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樹木希林が75歳で死亡。経歴・全身がんまでの経緯など徹底解説!

2018年9月15日、全身がんで惜しまれつつこの世を去った樹木希林さん、彼女は独自の“がんとの向き合い方”を実践し、がん治療と芸能活動を両立していました。今回は、樹木希林がこだわったがん治療法について、乳がんとその治療を保障するがん保険を解説します。

全身がんで死亡した樹木希林の75歳までの輝かしい経歴

2018年9月15日、全身がんで惜しまれつつこの世を去った樹木希林さん、数々の映画やテレビ、CMで活躍した名女優でした。


全身がんになりながらも、芸能活動を引退しなかった樹木希林さんの仕事への情熱に頭の下がる思いがしますね。


しかし、そこには樹木希林さん独自の“がんとの向き合い方”があったことは、ご存知でしたでしょうか。樹木希林さんのがんとの向き合い方を理解することで、がん患者・そのご家族が今後のがん治療に活かせる“何か”があるかもしれません。


そこで、この記事では「樹木希林さんから学ぶ、がんとの向き合い方」について


  • 樹木希林さんが自らを表現した「全身がん」の経緯
  • 全身がんでも元気に仕事ができた樹木希林さんの治療法
  • 乳がんとがん保険の見直しをする意味

以上のことを中心に解説していきます。             
 

この記事を読んでいただければ、樹木希林さんがどのような方針でがん治療を行いながら、芸能活動を続けることができたのかを知ることに役立つと思います。          

ぜひ、最後までご覧ください。


樹木希林の代表的な映画作品は?

樹木希林さんは数多くの映画作品に出演しています。芸術性の高い作品やアクション映画、劇場アニメまで幅広く演じられています。


  • 湖の琴(1966年東映)
  • 野菊の墓(1981年松竹)
  • 半落ち(2005年東映):第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞
  • 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年松竹):第31回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞
  • 歩いても 歩いても(2008年シネカノン):第32回日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞
  • 悪人(2011年東宝):第34回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞
  • わが母の記(2011年松竹):第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞
  • あん(2015年エレファントハウス):第39回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞受賞
  • エリカ38(2019年):遺作

樹木希林が自らを表現した全身がんとは?全身がんという言葉はない?

樹木希林さんは自らを「全身がん」と宣言していましたが、全身がんという病名のがんは存在しません。


樹木希林さんは、ご自分の身体のあちこちにがんが転移してしまった状態のことを、こう呼んだのです。


こちらでは、樹木希林さんの全身にがんが転移した経緯について解説します。

始まりは乳がん?乳がん発症から全身がんに転移した経緯

樹木希林さんが、がんを発症したのは乳がんからと言われています。その発症から全身に転移した経緯は次の通りです。


  • 2004年9月に医療機関で「乳がん」と宣告される。
  • 2005年1月に右乳房の全摘手術を受ける。
  • 2007年に同じ場所でがんが再発、放射線治療を受ける。
  • 2008年に腸、副腎、脊椎へのがんの転移を確認後、全身にがんが転移したことを宣告される

乳がんになった有名人は?小林麻央や北斗晶も乳がん経験者!

乳がんになった有名人は主に次の方々です。


  • 生稲晃子:2013年12月、右胸の全摘手術
  • 北斗晶:2015年9月、右胸の全摘手術
  • 南果歩:2016年3月、乳がん(ステージ1)の診断により手術
  • だいたひかる:2016年12月、右胸の全摘手術
  • 小林麻央:2017年6月死去(34歳没)
  • くりた陸(漫画家):2017年7月死去(54歳没)
  • さくらももこ(漫画家):2018年8月死去(53歳没)

全身がんでも元気に仕事ができた樹木希林の治療法は?自然治癒にこだわりが

全身がんでも精力的に芸能活動を行っていた樹木希林さんは、いったいどんながん治療を受けていたのでしょうか?


