態です。


症状

子宮内膜が厚くならないことで月経不順や不妊の原因になります。


黄体機能不全は、子宮内膜が厚くならないので、受精卵が子宮内膜にくっついて起こる着床がうまくいかなくなります。


そのため着床障害流産の原因になるだけでなく、先ほど説明した頻発月経不正出血が起こりやすくなります。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵胞症候群は、卵胞の成長ができず排卵が難しくなるので、成長していない卵胞卵巣の中にたまっている状態のがんリスクがある病気です。


症状

  • 月経不順
  • 無月経
  • 不正出血
  • 妊娠しずらい
  • 吹き出物やにきびが多くできる
  • 太る

といった症状があります。


原因

詳しいことはわかっていませんが、ホルモンが関連しているといわれています。

特に男性ホルモンと関連があり、男性ホルモンが多いことで起こります。


女性でも男性ホルモンが関連する

女性も男性ホルモンの分泌があり、そのはたらきは卵胞の成長に関連します。

通常よりも多く分泌されると、卵胞の成長を妨げてしまいます。

甲状腺の病気

甲状腺の役割

甲状腺で作られたホルモンが、体の色々な部位のホルモンの分泌を促す役割があり、月経や母乳に関連するホルモンにも作用します。

  • 月経を止める
  • 母乳の産生を促す

作用があります。


母乳を作っている間、体は月経をとめようとするので、甲状腺に何らかの異常があると排卵が起きにくくなったり、月経不順が起きやすくなります。


甲状腺の病気の症状

  • 機能低下 黄体機能の低下、月経過多、無月経、脈拍低下、筋力低下など
  • 機能亢進 過短月経、希発月経、脈が早い、息切れなど 

原因

  • 機能低下 詳しい原因はわかっていません
  • 機能亢進 自己免疫疾患といって、自分の正常な細胞を壊してしまうためといわれています

甲状腺は、月経や母乳に関連するだけでなく体の様々な部位を活性化させるホルモンを分泌しているため、甲状腺の異常で全身的な症状精神的な症状が出ることも多くあります。

病院での診療内容と治療法


婦人科を受診する際に、他の科を受診するときとの大きな違いは内診の有無です。


妊娠や出産を経験された方であれば、ご存知の方も多いと思いますが、内診は経膣エコーといって、膣から超音波の器械を入れて中の様子を観察します。


問診では月経の状況を伝えて、必要な検査をお医者さんが判断して行われ、検査の結果をみて必要な治療が決定されます。


こちらでは

  • どんな検査が行われるか
  • 月経不順の治療方法
  • 婦人科受診時の流れ

をお伝えします。 

まずは月経不順の原因を明らかにする検査を

月経不順の原因を明らかにするには検査が必要ですが、行われる検査は4つです。

  • 基礎体温 排卵があるかどうか
  • 薬剤投与 お薬で生理を起こさせ、女性ホルモンの量を検査
  • 採血 ホルモンの量を検査 
  • 超音波 いわゆる内診で、卵巣や子宮内膜の状態を観察


検査にかかる費用は、医療機関や検査の内容により異なりますが

  • 基礎体温 無料
  • 薬剤投与 400円程度
  • 採血 2500円程度 
  • 超音波 1500円程度
  • この他、初診料 850円程度

がおおよその目安になります。

月経不順の原因別の治療法

妊娠の希望の有無で治療が変わります


妊娠を希望する

排卵を起こすための薬剤投与で治療し、定期的に排卵を起こし月経周期を安定させます。


妊娠を希望しない、ホルモンに異常がある

ホルモンのお薬の投与で治療し、ホルモンを補充し月経周期を安定させます。 


経口避妊薬はピルともよばれ、ホルモンのお薬です。 

経口避妊薬は排卵を休ませる状態にするので、妊娠の希望があれば、用いられません。

婦人科ではどんなことをする?必要なものは?

婦人科では、主に問診検診が行われます。

受診前の最終月経や最終の性交渉を聞かれるので、答えられるようにしておきましょう。


受診の際の持ち物

  • 保険証
  • 生理用品
  • 最終月経や、基礎体温を測定していればわかるもの

受診の前の準備

  • 月経中の受診は極力控える
  • 前日の性交渉を控える

受診の当日は

  • スカートなど、内診を受けやすい服装
  • メイクは薄め

病院によって異なりますが、内診は子宮や卵巣の様子を観察するために行ったり、がん検診が一緒に行われるので、あるものとして準備してから受診しましょう。

月経不順で多い原因は?

