旦那に生命保険(死亡保険)の保険料はいくら払うべき?夫の保険

家族の万が一に備える旦那の生命保険は、保険料やかける金額の平均がいくらくらいなのか気になりますよね。そして、「夫の生命保険はいくらかけるべきだろう?」と悩んでいる方も多いことでしょう。そこで、旦那様の生命保険はいくらかけるべきかについて解説していきます。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

旦那に生命保険はいくらかける?


旦那様は家族の大黒柱、まさかの事態を想定して生命保険(死亡保険)の死亡保険金は充実したいものです。

そして、家計の負担にならない保険料(掛け金)を支払い、下りる死亡保険金額が家族の生活を支えるのに十分ならば安心ですよね。

しかし、生命保険の保険料(掛け金)はいくら位が丁度よいのかご存知でしょうか?

生命保険契約の際、下りる死亡保険金額を高く設定すれば、それだけ保険料も高額になります。

いくら家族のためとはいえ、割高な保険料を支払うことで家計に重い負担となるのは避けたいものです。

そこで、この記事では「旦那様の生命保険料の平均はいくらで、死亡保険金額はどの位になるか」について
  • 旦那様の生命保険における保険料(掛け金)の決め方はどうするか
  • 旦那にかける生命保険料の目安はいくらか、死亡保険金額はいくら位になるのか
  • 収入保障保険への加入も考える
以上のことを中心に解説していきます。         

この記事を読んでいただければ、各家庭で旦那様に毎月いくら位の生命保険を掛けているのか、その保険料(掛け金)でいくら位の死亡保険金額が下りるのか、を知ることに役立つと思います。       

ぜひ、最後までご覧ください。 

また、ほけんROOMでは他にも保険に関する記事や、どの保険相談窓口を選べば良いかと言った記事を公開しておりますので、お悩みの方はそちらも合わせてご覧ください。

夫の生命保険にかける保険料の決め方を解説

生命保険では、保険契約の際に死亡保険金を高く設定すれば、旦那様のまさかの事態の時、それだけ大きな金額の死亡保険金を受け取ることができます。

しかし、毎月の保険料は高額となり、保険契約を継続することが困難になる場合も想定されます。

そこで、ご自分の家計の状況を把握し、無理なく継続できる保険料(掛け金)を決めることが大切です。

こちらでは事例をあげ、旦那様が亡くなったとき遺族に必要な生活費(支出)、および遺族へ支払われる公的年金(収入)を解説します。

夫婦での保険加入についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

STEP1:万が一の生活費に必要な金額を算定

旦那様が亡くなった場合、それ以後に必要な生活費を算定してみます。

(事例)
  • 夫35歳・妻32歳・長男0歳の3人家族
  • 夫35歳で死亡
  • 子は公立の幼稚園~高校を経て国立大学に入学すると仮定
旦那様が亡くなった後に必要となる費用は下表の通りです。
費用金額
葬式費用                            300万円
子の教育費(幼稚園~国立大学卒業まで)      800万円
 子が大学卒業までの必要な生活費(妻32歳~54歳)  6,000万円
子の独立後の妻の生活費(妻が85歳で亡くなった場合)6,000万円
合計13,100万円

STEP2:公的年金から遺族に支払われる金額を算出

公的年金

亡くなった旦那様が国民年金のみを払われていた場合は「遺族基礎年金」が、旦那様が国民年金に加え、厚生年金も払っている場合は「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」等が遺族に支払われます。

(事例) 
  • 夫35歳・妻32歳・長男0歳の3人家族
  • 夫35歳で死亡(2000年6月)
 
遺族基礎年金
子供が1人なので

基本額779,300円+加算額224,300円=年額1,003,600円

夫の死亡時が6月なのでその年の年度末である3月までの9ヶ月の支給額

月額83,633円×9ヶ月=752,697円

子供が18歳になる年度末までの支給額合計

752,697円+(1,003,600円×17年)=17,813,897円

遺族厚生年金

子供が1人なので、(遺族基礎年金+遺族厚生年金)×12ヶ月

(遺族基礎年金月額83,633円+遺族厚生年金月額42,855円)×12ヶ月=年額1,517,855円

夫の死亡時が6月なのでその年の年度末である3月までの9ヶ月の支給額

(83,633円+42,855円)×9ヶ月=1,138,392円

子供が18歳になる年度末までの支給額合計 

1,138,392円+(1,517,855円×17年)=26,941,927円

遺族には、子が18歳になるまでにおよそ2700万円が支払われることになります。
その後、事例の場合は奥様へ65歳になるまで、遺族厚生年金+中高齢寡婦加算が年額1,098,755円ずつ支払われ、65歳になれば遺族厚生年金の他、ご自分の老齢年金が受け取れることになります。