そこには、ご自分の身体と向き合った樹木希林さん独自のがん治療の方針がありました。こちらでは、樹木希林さんの実践した治療法を解説します。

頑なに、がん治療しない選択をするがん闘病生活

樹木希林さんは乳がん発症後、まったく治療をしなかったというわけではありません。実際に、2005年1月に右乳房の全摘手術を受けています。


しかし、術後女性ホルモン剤を飲むように医師に勧められ、1ヶ月試飲したものの、身体の不調から取りやめています。


2008年に全身にがんが転移したことを宣告された時から、生活の質を低下させないで芸能活動を行いながら、元気に生活できる状態を維持する方針を決めたといわれています。


その後、樹木希林さんは、身体に負荷のかかる抗癌剤治療・手術治療を一切受けないことを選択しました。

実は、鹿児島県で1回300万の放射線治療を受けていた?

樹木希林さんは抗癌剤治療・手術治療を一切受けないことを決意する中、放射線治療は継続的に受けていたようです。


この放射線治療ならば、副作用の大きな抗癌剤治療や身体に負担のかかる外科手術とは違い、仕事をしながら十分に治療を継続できます。


放射線治療について


放射線治療とは、がん組織に放射線を照射して治療する方法です。手術に耐えられる体力がなくても、治療を受けることができます。がん治療全般に用いられます。


放射線治療はがんの主要な治療法の一つであり、費用は50万円前後となります。放射線治療に公的医療保険が適用される場合、15万円程度が患者の自己負担となります。


ただし、放射線治療は保険適用外の治療法もあるため、治療を受ける際は医師にしっかりと保険適用の有無を確認する必要があります。


放射線治療法の種類


現在の放射線治療では外部照射と内部照射が使用されています。


外部照射については次の種類があります。


  • 一般的な高エネルギー放射線治療:がん治療で最も多く使われている放射線治療法です。電子線・X線を多方向から正確に照射します。
  • 三次元原体照射:コンピュータやCT、MRI、PET等の画像を使用し、がんの大きさ・形状・部位を特定し、がんと周囲組織を立体的に再現後、がんの大きさ・形状に合わせ放射線を正確に照射します。
  • 強度変調放射線治療:放射線治療計画装置(専用コンピュータ)による最適化計算で、がん組織へ高い放射線量を照射し、逆に隣接する正常組織には放射線量を軽減することを可能にした治療方法です。
  • 定位放射線治療:がんの病巣に対し多方向から放射線を集中させる治療方法です。定位照射またはピンポイント照射とも呼ばれます。通常の放射線治療よりも周囲の正常組織への線量を極力減少させることができます。
  • 粒子線治療:陽子線治療・重粒子線治療を指します。陽子や重粒子等の粒子放射線のビームを病巣に照射する治療法の総称です。現在先進医療と認可されている治療法として有名です。


内部照射については次の2種類があります。


  • 密封小線源治療:照射装置を管、針、ワイヤー、粒状等の形状の容器に密封して、がん組織やその周囲組織に直接挿入する方法です。子宮がん等の場合には、腔内にあらかじめカテーテルを配置し、その管を通して照射装置を送り込むことで治療します。
  • 非密封の放射線同位元素を用いた治療:経口薬や静脈注射によって体内に照射装置を取り込む方法です。

ただし、樹木希林さんの場合は、主に用いられている放射線治療と異なる治療を行っていました。次にその最先端の放射線治療法を説明します。

四次元ピンポイント照射療法


四次元ピンポイント照射療法とは、X線の照射の際に人間の呼吸によってずれてしまう照射部位を補正して正確な照射を行う方法です。

特に肺がん・乳がんでは呼吸によって胸が膨らんだり、しぼんだりするので、どうしてもX線の照射部位がずれてしまいます。

そこで、あらかじめ患者の呼吸のリズムを分析し、呼吸で動く腫瘍に合わせ照射位置を変えつつ行うという治療法です。

非常に進歩的な放射線治療ですが、この治療は保険適用外で1回300万円ほど治療費がかかるといわれています。

また、どんな医療機関でも受けられるわけではなく、現時点では鹿児島県にあるumsオンコロジークリニック」の1ヶ所でしか行われていません。

次項では、四次元ピンポイント照射療法を行っている「umsオンコロジーセンター長」植松稔氏について取り上げます。

樹木希林や千代の富士の放射線治療に携わっている「umsオンコロジーセンター長」植松稔氏はどんな人?

