女性に多い甲状腺機能低下症・橋本病の原因・症状・治療法は?

甲状腺機能低下症や橋本病という病気を耳にしたことがありますか?女性がかかりやすい病気ですが、その原因と具体的な症状、治療法について詳しくご紹介します。また病気になってしまったときの食事法や保険加入の仕方なども併せてご紹介します。

内容をまとめると

  • 甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が減ることでさまざまな全身症状が現れる病気
  • ヨウ素の取り過ぎに気を付け、ミネラルや亜鉛、ビタミンなどを積極的に取り入れ、低カロリーな食事を取るようにすることが大切
  • 甲状腺機能低下症を抱えている人は、引受基準緩和型保険への加入がおすすめ
  • 告知義務違反とならないよう、保険加入時には病気をきちんと申告することが大切
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女性に多い甲状腺機能低下症・橋本病の原因・症状・治療法は?


甲状腺機能低下症というと、女性がかかりやすいというイメージはありますが、具体的にどんな症状になるのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

病気について知らないと、気づかないうちに病が進行していたらどうしようと不安になりますね。

甲状腺機能低下症になると月経異常や不妊など深刻な事態となってしまうこともあるものの、初期段階ではわかりにくい病気です。

そこで今回は、甲状腺の病気について詳しくご紹介します。

この記事の内容は、

  • 妊娠中の疾患や女性に多い疾患の一覧
  • 甲状腺機能低下症ってどんな病気なの?
  • 甲状腺機能障害になったら食事面でどんなことに気を付ければいいの?
  • 甲状腺機能低下症になったときの保険加入の状況
  • 症状を隠したままで保険に加入できる?

です。


病気について知識を持つことで、早期発見や症状の緩和につながりますので、ぜひ最後までご覧ください。

妊娠中の疾患・女性特有の病名一覧

甲状腺機能低下症とはどんな病気?


甲状腺機能低下症とは、甲状腺の働きが低下することで甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなる病気です。


甲状腺ホルモンは全身の細胞の新陳代謝を促して活動性を高める働きをし、「成長ホルモン」「アンチエイジング・ホルモン」などとも呼ばれる大切なものです。  ホルモンの分泌量が少なくなると代謝が悪くなり、だるさやむくみなどの症状が現れます。


ここからは、

  • いろいろな症状が出てくるので病気に気づきにくい
  • 主な治療法

という順に、どのような病気なのかを詳しくご紹介していきます。

甲状腺機能低下症では様々な症状が出るため、他の疾患と間違われることも

甲状腺ホルモンは、
  • 新陳代謝を促す
  • 交感神経を刺激する
  • 成長・発達を促す
という役割を持っている大切なものです。

甲状腺機能低下症は、この甲状腺ホルモンの分泌が低下することで次のような症状が見られます。
  • 体温の低下
  • 全身倦怠感
  • 顔・全身のむくみ
  • 食欲は落ちるが体重が増加する
  • 肌が乾燥する
  • 便秘
  • 記憶力の低下
このようにさまざまな症状が見られるため、更年期障害、自律神経障害、うつ病、認知症など他の疾患と勘違いされてしまうケースもあります。


甲状腺機能低下症は年齢を問わず発症しますが、加齢に伴い発症率は上がります。


橋本病は甲状腺機能低下症の代表的な病気です。自己免疫の異常により甲状腺に炎症が起きる病気で、20代から40代の女性に多く見られます。

治療法は甲状腺ホルモン薬の服用が主

甲状腺機能低下症の治療は、軽症の場合は定期的に検査を行い経過観察します。

症状が強く表れているときは、甲状腺ホルモン薬を服用します。薬は少量から始まり検査結果を見ながら量を調整します。適した薬の量がわかるまでに数カ月間かかります。

冠動脈疾患や不整脈など心疾患を抱える人や高齢の人は、特に慎重に薬の調整が行われます。

また、妊娠中や妊娠を希望する人の場合は特に注意が必要です。甲状腺ホルモンが不足すると胎児の脳神経の発達に大きな影響を与えるからです。医師の指示に従い早急に対応しましょう。