STEP3:万が一の場合の必要額を出す

STEP1・2で算出した金額を使い、実際の万が一の場合に必要な金額を目安であっても出すことができます。


計算式は以下の通りです。この金額は家庭によって異なりますので、現在の収入や子どもの年齢、これからの将来設計に合わせて、考えておくのが良いでしょう。

必要な生活費-公的機関から受け取れる金額=保険で掛けておくべき金額

また、考えるのが難しいという方は、無料保険相談で保険のプロに相談されるのもおすすめです。保険のプロはたくさんの家庭のライフスタイルをみていますので、ご家庭の事情に合わせた保険やそのプランをご提案することができます。


オンライン相談では「マネーキャリア」の保険相談もおすすめです。 


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旦那様にかける生命保険料の相場と死亡保険金の平均


各ご家庭では旦那様にかける生命保険料がいくら位で、死亡保険金額はいくら位となっているのでしょうか?

こちらでは、旦那様の生命保険料の平均金額を参考に、いくら位の死亡保険金額を設定しているかを算出してみます。

旦那様の生命保険料は平均金額◯円!

年間払込保険料を集計すると、男性の生命保険料の平均額は年間22.8万円となっています(生命保険文化センター「生命保険の保険料は年間どれくらい払っている?」を参照)。

これを月払保険料に直せば、毎月19,000円を支払っていることになります。

当然、旦那様の年齢や年収、家族構成等によって保険料はバラバラといえますが、概ね目安になる金額と言えます。

次項では、この目安となる月払保険料を支払い続ければ、いくら位の死亡保険金額が受け取れるのか、各社の生命保険商品を参考に比較してみます。

参考:収入保障保険への加入も検討してみよう

生命保険と同じような保障内容を持つ保険に収入保障保険があります。

ただし、この保険は、生命保険のように遺族が一括で受け取れるわけではありません。

旦那様(被保険者)の死亡した月から「毎月いくら」という形で、契約終了まで死亡保険金を受け取ることができます。

生命保険の他にも不安を軽減するために、他の保険に合わせて入tたり、特約をつけるなどの選択肢もたくさんあります。

不安な点は個人で違ってきますので、なかなか解決策が見つからない場合には、保険相談を利用してみましょう。

第三者が客観的に話し合いに入ることで、保険の加入が簡単になるかもしれませんね。

マネーキャリアでは訪問型・オンライン型などとても手軽な無料保険相談を実施しております。

下のボタンから簡単に申し込みできますので、初めての方も是非ご利用くださいね。

収入保障保険は合理的な保障を受けつつ保険料を節約できる

収入保障保険の一番の特徴は、旦那様(被保険者)の死亡する時期が、契約期間の後の方になっていくほど下りる保険金額も減っていくという点です。

つまり、子がまだ小さく教育費もたくさんかかる時期に手厚い死亡保険金を備え、子が就職し多額の保険金が必要ない頃には死亡保険金も減っているという、非常に合理的な保険商品と言えます。

さらに保険料が安いこともメリットです。

例えば、死亡保険金総額が契約時点(30歳)で約3,000万円、旦那様が退職する65歳で保険期間が満了するように設定した場合、およそ月払保険料が3,000円程度で保障が受けられることになります。

生命保険料の平均は前述したように19,000円でしたから、随分保険料を節約できることになります。

旦那様の生命保険(死亡保険)の保険料はいくらにすべきかのまとめ


旦那様の生命保険料の平均はいくらで、死亡保険金額はどの位になるかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

今回の記事のポイントは、
  • 旦那様が亡くなった場合、以後に必要な生活費は多額になるが、遺族基礎年金または遺族厚生年金を利用することで、生活費をある程度賄うことは可能
  • 旦那様(男性)の生命保険料の相場はいくら位かといえば、月払で19,000円が目安となる
  • 生命保険(終身保険)の場合なら、月払で19,000円の保険料で1,000万円程度が下りる
  • 収入保障保険は保険料が安く、まさかの時の死亡保険金を合理的に備えることができる
でした。

単に生命保険料の目安が19,000円だからといって、その金額を保険料として設定することは早計です。

ご自分の世帯の貯蓄や家族構成、旦那様の年収等を考慮し、保険料はいくら位が妥当か、死亡保険金はいくら必要かを旦那様と相談して決めることが大切です。

ほけんROOMでは他にも保険に関する記事や、どの保険相談窓口を選べば良いかと言った記事を公開しておりますので、お悩みの方はそちらも合わせてご覧ください。

生命保険の選び方が気になるという方はぜひこちらを読んでみてください。

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