現在、植松稔氏は鹿児島にあるumsオンコロジーセンター長として、四次元ピンポイント照射療法を駆使し患者さんのがん治療に貢献しております。


植松稔氏は、アメリカのハーバード大学で、脳に転移したがんへ放射線をピンポイント照射する方法について学びました。


帰国後、植松氏は講師として赴任した防衛医大で、四次元照射ができる装置の前身となる機器を開発しました。1994年より肺がん、乳がん等へ放射線治療を始めています。


当初、医学界には植松氏の理論を理解してくれる方々があまりおらず、医療機器メーカーや彼の理論に賛同した数名の専門医の人達とともに機器を独自開発していきました。


2006年10月から植松氏は、現在のumsオンコロジーセンターに移り、独自開発した放射線治療法を実践しています。


現在では、極めて正確な放射線治療法として日本国内外から高い評価を受けています。この放射線治療法は、樹木希林さんの他、九重親方(元横綱・千代の富士)も実践しています。

14人に1人の女性がなると言われている乳がん。乳がんとがん保険について、見直ししておきましょう。

乳がんは有名人の方々で発症したことが報道されるなど、最近注目を集めているがんです。乳がんは、発症リスクが40代後半~60代以降に多く、 乳房の乳腺にできる腫瘍を指します。


乳がんは乳房のあらゆる部分に発生するおそれがあり、早期の場合は自覚症状がほとんどありません。


進行すれば次のような症状が現れます。


  • 胸にしこりのような物がある
  • 月経周期に関係なく乳房が痛い
  • 乳首から血が混じったような分泌物が出る
  • 乳頭や乳輪部のただれ
  • 乳房の皮膚が赤く腫れる
  • 乳頭が極端に陥没する
  • 脇の下の腫れ
どれか一つでも当てはまるのなら、できるだけ早く医療機関で受診することが大切です。

がん保険のほとんどの商品で乳がんは治療保障の対象になっています。特に女性疾病保険やがん保険に女性疾病特約を付ければ、通常の入院給付金(日額)に加え5,000円~10,000円が上乗せされるサービスもあります。

がん保険だけに加入している女性の方々は、女性疾病保険への保険見直しや、女性疾病特約の付加を検討することも考えておきましょう。

特に乳がんの場合は、乳房の全部または一部を摘出しなければならない状況も考えられます。治療が成功しても、乳房の外観に深く傷ついてしまう女性がいらっしゃることでしょう。

その場合に「乳房再建術」という方法で見栄えを良くすることができます。しかし、この再建術に必ずしも公的保険が適用されるとは限りません。

そこで、女性疾病保険やがん保険の女性疾病特約の中には、この再建術の保障も盛り込んだ保険商品があります。

がん保険(女性疾病保険)は、単なるがん治療のみならず、女性の心のケアに配慮した治療保障を設定している商品が数多いです。

まとめ

樹木希林さんから学ぶ、がんとの向き合い方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。   


今回の記事のポイントは


  • 樹木希林さんが自らを表現した全身がんとは、身体のあちこちにがんが転移してしまった状態のこと
  • 樹木希林さんは抗癌剤治療・手術治療を一切受けないことを決意する中、放射線治療は継続的に受けていた
  • 樹木希林さんの受けていた放射線治療は、四次元ピンポイント照射療法である
  • 乳がんは早期発見が大切、気になったら速やかに受診する
  • がん保険(女性疾病保険)は、単なるがん治療のみならず、女性の心のケアに配慮した治療保障を設定している商品がある
でした。

樹木希林さんが貫いたがん治療の方針は、医師の意見を鵜呑みにするのではなく、ご自身の症状を自分で納得し、その上で仕事と両立させたということを意味します。

ご自分にとって最善の方法を選んだといえるでしょう。

樹木希林さんのご冥福を心からお祈り致します。

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