月経不順はホルモンのバランスが崩れることで、起きやすくなることをお伝えしました。

病気でも月経不順は起きますが、原因の多くホルモンのバランスの崩れです。


ホルモンのバランスが崩れる原因として

  • 急激体重減少
  • 過度ストレス
  • 更年期

があげられます。


こちらでは、上記の月経不順が起きるメカニズムをお伝えします。

急激な体重減少

1年以内5kgの体重減少があれば月経不順が起きるといわれています。


一度女性ホルモンの分泌が悪くなったり、排卵がなくなってしまうと、体重が増えても元に戻らないことがあります。

戻らないときは、ホルモン剤を使用して治療する場合があります。


女性にとって、体重はとても気になるものですが、無理なダイエットは体に悪影響を及ぼします。 

ストレス

月経はホルモンと密接に関連することは、お伝えしてきた通りです。

過度なストレスで、ホルモンバランスに崩れが生じて月経不順無月経が起きます。

更年期の症状

更年期とは

閉経前後の5年間をいい、心身の様々な不調が現れやすくなります。


原因

月経が大きく関連しており、閉経に伴って起こります。

閉経は排卵がなくなり月経がなくりますが、閉経前にホルモンが懸命に排卵を促そうとしても、卵巣がその命令に従えなくなり、神経の調節がうまくできなくなってしまいます。


症状

月経不順のほかに、ほてりや動悸、うつ状態となることもあります。


更年期はホルモンと体のバランスがうまくとれなくなる時期で、他の病気にもかかりやすい時期であることが知られています。


女性の体が大きく変化する時期なので、更年期だからと思うのではなく、定期的に検診を受けたり、症状が重いときは受診をおすすめします。 

体調管理に役立てたい基礎体温の測り方

基礎体温は、

  • 月経〜排卵まで 低い
  • 排卵期 高い
  • 黄体期 高い

と変化するので、高温の時期があれば排卵があることがわかります。



毎朝決まった時間起床時動き出す前に、舌の裏に体温計を入れ測定し記録します。


30分ほど安静にしてから測定し、いつもと違う状況で測定したことを記録しておきましょう。

月経不順の場合に気をつける生活習慣

月経不順の原因で多いものをお伝えしましたが、他にもホルモンのバランスの崩れを起こしやすくなる要因があります。


こちらでは

  • 寝不足・ストレス
  • ダイエット
  • 冷え

についてお伝えします。

睡眠不足・ストレス解消

ストレスが月経不順の原因となることは、先ほどお伝えしました。

睡眠不足も体に負担がかかり、ホルモンバランスが崩れる原因になります


睡眠にも女性ホルモンが関連する

女性ホルモンの増減により、眠りが浅くなったり、強い眠気が出たりします。


月経不順の改善

ストレスを溜め込まずに、発散することが必要です。

また睡眠も睡眠負債という言葉があるようにに、適度良質な睡眠がとれるように心がけましょう。

過度なダイエットをやめる

体重と月経不順

1年に5kgというと、1ヶ月に換算すると0.5kg前後の減量であれば問題ないということになります。


エネルギーと月経不順

エネルギーの不足でも月経不順を起こすしやくなることから、食事制限なども避けるのが良いでしょう。


無理なダイエットは、月経だけでなく心身の不調の原因にもなるため、健康的適度な減量ができるように心がけましょう。

体質改善や体の冷えをとる

生活習慣の見直し

食事日々の生活習慣で、体質が改善することがあるので、ぜひご自分の生活習慣を見直してみましょう。


冷えの改善

また冷えは、月経不順のとも原因ともいわれます。

疲れやすければ、当然体にも負担がかかるので、月経不順の原因になります。


婦人科でもホルモンのお薬だけでなく漢方のお薬を処方している病院もあります。


ツボの刺激

三陰交というツボは、足の内くるぶしの一番高い位置から指4本程度上にあるのですが、刺激することで、婦人科系のトラブル全般冷えの改善効果が期待できます。

まとめ

月経不順についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?


この記事のポイントは

  • 月経不順は、周期経血の量月経の長さが正常ではないこと
  • 3ヶ月以上、月経不順が続いているときは受診が必要
  • 月経不順の原因の病気はホルモンの分泌をうまく行えなくしてしまう
  • 月経不順を放っておくと、不妊につながる
  • 月経不順の主な治療は、排卵を起こすか、排卵を休むかのどちらか
  • 月経不順は無理なダイエット過度なストレスの負荷・更年期で起きやすい
  • 食事や睡眠といった生活習慣を整えることで月経不順が改善することもある

でした。


ほけんROOMでは、ほかにも女性の特有の病気や女性保険に関する記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

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