その他、栄養不足を改善し、バランスの良い食事をすることを心がけることも大切です。

甲状腺機能障害の方が気をつける食事方法

甲状腺機能低下症になった人は、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。


服薬での治療は長期にわたることもありますので、焦らずおおらかな気持ちで向き合うことも大切です。


ファストフードを減らして、野菜を中心とした食事にし、適度な運動を取り入れることで心身ともにリフレッシュする時間を持ちましょう。


甲状腺の機能が低下しているときは、筋肉に代謝も低下しています。そのため、激しい運動よりもヨガやウォーキングなど有酸素運動をするとよいでしょう。


ここからは、甲状腺機能が低下した人におすすめの食事法を、

  • ヨウ素を含む食品を適度に摂る
  • カロリーバランスを考える

という順にご紹介します。

ヨウ素食品を取りすぎないよう気をつける

ヨウ素は甲状腺ホルモンを作る材料で、昆布やわかめなどの海藻類に多く含まれています。日本人は日常でヨウ素を十分に摂取できる環境にいます。

大切な栄養素であるヨウ素ですが、過剰に摂取すると甲状腺ホルモンが分泌されなくなるという特徴があります。そのため、甲状腺機能低下症の人が必要以上に摂取すると危険です。

ヨウ素を含む食品は控えるようにしましょう。

ヨウ素が含まれているのは、
  • 昆布
  • わかめ
  • ひじき
  • 海苔
  • もずく
などがあります。

その他、キャベツ、白菜、蕪などアブラナ科の野菜は抗甲状腺物質が含まれるので控えるとよいでしょう。また、食品添加物などの化学物質を含む食品やアルコール、カフェインなども控えましょう。

低カロリーな食事を意識する

甲状腺機能障害の人が積極的に摂取したい栄養素は、
  • ミネラル
  • 亜鉛
  • ビタミンA
  • ビタミンB群
などが挙げられます。

甲状腺機能低下症は代謝機能が低下しますので、玄米や全粒粉を使用したパンや麺類、大豆製品などで効率的にミネラルビタミンB群を補給しましょう。

亜鉛は、甲状腺を正常に機能させる働きがあります。牡蠣や魚介類、アーモンドなどに亜鉛は多く含まれます。

また、甲状腺の機能が低下すると、全身の倦怠感があるため体を動かすことがどうしても減ってしまいます。加えて代謝が落ちるので体重が増加することもあります。そのため、摂取カロリーを抑えた食事にするよう心がけましょう。

その他、便秘の改善や貧血、脂質異常症など合併症の治療も必要に応じて対処しましょう。

甲状腺機能低下症は保険に入りづらい?


甲状腺機能低下症で入院をすることは稀ですが、この病気で悩まされている人であれば合併症や別の病気での入院や通院となったときに備えて、保険に入っておきたい、と思う人もあるでしょう。

ですが、保険に加入するときは「告知義務」がありますので、何らかの病気を抱えていると一般的な保険に入るのが難しいケースもあります。

そんなケースをカバーするために、病気を抱えていても加入しやすい保険がありますので安心してください。

ここからは、
  • 引受基準緩和型保険
  • 無選択型保険
についてご紹介します。

甲状腺機能低下症の告知の緩い引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険は、加入時の告知項目が少ない保険です。

引受基準緩和型保険は告知項目が少なく設定されているため、加入時の審査が緩くなっています。

引受基準緩和型医療保険の告知事項は、例えば、
  • 最近3カ月以内に、医師から入院・手術・検査を勧められた
  • 過去2年以内に、病気やケガで入院した
  • 過去5年以内に、がん・肝硬変・統合性失調症などで治療・投薬などを受けた
などです。

3つの項目すべてが「いいえ」であれば加入できますので、甲状腺機能低下症を患っていても保険に入ることができます。

引受基準緩和型保険について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。メリットやデメリットなどがわかるのでぜひご覧ください。

告知のほとんどない無選択型保険

甲状腺機能低下症に悩まされている人のなかには、肝硬変など他の病気を抱えている人もあるかもしれません。

引受基準緩和型保険はご紹介したように告知事項がありますので、肝硬変などを患っていると加入することが難しくなってしまいます。

そんなときでも無選択型保険ならどなたでも加入できるので安心です。。

無選択型保険は通常の保険と違って告知事項がないため健康状態を伝える必要がありません。そのためどんな病気を抱えていても加入ができるのです。

ただし、引受基準緩和型保険も無選択型保険も保険料は割高となってしまいます。そのため加入時には本当に必要かどうかを慎重に判断しましょう。

なお、無選択型保険については、次の記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

条件付きで加入できる保険探しは、マネーキャリアで!

入院や通院など万が一の場合に備えて医療保険や生命保険に入ってきちんと備えておきたいと考える人はたくさんいらっしゃると思います。

けれど、過去に大きな病気をしたとか、服薬しながら様子を見ている病気を抱えているなどといった人は、通常の保険に入ることは難しく、保険選びに困ってしまいます。

引受基準緩和保険など、加入条件が緩い保険なら病気を抱えていても入ることができますが、保険料が割高であったり、保障が不十分であったりといったデメリットもあります。

一人で保険選びをするのは簡単なことではありません。病気を抱える人が保険探しをするときには、プロに相談することをおすすめします。


マネーキャリアなら、経験豊富なファイナンシャルプランナーが保険選びの相談に無料で応じてくれます。プロに相談して、本当に自分に合った保険は何なのかを聞いてみましょう。

甲状腺機能障害を隠して保険に入ることはできる?

ところで、甲状腺機能障害など何らかの病気を抱えていることを、保険加入時に申し出なかった場合はどうなるのでしょうか。

ご紹介してきたように保険に加入するときは、契約前に審査があり、そこで告知が必要とされます。

告知の時点で、虚偽の申告をしたり、故意ではなくても申告漏れをしたりしたときには、契約自体が解除になったり取り消されたりして、十分な保障が得られなくなってしまいます。

契約が取り消されると、保障が得られないだけでなく解約返戻金も返ってきませんので注意が必要です。

病気を抱えている人は隠さずに正直に申告しましょう。

なお、告知義務違反については次の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

参考:甲状腺機能障害の代表的な病気


甲状腺の機能が低下すると、肌がカサカサになったり全身にむくみが見られたりとさまざまな症状が出てきます。このような症状が見られたときには、内分泌内科で検査をしてもらいましょう。

血液検査や超音波検査などが行われ、病気の診断がなされます。血液検査では甲状腺ホルモンの分泌量が正常であるかが確認されます。

その他、甲状腺の機能を診断するために「シンチグラフィー」という画像検査を行うこともあります。

甲状腺の病気として代表的なものには、
  • バセドウ病
  • 橋本病
が挙げられます。

ここからはこの代表的な病気について詳しくご紹介します。

バセドウ病

バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。

原因

自己免疫疾患ですが、その原因ははっきりとわかっていません。何らかのウイルス感染や強いストレスが関係しているとも言われています。

主な症状

  • 動悸
  • 全身倦怠感
  • 月経不順
  • 暑がり・多汗
  • イライラする
  • 甲状腺の腫れ
  • 眼球突出

治療法

症状が軽い場合は薬物療法を行います。甲状腺ホルモンを低下させるために抗甲状腺剤を服用します。


放射性ヨウ素内用薬療法を行うケースもあります。薬物療法よりも短期間で効果が現れますが、妊娠中であったり授乳中であったりするとこの治療を受けることはできません。


甲状腺の腫れがひどい場合や薬物療法で効果が見られない場合は、手術により甲状腺を切除します。ただし喉元に多少の傷が残りますし、合併症などのリスクは避けられません。

橋本病

橋本病は甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなってしまう病気です。

原因

自己免疫疾患で、免疫異常によりリンパ球が甲状腺を破壊することで甲状腺に慢性的に炎症が起きている状態です。原因ははっきりとしていませんが、遺伝も関係あるのではと言われています。

症状

  • 手や顔のむくみ
  • 全身倦怠感
  • 声がかすれる
  • 皮膚の乾燥
  • 月経過多
  • 甲状腺の腫れ
  • 首の違和感・圧迫感

治療法

一過性の場合は特に治療の必要はありません。甲状腺機能の低下が見られる場合は薬物療を行い、甲状腺ホルモン薬を服用します。


内服薬は1日1回ですが、血液検査でホルモンの分泌量を確認しながら量を調整します。


甲状腺ホルモンの分泌量が減ると内臓の機能が低下したり動脈硬化の原因となったりしますので、しっかりと補充することが大切です。

まとめ

ここまで、甲状腺機能低下症についてご紹介してきましたがいかがでしたか。


この記事の内容をまとめると、

  • 甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が減ることでさまざまな全身症状が現れる病気。
  • ヨウ素の取り過ぎに気を付け、ミネラルや亜鉛、ビタミンなどを積極的に取り入れ、低カロリーな食事を取るようにすることが大切。
  • 甲状腺機能低下症を抱えている人は、引受基準緩和型保険への加入がおすすめ。
  • 告知義務違反とならないよう、保険加入時には病気をきちんと申告することが大切。

でした。


全身倦怠感が続く甲状腺機能低下症はとてもつらいものです。ヨウ素や食品添加物などを控え、適度な運動を取り入れながら体質改善を図りましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい女性保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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